
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』B(演技3/演出3/脚本3/撮影2/音響3/音楽2/美術2/衣装2/配役3/魅力3/テンポ2/合計28)
『評論』
例の如く、予告編を観てDVDの鑑賞を決めていた本作ですが、行きつけのレンタルショップには1本しか入荷されず、なかなかレンタル出来ませんでした。
結局、鑑賞できたのはレンタル開始から随分経ってからだったのですが、まぁそれなりに楽しむ事が出来たと思います。
ちなみに本作の原作については、全然知らないのですが、ネット等でのレビューでは、原作からかけ離れてしまっているようで酷評が目立ちますね。ただ、個人的には原作を知らなかったので、これはこれで面白かったように思います。

何というか、なしくずし的に物語が進む感や、霊同士の戦い等やり過ぎ感があったり、突っ込みたくなるような箇所も多々あるのですが、これはこれで本作の味というか、色になっている気がしたので、許容範囲内かな?というのが個人的な感想です。
ちなみに予告を観る限り、主人公である須賀健太演じる一路が事故に遭い、幽体離脱をして冒険をする的な話を想像していたのですが、実際に鑑賞してみるとちょっと想像と違っていて、事故による幽体離脱から霊を見ることが出来るようになった一路が、近所のトンネルにいるという成長する少女の幽霊と出会い、彼女が存在するようになった真相と、その想いを理解するというものが軸になっていました。

その少女の話に、自らの両親も密接に絡んでくるのですが、その他のエピソードだったり、登場人物も主軸となるエピソードに絡めていたのは、なかなか良かったのではないかと思います。
個人的には、主軸となる少女の霊のエピソードも良かったと思いますが、やはり、運動会のエピソードが一番良かったですね。
ありがちなストーリーなのですが、親友から家族を託された西村雅彦演じる父・大路郎。
そしてその親友の死の責任を一手に引き受けながら言い訳もせずに、残された親友の家族の面倒を見るというストーリー。
それに加えて、亡くなった父親に遠慮して新しい父親を受け入れるべきが悩む子供に対して、励ます杉本哲太演じる父親・猛のエピソードは、ちょっとウルっときますね(^^;)

このハートウォーミング路線で全体的に展開していけば良かったと思うのですが、変に幽霊同士の戦いなどを入れてしまったり、それがまたショボイCGだったりしたのは、マイナスだったのではないでしょうかね?
主人公の一路を演じたのは、最近良く見かける須賀健太。個人的には、演技がオーバーというか自然な感じがせず、作っている感が出すぎてしまっている為いつも違和感があるんですよね。ただ、本作の丸坊主での画柄だったり、西村雅彦と並んでのシーンは画的になかなか面白かったのではないかと思います。

また、一路の母親を演じたのは篠原涼子。彼女は、最近幅広くいろんな役を演じていますよね。
個人的に、そのどれもがなかなかクォリティが高いというか、個人的にはとても器用な女優だなと思っています。
ちなみに本作では、母親役ということだったので、鑑賞し始めたときに、
「下妻物語」の母親役のようにチョイ役なのかなと思っていたんですよ。そしたら、意外に重要キャラだった訳で、ビックリしました(^^;)
過去のパーマ姿でのストリートミュージシャン設定もなかなか面白かったですw
あと印象に残ったのは、やはりもたいまさこですね。
コミカルなばぁさん役では、彼女右に出る者はいないのではないかと・・・(^^;)
『内容』とある港町に暮らす悪ガキ花田一路(須賀健太)は、トラックとの衝突事故から幽体離脱を経験し、幽霊の姿が見えるようになってしまった。そして、そんな一路の前に近所のトンネルにいるという成長する少女の霊があらわれた・・・
『配役』花田一路/須賀健太
花田寿枝/篠原涼子
花田大路郎/西村雅彦
沢井真彦/北村一輝
香取聖子/安藤希
村上猛/杉本哲太
吉川のばあちゃん/もたいまさこ
村上美代子/中島ひろ子
花田徳子/大平奈津美
医師/濱田マリ
花田徳路郎/上田耕一
運転手/六平直政
半海一晃
『監督』 水田伸生
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