
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』
B(演技3/演出2/脚本3/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役3/魅力2/テンポ2/合計30)
『評論』
原作はもちろん全巻読んでいて、けっこう好きな作品なので、かなり期待していました。
特に、森田先輩と鉄人山田に期待していたのですが、鑑賞してみて別物の映画という感じだったなと。
原作は、コミカルなキャラ、コメディチックな話の中に、若者がもつ儚さや危うさ、苦悩なんかを上手に盛り込みつつ、決してハッピーエンドじゃない、平凡な恋の物語をリアルに描いているんですよね。

それに対して、本作は、コミカルなキャラやコメディチックさを殆ど排除して、より現実的に、若者達が恋に夢に自分に足掻く姿を描写していたと思います。
決して、出来というか方向性というか、狙い自体は悪くないと思うんですよね。
ただ、やはり、原作を知っている人間としては、原作のもっているコミカルさというものが、本作における魅力の大きな要因な訳で・・・

なおかつ、その部分を大きく担っている、森田先輩のキャラをあそこまで、クールかつナルシストにしてしまっては・・・という気持ちもあります(^^;)
配役的には、別物の映画だったので比較できないのですが、櫻井翔の竹本は、純真さが足りないですし、加瀬亮の真山は、毒っ気やクールさが足りないかな?
あと、堺雅人の花本先生は違う感じがしますね。わざとらしいというか何というか・・・(^^;)

個人的に、一番合っていたと思ったのは、理花を演じた西田尚美かな?
実写不可っぽいはぐちゃんを演じていた蒼井優、鉄人を演じていた関めぐみもなかなか良かったと思います。
森田先輩は、ハードルが高いですし、キャラ的にも原作と違うので、何とも・・・
原作を読んでいると色眼鏡を欠けてしまうというか、うーん、原作を知らずに観たら、また違った見方が出来たと思うだけに、ちょっと残念でした。

同じ少女マンガからの映画化という点において、
「NANA」が成功しているだけに、原作のテイストを期待してしまうところがあるのですが、まったく別の映画としてみたら、それなりに面白いのかもしれませんね。それにしても、バンジージャンプのゴムがちょっと長すぎて7,8回地面に叩きつけられる森田先輩・・・観たかったなぁw
『内容』原作・羽海野チカの少女マンガの実写映画版。
浜美大に通う竹本(櫻井翔)は、同じ寮に住む真山先輩(加瀬亮)、森田先輩(伊勢谷友介)等と親しくなるのだが、そんなある日、花本先生(堺雅人)の姪っ子であるはぐみ(蒼井優)に一目ぼれをしてしまう。
一方、真山に想いをよせる山田(関めぐみ)、バイト先の女性理花(西田尚美)に想いを寄せる真山等、上手くいかない恋と若者がもつ苦悩などを描いた作品。
『配役』竹本祐太/櫻井翔
花本はぐみ/蒼井優
森田忍/伊勢谷友介
真山巧/加瀬亮
山田あゆみ/関めぐみ
花本修司/堺雅人
原田理花/西田尚美
藤原ルイジ(兄)/堀部圭亮
幸田先生/銀粉蝶
修復士/中村獅童
喫茶店「風待ち通り」マスター/利重剛
TVレポーター/清水ゆみ
原田/田辺誠一
『監督』 高田雅博
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