
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』B+(演技3/演出3/脚本4/撮影3/音響3/音楽4/美術3/衣装3/配役4/魅力4/テンポ3/合計37)
『評論』
ご存知のように本ブログでは、毎週
興行収入ランキングの記事をアップしています。
その中で、本作が2週続けてランクインしたのに加えて、主人公が大好きな西田敏行、そして原作が浅田次郎ということで、レンタル開始を心待ちにしていました。
で、実際に鑑賞してみたのですが、予想以上に面白かったと思います。
ネットの批評を見ると、賛否両論というか、どちらかというと否定的なレビューが多いように感じますが、個人的には面白かったのではないかと思います。

前にも書きましたが、個人的に西田敏行が好きなので、評価が甘くなってしまうというのもありますが・・・w
さて本作の内容ですが、浅田次郎作品らしいストーリーで、死後、初七日まで現世に戻ることを許された西田敏行演じる椿山と、綿引勝彦演じるヤクザの武田、本当の両親を知らない少年雄一が繰り広げるハートウォーミングストーリーです。
そして、それぞれ自分の正体がばれないように、椿山は全くタイプが正反対である伊東美咲演じる和山椿として、綿引勝彦演じるヤクザの武田は成宮寛貴演じる竹内弘実として、そして少年雄一は、志田未来演じる少女として現世に戻ります。

雄一は、本当の両親を捜す為、ヤクザの武田は抗争を阻止する為に、それぞれ現世に戻ることを許可されたのですが、肝心の椿山は、あまりにも重大な事実を知らずに死んだ為、気の毒だという理由で許可されます。そして、それぞれが自らの目的に従い、行動するという話です。
椿山のストーリーは、あまりにも可哀相すぎる話なのですが、その他の武田と雄一のストーリーは、思わず涙を誘うような感動的な話です。
詳細な内容には触れませんが、気になった方は鑑賞してみてはどうでしょうか?

さてさて、本作の一番の見所は、なんといっても西田敏行演じる中年親父の役を、伊東美咲が演じるというポイントではないでしょうか?
正直、伊東美咲に演技力があるとは思えなかったので、不安だったのですが、逆に演技力がなかったから効を奏した気がしますw
何というか、突拍子もないあり得ない設定を演技力のない伊東美咲が演じることで、役へのぎこちなさが、この設定をよりリアルなものにした感があるんですよね。ちなみに、ラストシーンで、伊東美咲と西田敏行の映像がダブるシーンがあるのですが、大爆笑してしまいましたw

あと、伊東美咲が西田敏行の現世での姿と知らない、成宮寛貴演じるヤクザの武田が、彼女を口説くシーンがあるのですが、あのシーンも面白かったです。
エレベータで伊東美咲の首筋にキスをした成宮寛貴を、実際の姿で再現するのですが、西田敏行の首筋にキスをする綿引勝彦は、かなり強烈でしたw
時間は、約2時間とちょっと長めですが、原作がしっかりしているせいか、非常にうまくまとまっていたと思いますし、ラストもすっきりした感じで後味も良い作品だったのではないかと思います。
エンディングソングのコブクロの「あなたへと続く道」もマッチしていて良かったです。
『内容』デパートに勤める椿山和昭(西田敏行)は、バーゲンセールの途中、脳溢血の為突然死した。
残していってしまった家族、ボケた父親、21年未払いの住宅ローンと未練の多い椿山だったが、天国と地獄の中間地点「中陰役所」で、初七日まで現世に戻ることを許された・・・
『配役』椿山和昭/西田敏行
和山椿(椿山和昭)/伊東美咲
竹内弘実(武田)/成宮寛貴
蓮子(雄一)/志田未来
マヤ(中陰役所の担当者)/和久井映見
椿山陽介/須賀健太
知子/余貴美子
武田/綿引勝彦
椿山昭三/桂小金治
市川大介/國村隼
市川静子/市毛良枝
椿山由紀/渡辺典子
嶋田/沢村一樹
雄一/伊藤大翔
雄一の育ての母親/西尾まり
施設の女先生/茅島成美
純一/松田悟志
卓人/青木崇高
喫茶店マイルスのマスター/藤村俊二
『監督』 河野圭太
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