
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』B(演技2/演出2/脚本2/撮影3/音響2/音楽3/美術3/衣装4/配役2/魅力2/テンポ2/合計27)
『評論』
ご存知のように、前作からキャスト変更があり、主人公であるハチが宮崎あおいから市川由衣。レンが松田龍平から姜暢雄。シンが松山ケンイチから本郷奏多へ変更となりました。
シンについては、元々松山ケンイチが演じるのに外見的にも無理があったと思いますし、本郷奏多への変更は、外見的にも年齢的にもより原作に近づいたと言えるのではないでしょうか?
また存在感がある本郷奏多だけに、個人的にはなかなか良いキャスティングだったのではないかと思います。

欲をいえば、せっかくレイラ役に伊藤由奈がいるだけに、レイラとシンの恋も描いて欲しかったのですが、時間的に無理でしたね(^^;)
レンについては、キャスティング失敗かなと。松田龍平が独特の威圧的とでもいいましょうか雰囲気をもっていてそれが、レンによく合っていたと思うのですが、姜暢雄はまた違った感じな訳で、前作のイメージが強すぎるだけに、違和感がありまくりでした。
そして一番の要であるハチの変更ですが、やはり想像した通り大失敗でしたね。

市川由衣も、前作の宮崎あおいの演じたハチに近づけるべく努力しているのは、観ていて痛いほど伝わってきました。それが解りすぎるだけにかえって痛かったですね。
そもそも、前作で宮崎あおいがハチのイメージや方向性を印象付けただけに、それを払拭するには、また違った市川由衣オリジナルのハチを演じる必要があったと思うのですが、結局は、宮崎あおいの真似に徹していた訳で、それが一番の失敗の原因ではないかと思います。
また、比較的演技力がなくても務まるホラー作品の
「サイレン FORBIDDEN SIREN」での演技を見ても解るように、宮崎あおいの代役は正直厳しかったですね。

逆に宮崎あおいの演技力の高さを証明してしまうようになってしまったのは皮肉な話ですね。
まぁ、演技力以前に、本作の内容自体が妊娠、軽薄、二股、芸能ニュースと前作に比べて暗いというか、面白くないというか、難しかった点も前作に劣る点ではないかと思います。
時間的な都合やキャラクタの違いなどから降板した宮崎あおいですが、或いは、このストーリーを想定していてスルーしたのではないかとも思えますね。
また同じく主演である中島美嘉も、そんなに演技力があるとは思わないのですが、前作では宮崎あおいという演技面で引っ張って言ってくれる存在がいただけに、相乗効果というか、非常に良く思えたのですが、本作では、演技面でのリーダー的な存在がいなかったという点も辛かったですね。

テンポも、ストーリー的なテンポに加えて俳優達の演技の間もあまり良くなくて悪く感じました。前にも書いたように、演技面でのリーダー的存在がいれば少しは変わってきたのではないでしょうか?
内容自体は、原作をなぞる形でけっこう忠実に作られていたとは思いますが、時間の都合からたくさんのエピソードをカットしている訳で、些か強引な感じもあったと思います。
ただ、やはり今回の敗因はキャスト変更の失敗ではないかなと・・・
『内容』矢沢あい原作の人気コミック「NANA」実写映画版第2弾。
ハチ(市川由衣)は、同居人のナナ(中島美嘉)に内緒で、トラネスのタクミ(玉山鉄二)と付き合っていた。憧れと寂しさからタクミを求めていたハチだったが、そんなハチをタクミは満たしてくれる訳ではなかった。その後、ナナのバンドメンバーのノブ(成宮寛貴)に告白され、タクミと別れてノブと付き合うことに・・・
『配役』大崎ナナ/中島美嘉
小松奈々/市川由衣
一ノ瀬巧/玉山鉄二
寺島伸夫/成宮寛貴
岡崎真一/本郷奏多
芹澤レイラ/伊藤由奈
高木泰士/丸山智己
本城蓮/姜暢雄
藤枝直樹/水谷百輔
能世あんな
高山猛久
ベンガル
村松利史
宍戸留美
池田鉄洋
山内あゆ
中村まこと
今奈良孝行
村杉蝉之介
辻修
中村靖日
土田英生
森田ガンツ
佐藤真弓
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美保純
田辺誠一
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