
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』B+(演技3/演出3/脚本3/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役2/魅力3/テンポ3/合計32)
『評論』
某映画のように「この映画の結末は、決して誰にも言わないでください」という注意と、世紀のマジック対決という謳い文句に引かれて鑑賞したのですが、そこまで期待していなかったせいか、まぁまぁ面白かったです。映画前半の伏線的なカット割りに加えて、時間軸が言ったりきたり、登場人物の関係性など非常に解り辛かったので、本作に入り込むのに時間がかかりましたが、話が進むにつれて段々と解りにくかった点が明確になってくると面白さが増し入り込んでいけました。
ただ、あれだけ結末を押していたわりには、オチが弱すぎたのはどうかと思いますし、あり得ない装置を必須なものとしてしまったのは若干残念だったかなというか、物足りない感じがします。

まぁ、あの装置あっての本ストーリーが完成するので、仕方ないとは思いますが・・・(^^;)
さてさて本作の内容ですが、個人的には、ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイルが良きライバルとしてマジック対決を繰り広げるものかと思っていました。
ところが実際に鑑賞してみると、そんな綺麗なものではなく、人間の嫉妬や憎悪、執着等、負の部分の感情を中心に、相手のトリックを盗んだり、邪魔をしたりと想像とはかけ離れた内容でした(^^;)
新しいネタの開発に躍起になる側ら、相手の足をひっぱり合うというのは、観ていてあまり面白いものではないのですが、ある意味、そういう汚さを描写することで、現実離れしすぎた本ストーリーにリアルさを加えてバランスを保っていた気もしました。

ちなみに、本作の複雑な時間軸描写に設定が理解できる中盤あたりで、ヒュー・ジャックマンの結末もクリスチャン・ベイルの謎もある程度読めてしまうのは、ちょっと残念ですね。
もう少し、ラストでの大どんでん返し的な感動が欲しかったのですが・・・
さてさて本作の配役ですが、主演は、ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイル。
「X−MEN」vs
「バットマン」と、両者ヒーロー同士の対決ですw
クリスチャン・ベイルは、そんなにヒーローという感じはしないと思いますが、ヒュー・ジャックマンは、
「X−MEN」や
「X−MEN」「ヴァン・ヘルシング」などのイメージが強すぎて、どうしてもヒーロー的な感じに見えてしまいます(^^;)

また、本作の主軸がヒュー・ジャックマン側に傾いていた事も重なって、ヒュー・ジャックマン側目線で鑑賞していた気がします。
そのせいで、結末がどうしてもしっくりこず、見終わった後に違和感というか・・・
もう少し、クリスチャン・ベイル目線にたてる演出が欲しかったなぁと・・・
あと、スカーレット・ヨハンソンですが、個人的に本役は微妙な気がしました。
いつも彼女の作品をみると、その美しさとセクシーさから大きな存在感を感じるのですが、本作では彼女の魅力が生きていなかった気がします。やはり彼女は脇役というキャラではないのではないでしょうか?

どちらかというと、冒頭でちょっとでてきたパイパー・ペラーボの方が存在感があった気が・・・(^^;)
カッターを演じたマイケル・ケインやデヴィッド・ボウイは、まぁまぁ良かったのではないでしょうか?
ちなみに、本作においてパイパー・ペラーボ演じたジュリアの死の原因である、クリスチャン・ベイル演じたボーデンの紐の結び方の謎というか真相が明かされぬまま本作は終わったのですが、あれは結局、クリスチャン・ベイルの秘密と直結していたと考えて良いのでしょうか?(;^_^A アセアセ・・・
『内容』19世紀末のロンドン。「グレート・ダントン」ことロバート・アンジャー(ヒュー・ジャックマン)と「プロフェッサー」ことアルフレッド・ボーデン(クリスチャン・ベイル)は、アンジャーの妻ジュリア(パイパー・ペラーボ)の死から対立し、互いに相手を出し抜くべく新しいトリックの開発に躍起になっていた・・・
『配役』ロバート・アンジャー/ヒュー・ジャックマン
アルフレッド・ボーデン/クリスチャン・ベイル
カッター/マイケル・ケイン
オリヴィア/スカーレット・ヨハンソン
ジュリア・マッカロー/パイパー・ペラーボ
サラ/レベッカ・ホール
ニコラ・テスラ/デヴィッド・ボウイ
アリー/アンディ・サーキス
エドワード・ヒバート
サマンサ・マハリン
ダニエル・デイヴィス
ジム・ピドック
クリストファー・ニーム
マーク・ライアン
ロジャー・リース
ジェイミー・ハリス
ロン・パーキンス
リッキー・ジェイ
モンティ・スチュアート
『監督』 クリストファー・ノーラン
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