
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』B+(演技4/演出3/脚本3/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力3/テンポ4/合計36)
『評論』
最近は、ミュージカルにもなっていて、ご存知の方も多いと思いますが、少年が、ある日突然大人になるというトム・ハンクス主演の「ビッグ」という映画があります。
個人的に、彼の出演している作品のなかでこの「ビッグ」が一番好きで、幾度となく観ているのですが、本作は、この「ビッグ」の少女版という感じの映画でした。
ちなみに、最近のトム・ハンクスってあまり好きじゃないんですよね(^^;)
「フォレスト・ガンプ」あたりから、観客に媚びるというか、他人からの評価を第一に考えているというか、そういう姿勢が見えると興醒めになる訳で、この「ビッグ」の頃の彼に戻って欲しいなぁ・・・なんて(^^;)

さてさて話を戻しますが、本作は、前述にも書きましたが13歳の女の子がある日突然、30歳になってしまうというストーリーです。
「ビッグ」と違うのは、少女と少年という違いの他に、「ビッグ」は、自分だけが歳をとったという設定だったのですが、本作は、自分だけではなく周りも歳をとっています。そうつまり、30歳の自分にタイムスリップしたという点です。てっきり、主人公だけが歳をとるものだと思っていたので、ちょっとびっくりしたのですが、タイムスリップしてみて、少女時代の時代背景が十数年前だったのも納得。
好きなストーリーの他に、大好物のタイムスリップものまで絡んでいるなんて、ラッキーと感じたのを覚えています。

また、「ビッグ」では大人になって、大人の女性と知り合い恋をするのに対して、本作では、成長した幼馴染の男の子に恋する訳で、そういう細かい設定が違っていたのも楽しめたポイントではないかと思います。
さて本作で、主人公のジェナは突然30歳の自分にタイムスリップする訳ですが、30歳のジェナは、13歳の頃に憧れていた全てを手にしている理想そのものな訳で、戸惑いはあるものの当初は悪い気はしません。
ところが、何もかも手に入れた理想の自分を、客観的に観る事で本当に大切なものを見失っている事に気づくんですよね。そして、自分が外見ばかりで憧れていたものが本当に大切な事ではないと気付く訳です。

こういう展開の映画ってよくあるのですが、本作は、13歳の自分という言わば他人のような存在を通して30歳の自分を客観視する事で、スムーズにその描写ができたのではないでしょうか?
また、切ないラストシーンが印象的な「ビッグ」も良かったのですが、、本作は心温まるハッピーエンドという感じで、こっちも良かったと思います。
配役ですが、主人公であるジェナを演じたのはジェニファー・ガーナー。最近、彼女は「デアデビル」や
「エレクトラ」等で、格好良い女性を演じていますが、個人的にはこういう映画のように、少女チックな女性の方がしっくりくる気がします。

それにしても、本作での彼女の生き生きとして演技は素晴らしかったです。30歳のジェナの後ろにはっきりと13歳のジェナを垣間見る事ができました。
彼女のこの演技があるからこそ本作は成立したのではないでしょうか?
また、成長した幼馴染マットを演じたマーク・ラファロも良かったと思います。
ちなみに、吹き替え版は、ジェニファー・ガーナーが三石琴乃、マーク・ラファロが関俊彦だったと思いますが、さすが中堅どころの実力派声優ということで、上手かったです。吹き替え版も個人的にはお薦めです。
『内容』13歳の誕生日、親友のマットと喧嘩したジェナは押入れで「30歳になりたい」と強く願ったのだが、目覚めた時、彼女は本当に30歳のキャリアウーマンになっていた。30歳のジェナ(ジェニファー・ガーナー)は、憧れていた全てのものを手にしていたのだが・・・
『配役』ジェナ/ジェニファー・ガーナー
マット/マーク・ラファロ
ルーシー/ジュディ・グリア
リチャード/アンディ・サーキス
ビバリー/ キャシー・ベイカー
トリッシュ/キルスティン・ウォーレン
ウェンディ/リン・コリンズ
フィル・リーヴス
クリスタ・B・アレン
ショーン・マークエット
ジョー・グリファシ
『監督』 ゲイリー・ウィニック
現在の順位、他の映画関係ブログはこちら ↓ ↓ ↓ ↓

クリックしてね。
※ その他、映画感想については、映画評価目次をご覧ください。