
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
B+(演技3/演出3/脚本4/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役3/魅力3/テンポ3/合計33)
『評論』
前作である「ソウ」は、低予算ながら、その斬新な設定とストーリーによりヒット。そして例の如く、続編が作られた訳ですが、この手の映画の続編って大コケするパターンが多く、本作も同様に名前を単純に流用したC級映画だと思っていました(^^;)
ところが実際に鑑賞してみると、前作には及ばないもののなかなか面白くて、続編の中では成功ではないかと思います。

ただ、「キューブ」に近いというか、似ていた為、独創性という面においては欠けますが、「キューブ」自体面白かったですし、今回もストーリーといい展開といい、テンポが良く飽きさせずに鑑賞する事ができたのは良かったと思います。
本作は、前作である「ソウ」より出演者も多く、数々の衝撃シーンがありました。

体中に注射器がささったり、生きたまま焼かれたり、剃刀つきのボックスに入れた手が出せなくなったり、自分の首の皮膚をひきちぎったり、見ていて痛くなるようなシーンが多かったと思います。
でも、やはり前作である「ソウ」のラストで、自分の足を自らがノコギリで切断するという衝撃シーンには勝てなかったような・・・あのシーンでは、見ていて痛い、気持ち悪いという以外に、精神的に追い詰められた状態だったり、その他のいろいろな心理が入り交ざっていて凄く重みがありかつ衝撃的でインパクトが強かったんですよね。

それを超えるべく、今度は数で勝負したのでしょうが、なんというか一つ一つのシーンに重さが足りず、安っぽいというか、普通のスプラッタ映画の中の一要因に過ぎないような感じがしました。
そこがちょっと残念だったかなと・・・
個人的には、そういうシーンは多くなくても良いので、もっと重厚な人間の感情が入り乱れる重いシーンが欲しかったななんて思ったりします。

ただ、駄作だろうという先入観があったせいで、ラストのどんでん返し的展開を一切予想していなかったので、ラストのネタばらしや、前作に繋がる場所、次回作に繋がる展開には、ビックリさせられました(^^;)
現在公開されている「ソウ3」の評判も上々のようなので、鑑賞するのが楽しみです。
『内容』刑事のエリック(ドニー・ウォールバーグ)は、ジグソウを逮捕するが、自分の息子がジグソウに囚われ監禁されていた。
息子と同様に合計8人の男女が出口の無い館に閉じ込められていて、館内には遅効性の毒ガスが充満していた。2時間以内に解毒剤入りの注射器を手に入れなければ命はないのだが、数々のゲームが用意されていて・・・
『配役』エリック/ドニー・ウォールバーグ
ケリー/ディナ・メイヤー
ザビエル/フランキー・G
アディソン/エマニュエル・ヴォージア
ジョン/トビン・ベル
アマンダ/ショウニー・スミス
ジョナス/グレン・プラマー
『監督』 ダーレン・リン・バウズマン
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