
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』C+(演技2/演出1/脚本1/撮影2/音響2/音楽2/美術2/衣装2/配役2/魅力1/テンポ1/合計18)
『評論』
本作について、かなり酷評が目立っていたのも知っていましたし、予告で観るとまるで
「イーオン・フラックス」のミラ・ジョヴォヴィッチ版のようで、スルーしようかと思っていたのですが、いろいろな事情があって結局レンタルして鑑賞しました。
鑑賞した感想としては、酷評も納得。かなり酷い出来ではないかと・・・(^^;)
個人的に、どんなにつまらない映画でも一応最後まで鑑賞できる自信はあるのですが、本作については、何度か眠りの世界に落ちそうになりました。

時間も88分とかなり短めな作品なのですが、とてつもなく長く感じた訳で、個人的にかなりつらい一本でした。
なんというか、設定を説明不足な上に、内容も解りにくく、それでいてストーリーに奥深さが一切ない。しかも、同じようなアクションシーンばかりが続くだけで退屈してしまいます。
前述であげた
「イーオン・フラックス」の方がまだ、人類の苦悩だったり警告みたいなものを感じる事が出来たのですが、本作においては、ただの娯楽映画・・・というかミラ・ジョヴォヴィッチのアクションPVのような感じがしました。

よっぽどのミラ・ジョヴォヴィッチ好きではないと、まともに観れないのではないでしょうか?
とはいえ、近未来をテーマにした映画ってなかなか難しいとは思うんですよね。
現在に近すぎても近未来感がなくなりますし、逆に突飛すぎてもチープになってしまう・・・そういうさじ加減が非常に難しいジャンルだとは思います。
ただ、そんな中でも「ブレードランナー」だったり、最近では
「Vフォー・ヴェンデッタ」のように出来の良い作品も数多くある訳で・・・

なんというか、そういう作品に共通しているのは、人としての苦悩だったり、迷いだったりする訳で、なおかつその人としての感情を際だたせるというか観客に強く伝える事ができるのが、設定ではないかと・・・
本作では、その一番重要な設定が説明不足だったり、分かりにくかったりする故に、肝心な人としての感情が観る側に伝わらなかったのではないかと思います。
ミラが時折みせる悲しげな表情だったり、冷徹になりきれない部分、子供に特別な感情を重ねてしまう部分・・・

それを活かせるだけの裏付けがあればもっと奥が深く面白い作品になったのではないでしょうか?
また、それ以外にも近未来ということで、CGを多用しているのですが、そのCGがショボいんですよね。
予算の都合か何かは知らないのですが、このご時世に、あんなゲームっぽいCGでは逆にチープに見えてしまうのも仕方ないことではないかと・・・
いろんな面で残念な映画でした。
『内容』ウィルス感染によって超人的な力を身につけた「ファージ」は、政府により隔離され虐げられていた。
そしてついに「ファージ」掃討作戦が開始されようとしていたのだが、「ファージ」側もヴァイオレット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)という殺し屋を政府に送り込み、「ファージ」絶滅の切り札である少年を奪取した・・・
『配役』ヴァイオレット/ミラ・ジョヴォヴィッチ
シックス/キャメロン・ブライト
ダックス/ニック・チンランド
ガース/ウィリアム・フィクトナー
カート・ウィマー
『監督』 カート・ウィマー
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