
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
B+(演技4/演出4/脚本3/撮影4/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力3/テンポ3/合計37)
『評論』
個人的に、デンゼル・ワシントンが大の苦手なんですよ。
なんか、ロビン・ウィリアムズやトム・ハンクスとは、別の感じで観客に媚びるというか、「俺って演技派だろ?」と言っているかのような演技がちょっと・・・(;^_^A アセアセ・・・
そういう訳で、彼の作品ってあまり観ないんですよね。ただ、「クリムゾン・タイド」は大好きなんですが(^^;)

故に、本作もスルーしようかと思っていたのですが、当ブログのコメントにて本作のクライヴ・オーウェンの演技が良かったというコメントを頂き、さらに、行きつけのレンタルビデオショップがセールで新作も格安だったということもあり、借りて観ました。
結果、まぁまぁ面白かったです。
ただ、ラストが弱かった点と、クライヴ・オーウェン演じるダルトン・ラッセルが銀行強盗をした理由、さらに、会長の秘密を何故知っていたのかという理由付けが、解らなかったのは残念でした。

もう少し、ダルトン・ラッセルという犯人の背景や心境を掘り下げて欲しかった気がします。
あと、ジョディ・フォスターのキャラもちょっと弱かった気がします。結局、ジョディが演じたマデリーンは何の意味があったんだろうかと(^^;)
ウィレム・デフォーも、もう少し活躍させて欲しかった気もしますね。
しかしながら、ストーリーの流れや構成などはしっかり作りこまれた感もあり、129分という長さと動きの少ない展開の割に、そこそこ楽しめたのは良かったと思います。

配役としては、もっとジョディ・フォスターやウィレム・デフォーに活躍の場を与えて欲しかったなと。
特に、ジョディ演じたマデリーンは使いようによっては、事件をややこしくさせる事も、簡潔にさせる事も出来るキャラだっただけに、ちょっと残念でした。
主演であるクライヴ・オーウェンは、インテリジェンスを感じさせながら銀行強盗という行動に至らしめた影というか、優しさの裏に見える顔というかを好演していたと思います。

さらに、デンゼル・ワシントンですが、私が今まで抱いていた彼へのイメージを払拭させるような演技でした。
頭のキレる刑事なのですが、終始、クライヴ・オーウェンに翻弄されていて空回りしている様を、空回り気味の演技で好演していたと思います(^^;)
雰囲気も顔もいつもの彼と違って見えたのも良かったのかも?w
『内容』ニューヨークのマンハッタンの銀行で、従業員と客を人質にとったダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)率いる強盗団。
その事件を担当する事になったニューヨーク市警のキース・フレイジャー(デンゼル・ワシントン)。
そして、その銀行の会長と会長に雇われた敏腕弁護士マデリーン(ジョディ・フォスター)。
事件は無事に解決するのか?また、銀行に隠された秘密とは・・・
『配役』ダルトン・ラッセル/クライヴ・オーウェン
キース・フレイジャー/デンゼル・ワシントン
マデリーン・ホワイト/ジョディ・フォスター
ジョン・ダリウス/ウィレム・デフォー
ビル・ミッチェル/キウェテル・イジョフォー
コフリン/ピーター・ゲレッティ
ウィング/ケン・レオン
アーサー・ケイス/クリストファー・プラマー
『監督』 スパイク・リー
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