
A+ 面白い
A ↑
A−
B+
B 普通
B−
C+
C ↓
C− つまらない
『評価』
B+(演技3/演出3/脚本3/撮影2/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役3/魅力3/テンポ3/合計32)
『評論』
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役でブレイクしたヴィゴ・モーテンセンを主役にしておけば、そこそこ売れるだろうという感じの映画だと思って、今まで敬遠していました(^^;)
ただ、家にDVDはあって、ちょっと前にようやく鑑賞したのですが、個人的には、けっこう面白かったです。
内容としては、白人とアメリカ原住民の混血であるヴィゴ・モーテンセン演じるフランクは、己の出生を恥じる気持ちをどこかに持っていて混血であるという事を隠しています。

また、それを他人に悟られない為に他人との関わりを避け、自分と似た立場にある雑種のムスタング(馬)であるヒダルゴと共にレースに明け暮れる毎日を過ごしつつ、オフの時間は手紙の配達人として過ごしています。そんなある日、自分の出した手紙がきっかけとなりアメリカ原住民のある民族が白人達の手にかけられてしまい、その事にショックを受けたフランクは酒びたりになり、見世物小屋で働く日々を過ごすようになります。

そして、馬レースで最強という見世物に対して腹をたてたアラブ民族から死のレースと呼び名の高い「オーシャン・オブ・ファイヤー」に招待されます。
レースを完走し、自らの誇りを勝ち得ることができるのか?というような内容です。
レース自体、ちょっと強引な展開、お粗末な妨害など、突っ込みどころは幾らかあるのですが、人馬一体というか、馬と人間の友情を軸に、差別や偏見を打ち負かす様、自ら誇りを持つ事の尊さ等、数々のテーマを軸に物語が進行していくのであまり気になりませんし、特にテーマをもたない同様の映画とは違い、一本筋が通っているというか、ストーリーの方向性がきちんとしている為に、観易い作品だったと思います。

途中、物語を盛り上げようと、無意味な誘拐事件等が発生しますし、ヒロインにあたるジャジーラの使い方が弱かった点もありますが、ラストを含め総合的に観ると、そこそこ面白いのではないかと思います。
また、この話が事実を元に作られているというのもポイントが高いのではないかと(^^;)
ちなみに、レース最後の直線は白熱したものがあったのですが、レース中盤は、テンポが淡々としていたというか、対して見所もなかったので、もう少し、その辺りに盛り上げるような演出が欲しかったと個人的には感じました。

主演のヴィゴ・モーテンセンについては、彼の出世作となった「ロード・オブ・ザ・リング」とは異なり影や苦悩の伴った本作の方が人間らしさという点においては、なかなか味がでていて良かったと思います。
ちなみに彼の最新作である「ヒストリー・オブ・バイオレンス」・・・観たいと思うのですが、なかなか機会がなくてまだ観ていません(^^;)
ボチボチ、観てみようかと(;^_^A アセアセ・・・
『内容』白人とアメリカ原住民の混血であるフランク(ヴィゴ・モーテンセン)とその愛馬ヒダルゴは、アラブの死のレース「オーシャン・オブ・ファイヤ」に参加する事になった。
暑さと渇きに加えて罠や陰謀の渦巻くこのレースを無事に終えることができるのか・・・
『配役』フランク・ホプキンス/ヴィゴ・モーテンセン
シーク・リヤド/オマー・シャリフ
ジャジーラ/ズレイカ・ロビンソン
ビン・アル・リーン王子/サイード・タグマウイ
バッファロー・ビル・コーディ/J・K・シモンズ
プレストン・ウェブ/C・トーマス・ハウエル
ファースト・ソルジャー/クリス・オーウェン
ダヴェンポート少佐/マルコム・マクドウェル
『監督』 ジョー・ジョンストン
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