
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
A-(演技4/演出4/脚本4/撮影4/音響3/音楽4/美術4/衣装4/配役3/魅力4/テンポ4/合計42)
『評論』
シリーズ1作目の
「ミッション:インポッシブル」は、すごく楽しみで公開初日に劇場で鑑賞したのですが、期待しすぎた為か、がっかりしたんですよね。それで、2作目は劇場をスルーしてビデオ鑑賞。ビデオ鑑賞でも十分な出来だっただけに、このシリーズに対してあまり期待していませんでした。そういう訳で3作目にあたる本作もDVD鑑賞と相成りました。
でも実際に鑑賞してみて、予想を上回るどころか、けっこう面白くてビックリしました。
ちなみに、本シリーズですが、本作を観るにあたって鑑賞しなおしたんですよ。
「M:I-2」に対しての印象は、以前に観た時と、さほど変わらないというか逆に下がってしまった感があるのですが、1作目の
「ミッション:インポッシブル」は、劇場で観た時よりも面白く感じて、当時、自分の期待が高すぎた為につまらなく感じただけで、実際の出来はなかなか良かったんだという事を今更ながら再確認させられました(;^_^A アセアセ・・・
さて本作の内容ですが、現役を引退し教官になったトム・クルーズ演じるイーサン・ハントのもとに、教え子で自分が推薦したケリー・ラッセル演じるリンジーが敵に捕まり、彼女の救出作戦に参加して欲しいとの依頼が舞い込みます。

当初は、婚約者の為にも現場復帰をすることを悩むのですが、自分が能力を買い推薦した教え子なだけに、救出作戦に参加する事を決めます。
そして無事に、リンジーを救出するのですが、リンジーの頭の中には小型爆弾が埋め込まれていて、あと一歩のところで救う事ができず、彼女は死亡。自分を責めるイーサンは、敵であるフィリップ・シーモア・ホフマン演じるデイヴィアンを新しいミッションで捕らえるのですが、そんな彼の元にリンジーからマイクロドットが贈られていて、その中には、全ての黒幕は、上司であるローレンス・フィッシュバーン演じるブラッセルであるとの情報が・・・
そしてデイヴィアン輸送中に爆撃され、デイヴィアンは敵の手によって救出され、逆に自分の婚約者が彼等の手に落ちてしまいます。イーサンは、婚約者を救出する為に、再度立ち上がるという内容です。

冒頭、トム・クルーズが敵の手に落ちた場面から始まり、映画前半ではそれまでの部分を描き、後半ではその後の展開を描くという、よくある演出を使っています。まぁ、あのシーンで観客の好奇心を掴んだ感もあるのですが、個人的には軽いネタバレのようなこの展開があまり好きではないので、冒頭のシーンはなくても良かったかなと(;^_^A アセアセ・・・
それにしても、終始見所満載ですし、例の如く、変装したり、吊るされたりw
しかも今回は、愛する人を救うという大義がある為、アクションヒーローとしての要素も満たしていてシリーズの中で一番面白いのではないでしょうか?
さらに、監督がTVドラマ「フェリシティの青春」「エイリアス」「LOST」などの人気作品を手がけたJ・J・エイブラムスだけに、演出だったりテンポだったりが非常に効率的かつ合理的だったと思います。

配役については、イーサン・ハントを演じたトム・クルーズはさることながら、今回の功労者は悪役であるオーウェン・デイヴィアンを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンではないでしょうか?
はっきり言って彼の出演している作品を何本か観てはいるのですが、こんな大物の悪役を演じるタイプではないと思っていましたし、何で?という感じが強かったのですが、実際に、本作の彼を観て迫力も貫禄も十分にあって流石だなと(^^;)
それにしても、前作の「カポーティ」でもオスカーを獲得した彼は、今のっていますね。
ちなみに、ベンジー役のサイモン・ペッグですが、どうしても
「ショーン・オブ・ザ・デッド」のイメージが強すぎて・・・w
『内容』往年の人気TVシリーズ「スパイ大作戦」をもとに、トム・クルーズが製作した作品。シリーズ3作目。
現役を引退し教官となったイーサン(トム・クルーズ)は、婚約者と結婚間近で幸せに暮らしていた。そんな折、教え子だったリンジー(ケリー・ラッセル)が敵に捕らわれてしまい、救出作戦に参加して欲しいとの依頼を受ける。
婚約者の為にも、現場復帰は避けたいところだったが、リンジーの能力を高く評価し推薦したのは、他ならぬイーサンであった為、ミッションに参加する事に・・・しかしそこには、またもや罠が・・・
『配役』イーサン・ハント/トム・クルーズ
オーウェン・デイヴィアン/フィリップ・シーモア・ホフマン
ルーサー/ヴィング・レイムス
ゼーン/マギー・Q
デクラン/ジョナサン・リス=マイヤーズ
ジュリア/ミシェル・モナハン
ブラッセル/ローレンス・フィッシュバーン
リンジー/ケリー・ラッセル
マスグレイブ/ビリー・クラダップ
ベンジー/サイモン・ペッグ
エディ・マーサン
バハー・スーメク
グレッグ・グランバーグ
トレイシー・ミッデンドーフ
『監督』 J・J・エイブラムス
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