
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』B(演技2/演出2/脚本2/撮影3/音響2/音楽3/美術3/衣装2/配役2/魅力2/テンポ3/合計26)
『評論』
個人的に、成海璃子があまり好きではありません。
演技も上手いとは思いませんが、演技云々の前に、彼女のもっている独特な空気感がどうも合わないんですよね。なのになぜ、本作を鑑賞したかと言うと、テーマ曲であるDreams Come Trueの「きみにしか聞こえない」 が耳に残ったからなんですよね(^^;)
というか、ぶっちゃけ、ドリカムもそんなに好きではないのですが、映画の予告で流れるドリカムのこの曲を聴いてから頭から離れなくなって・・・で、気になって気になって鑑賞に到ったという次第なんですよね(^^;)
あ、ちなみに、成海璃子の相手役である小出恵介ですが、彼もデビュー当時からあまり好きではなく・・・

何というか、個人的にイケメンだと思わないのに、そういう役が多かったので納得いかなかったというかw
でも、TVドラマ「のだめカンタービレ」で真澄ちゃん役を演じてから、面白い俳優だなと思い直して、最近注目してたりするんですよね(;´▽`A``
さて実際に、本作を鑑賞しはじめてまず思ったのが「イルマーレ」のパクリじゃんって(^^;)
あちらに劣化複製される事はあっても、こちらが複製というのは・・・なんかちょっと複雑でした・・・

ただ、鑑賞後、ちょっと調べてみたら、本作の原作である乙一氏の「きみにしか聞こえない Calling You」は2000年4月に出版されているらしく、「イルマーレ」の公開が2000年9月だったので、パクりではなかったみたいですね(´▽`) ホッ
まぁ、そういうひっかかりもあって、そこまで感情移入できなかったのが正直な感想なんですが、ただ、話の流れ自体は嫌いじゃないんですよね。時間軸が微妙に関係しながら、ラストのシーンを2度見せる所なんて、個人的に大好物な演出ですしwww
ただ、展開はばりばり予想通りですし、片瀬那奈なんて、出演した段階でどういう人物なのかすぐに解りましたし、もう少しひねりというか、サプライズが欲しかったなぁ~なんてwww

それにしても、こういう映画は嫌いじゃないのですが、どうも、
「世界の中心で、愛をさけぶ」が大ヒットして以来、このジャンルの映画ばかりが目立つというか・・・
「いま、会いにゆきます」、
「ただ、君を愛してる」、「そのときは彼によろしく」と・・・そろそろもういいんじゃないかな?って思ったりします。
しかも、この手の映画って、必ず、どちらかが重い病を抱えていたり、障害をもっていたり・・・そして決まって最後には亡くなってしまうって・・・うーん、この設定に頼り過ぎている気がするのは私だけでしょうか?
正直、病気も障害も死もなく、純粋に恋愛映画として勝負する邦画を期待します(;´▽`A``

さて、本作のキャストについては、小出恵介はまぁ可も無く不可も無くというか、悪くはなかったですが、飛びぬけて良くもなかったと思います。
ただ、主人公である成海璃子。彼女の演技はダメですねぇ~(;´▽`A``
上手い下手以前に、演技が出来ているのかな?と。頭で考えて演じようとしてるんでしょうかね?ラストの叫ぶシーンなんて、観ていてかなり痛かったです(^^;)
小出恵介の演技は前述の通り、普通だったのですが、成海璃子の演技がひどかったので、上手く感じてしまいました。
後は、国語の教師を高田延彦が演じていたのにはちょっと笑いましたw
『内容』ある出来事をきっかけに、友達との接し方がわからず内向的になってしまったリョウ(成海璃子)。
友達のいない彼女は携帯をもっていなかったのだが、ある日、公園で玩具の携帯電話を拾ってしまう。鳴るはずのない玩具から着信音が・・・恐る恐る出てみると、シンヤ(小出恵介)という見知らぬ青年からの電話だった・・・
『配役』相原リョウ/成海璃子
野崎シンヤ/小出恵介
原田リョウ/片瀬那奈
相原伸子/古手川祐子
相原哲司/中野英雄
相原ミキ/坂田梨香子
山口先生/高田延彦
保健の先生/羽田実加
リサイクルショップ従業員・吉田/石川伸一郎
戸田/岩城滉一
野崎サチ/八千草薫
『監督』 荻島達也
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