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【洋画】メリンダとメリンダ
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『評価』 
B-

(演技3/演出3/脚本2/撮影2/音響2/音楽3/美術2/衣装2/配役2/魅力2/テンポ2/合計25)

『評論』
「喜劇と悲劇、どちらが人間の真を捉えているのか?」このテーマを元に、あるレストランで喜劇作家と悲劇作家が話し合っています。
悲劇作家は、喜劇作家に「きみの書く作品は観客にうけが良い。故に人間の本質を捉えているのは喜劇の方だ。」と言います。
対する喜劇作家は、「私の作品のうけが良いのは、悲劇こそが人間の本質を捉えているからであって、悲劇から逃避する為に喜劇を見るのだ」と切り替えします。
では、もしも、ある晩ホームパーティの最中、突然1人の女の来訪者が来たとしたら?喜劇と悲劇ではどのように物語が展開され、どちらの方が真を捉えているのか検証してみようというノリで本作はスタートします。
そして、この突然の来訪者である女性メリンダを演じたのがラダ・ミッチェルであり、喜劇のメリンダと悲劇のメリンダの両方を演じ分けることで喜劇と悲劇を同時進行させ、双方を対比させつつストーリーが進行していくという次第です。
悲劇の方のメリンダは、外科医の夫と二人の子供と何不自由なく暮らしていたものの、刺激を求め不倫をした挙句、自殺未遂を図りボロボロの状態で学生時代の親友であったクロエ・セヴィニー演じるローレルの元へやって来ます。
一方喜劇の方のメリンダは、睡眠薬を飲みすぎて、同じアパートに暮らすウィル・フェレル演じるホビーとアマンダ・ピート演じるスーザン夫婦の元へ助けを求めてやって来ます。
悲劇の方は、その後、新しい恋人が出来るものの理由あって結ばれず、精神的に崩壊してしまうという結末。
喜劇の方は、本当に愛している相手を発見できハッピーエンドという結末です。
結末だけみれば、喜劇と悲劇の色がはっきりしていて解りやすいのですが、結末に至る展開は、いたって普通のドラマというか互いの色があまり活かされていなかったと思います。
もう少し、極端に喜劇と悲劇の差を強調し、互いの色を強く出した方がより一層差別化され、面白かったのではないかと個人的には思います。
ただ、喜劇の方にはあのウィル・フェレルがでていて彼の演技により、少しはコミカルさが伝わってきたのは良かったと(^^;)
それにしても、流石ウディ・アレンが監督というだけあって、発想というか対比する喜劇と悲劇を同時に進行させていくという演出には目を見張るものがありました。
残念ながら、個人的にはストーリー自体はイマイチ面白く感じませんでしたが・・・(^^;)
ちなみに、個人的には、人間には喜の部分も悲の部分もある訳で、どちらとも人間の真を捉えていると思いますし、或いは、どちらかだけでは人間の真は捉えていないと思います。
それにしても、よくよく考えると喜劇も悲劇も両方、かなり強引な部分があるんですよね(^^;)
ただ、「事実は小説より奇なり」なんて言葉もあるので、それもまた現実的な気もしたりしなかったりw

『内容』
同じシチュエーションから喜劇と悲劇では、物語がどのように異なった展開を見せるのか喜劇作家と悲劇作家がそれぞれの物語を作り上げていく。
悲劇のメリンダは、不倫の末、家族を失い親友の下へやって来たところから物語は始まり、喜劇のメリンダは、睡眠薬を飲みすぎてしまい同じアパートの住民のところへやって来たところから物語が始まる。

『配役』
メリンダ/ラダ・ミッチェル
エリス/キウェテル・イジョフォー
ローレル/クロエ・セヴィニー
ホビー/ウィル・フェレル
スーザン/アマンダ・ピート
リー/ジョニー・リー・ミラー
サイ/ウォーレス・ショーン
グレッグ/ジョシュ・ブローリン
キャシー/ブルック・スミス
ステイシー/ヴィネッサ・ショウ

『監督』  ウディ・アレン

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2006.11.28 | 洋画 | COMMENT(0)












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