
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
B(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役3/魅力2/テンポ3/合計30)
『評論』
やっぱり、こういう系の映画って個人的にどうも苦手なようです(^^;)
現実ではありえないような悪戯、逃げ出す子守り達、挙句の果てには、ロバも人間も見分けのつかない親戚の大おばさん。
なんかふざけ過ぎというか、笑わせよう楽しませようとしているのにすべっている感を受けるというか・・・どうもこういうノリの映画って苦手なんですよね。

ファンタジーものではあるものの、もう少し現実味を臭わせてくれると受け入れる事もできるのですが・・・
ちなみに、この映画はクリスチアナ・ブランドの童話「ふしぎなマチルダばあや」(内容は
こちらを参照)を原作に、本作でナニー・マクフィー役を演じたエマ・トンプソンが脚本を担当して作られています。
原作が童話なだけに、礼儀だったり、自分で考え行動する的な教訓がちりばめられている訳です。

まぁ、その教訓もどこか中途半端というか、ナニー・マクフィーと子供達とのやり取りがあまり描かれていなかっただけに、肝心なメッセージも弱まったような気がします。また、子供との信頼関係の構築においても、もう少しナニー・マクフィーと子供達との絡みを増やした方が良かった気もします。
さらに、本作を観て一番不思議というか、納得できないのは、子供達が一つずつ問題をクリアするごとにナニーの容姿が改善されていく理由と、最後ナニーが子供達のお母さんの椅子に頭を下げた場面です。

恐らく、何かしら理由があるのでしょうが、その理由が説明されていないまま終わってしまうだけに、どうも納得いかないというか、気持ち悪いというか・・・
当初、ナニー・マクフィーは死んだお母さんの仮の姿で、子供達が良くなっていくにつれ容姿もお母さんに戻り、最後は再会を果たし終わるのか?と思っていたのですが・・・一体、何だったんでしょうかね?

内容はともかく、本作で一番目を引くのは、やはりナニー・マクフィーを演じたエマ・トンプソンですねw
いぼにでかっ鼻に一本歯・・・あのメイクはかなり頑張ってましたねw
ちなみに、このエマ・トンプソンをはじめ、父親役を演じたコリン・ファース、長男役を演じたトーマス・サングスターはいずれも
「ラブ・アクチュアリー」に出演していましたよね。
また、コリン・ファースとくっついたエヴァンジェリン役のケリー・マクドナルドは、ジョニー・デップ主演の
「ネバーランド」でピーター・パン役を演じていましたね。
『内容』母親を失ったブラウン家の7人の子供達は、父親であるセドリック(コリン・ファース)が雇った子守り達を悪戯によって辞めさせていく。
そんなある日、ナニー・マクフィーという婆やがブラウン家にやって来て・・・
『配役』ナニー・マクフィー/エマ・トンプソン
セドリック・ブラウン/コリン・ファース
エヴァンジェリン/ケリー・マクドナルド
アデレード/アンジェラ・ランズベリー
クイックリー夫人/セリア・イムリー
ホィーン氏/デレク・ジャコビ
ブラザウィック夫人/イメルダ・スタウントン
サイモン/トーマス・サングスター
『監督』 カーク・ジョーンズ
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