
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
B+(演技3/演出3/脚本3/撮影4/音響3/音楽3/美術4/衣装4/配役4/魅力3/テンポ3/合計39)
『評論』
大抵、こういうシリーズ映画って前作を観なおしてから鑑賞するのですが、本作については前作の内容を覚えていたので、本作のみを鑑賞しました。
内容自体については問題はなかったのですが、細部の設定やキャラについて若干忘れていた所もあったので、やはり前作を観なおしから鑑賞すれば良かったとちょっと公開。未見の方は、是非、前作を観てから本作を観る事をお奨めします。

さてさて、本作の内容としては、前作でジョニー・デップ演じるジャック・スパロウを逃がした事で罪に問われたオーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーとキーラ・ナイトレイ演じるエリザベス・スワンが免罪符を得る為に、ジャックを探し出し彼のコンパスを貰い受けてくるという旅にでます。(厳密に言えば、エリザベスは獄中でウィルだけが旅にでるのですが、後にエリザベスも合流します)

一方、当のジャックは、13年前にブラックパール号の船長になる為に「深海の悪魔」であるビル・ナイ演じるデイヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わしていて、契約期間を終えたデイヴィ・ジョーンズに追われ、彼から逃れる為に、陸にいます。
やがて、ウィルとジャックは再会するのですが、ジャックのコンパスを得る為にウィルはデイヴィ・ジョーンズの下にいき、かれの心臓を封印したという宝箱を開ける鍵を探すことになります。しかしそんな時、デイヴィ・ジョーンズの部下に自らの父を発見し、救出することを約束するのだが・・・という内容です。

どちらかというと、3作目である次回作に繋がる繋ぎの要素の高い映画だけに、次回作の出来如何で本作の評価は変わってくると思うのですが、単純に本作だけを観た時、やはり前作の方が出来が良かったといえるのではないかと思います。
個人的に、こんなにジャック・スパロウというキャラがブレイクするとは思っていなかったのですが、予想を超えてキャラが一人歩きしてしまった為、キャラを活かすことが逆に難しくなったのではないかと思います。
前作に比べて、コミカル度が増しているのもそのせいではないかと。

また、ウィルを演じたオーランド・ブルームもエリサベスを演じたキーラ・ナイトレイも大作をこなしてきたせいか、落ち着いてしまったというか安定してしまった感があって、本役に必要な初々しさというか素人っぽさというか不安定さというかが欠けてしまったのは、ちょっと残念でした。それ以外は、無難な出来というか約2時間半という長さの割には、テンポも良かったと思いますし、まずまずの出来ではないでしょうか?
ちなみに、ラストで前作のジェフリー・ラッシュ演じたキャプテン・バルボッサが再登場するのですが、詳細については次回作まで持ち越しなので、楽しみにしたいと思います。
『内容』ご存知、ディズニーが贈る海賊映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の続編。
キャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は、かつてブラックパール号の船長になる為、「深海の悪霊」であるデイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)と「血の契約」を結んでいた。
そしてその契約期間は終わり、ジャックの魂を受け取りに「深海の怪物」クラーケンを連れて現れた。ジャックを逃した事で罪に問われたウィル(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)を加え、物語は急展開する。
『配役』キャプテン・ジャック・スパロウ/ジョニー・デップ
ウィル・ターナー/オーランド・ブルーム
エリザベス・スワン/キーラ・ナイトレイ
デイヴィ・ジョーンズ/ビル・ナイ
ジェームズ・ノリントン/ジャック・ダベンポート
ガバナー・スワン総督/ジョナサン・プライス
ピンテル/リー・アレンバーグ
ラゲッティ/マッケンジー・クルック
ギブス/ケヴィン・マクナリー
ビル・ターナー/ステラン・スカルスガルド
ベケット卿/トム・ホランダー
ティア・ダルマ/ナオミ・ハリス
キャプテン・ベラミー/アレックス・ノートン
バーサー/マックス・ベイカー
ジゼル/ヴァネッサ・ブランチ
キャプテン・バルボッサ/ジェフリー・ラッシュ
『監督』 ゴア・ヴァービンスキー
現在の順位、他の映画関係ブログはこちら ↓ ↓ ↓ ↓

クリックしてね。
※ その他、映画感想については、映画評価目次をご覧ください。
スポンサーサイト