
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』
B-(演技3/演出1/脚本1/撮影3/音響2/音楽3/美術3/衣装2/配役3/魅力1/テンポ2/合計24)
『評論』
アダム・サンドラー主演の作品って何だかんだ言いながら、結局ほとんど観ているのですが、本作については、いつもの彼の作品とは異なった感じの作品です。
監督であるポール・トーマス・アンダーソンによるところが非常に大きいのですが、アダム・サンドラーのいつもの軽いノリのラブコメなんかを期待して本作を観ると失敗すると思います。
何というか、シュールな笑いのラブコメ映画というか・・・

ある意味、現実離れし過ぎているかのようでありながら、実は、一番現実的であるかのような恋の物語とでもいうべきか、独特の雰囲気を持つ作品だと思います。
ラブロマンスや笑いを追及していったら、本作の内容に辿りついてしまったというような感じの究極的な感じもするんですよね。
ただ、個人的には、どうもこの世界観だったりシュールさにはついていけないところがあるというか、期待していた内容から逸脱し過ぎていた為、のめりこめなかったせいか、本作の魅力や面白さを理解する事ができませんでした。

本作の登場人物や、大まかな内容というものに対しては、興味深いと思いますし、面白いとも思うんですよ。
ただ、頭ではそう解っていても、やっぱり受け入れがたいものがあるというか・・・
本作のような映画って好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思うので、論より証拠というか、興味のある方は観てみてください。
ちなみに内容としては、すぐに嘘をついたり、一度キレたら恐ろしいほど暴力的になってしまう精神的な不安定なアダム・サンドラー演じる青年バリーが、エミリー・ワトソン演じるリナという女性に出会って愛を知るという内容です。

人間のあるべき姿を丸だとした場合、リナに出会うまでのバリーは、パックマン(古っw)のように、丸ではなくどこか欠けてしまっている状態なんですよね。
故に、精神的に不安定だったのですが、リナという存在に出会い、彼女と愛し合うことで、欠けていた部分が満たされ、本来あるべき丸になることができた。本作を観てそんな感じをうけました。

自分に足りないものを補い合う事ができる存在ってなかなか見つからないだけに、ある意味、究極な愛の形ではないかと・・・
ちなみに、本作を観ると、プリンを無性に買いたくなるかもw
主演のアダム・サンドラーやエミリー・ワトソンもさることながら、少しの登場時間で大きな存在感を残したフィリップ・シーモア・ホフマン、なかなか良かったと思います。
『内容』精神的に不安定なバリー(アダム・サンドラー)は、ある日、道路でピアノを拾い、一人の女性リナ(エミリー・ワトソン)と知り合う。
姉から再びリナを紹介されたバリーは、次第にリナにひかれ始め恋に落ちる。
『配役』バリー・イーガン/アダム・サンドラー
リナ・レナード/エミリー・ワトソン
ランス/ルイス・ガスマン
ディーン・トランベル/フィリップ・シーモア・ホフマン
『監督』 ポール・トーマス・アンダーソン
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