
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
B(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響3/音楽3/美術3/衣装2/配役3/魅力2/テンポ2/合計27)
『評論』
ジェット・リーと堤真一って似てませんか?
自分の中では、すごく似ていると感じるんですよ(^^;)
ジェット・リーが大好きな私としては、どうしても堤真一を意識してしまうんですよね(;^_^A アセアセ・・・
そういう訳で、この映画も公開当時、映画館の前を通っては、すごく気になっていた作品です。

結局は、観に行くことができず、WOWWOWの放送で観たのですがw
ちなみに、この作品の原作者は、金城一紀で、 窪塚洋介主演の「GO」と同じ原作者です。
「GO」は、自分の中でけっこう面白かったと思う作品だったので、ある程度の期待もあり本作を観てみたのですが、それが悪かったのか、かなり期待はずれでした。

内容としては、悪くないと思いますし、面白いとは思います。配役も、堤真一をはじめとして、岡田准一、須藤元気、坂本真等、好演していたと思いますし、良かったと思います。
須藤元気の無理のある不良姿に、岡田君に扱かれる堤真一等、見所もあったと思いますしw
でも、全体を通して考えてみると、イマイチなんですよね・・・

高校ボクシングチャンピオンに対して、1ヶ月の修行でサラリーマンが勝てる訳はないという突っ込みや、ボクサーが女の子を素手で殴って、打撲だけですむ筈が無いという突っ込み等、多々あるものの、それらを抜きで考えてみても、どうしても違和感があるんですよね。特訓というか修行を1ヶ月行った堤真一ですが、マラソンや階段のぼり、木登りが特訓というのは、ちょっとどうなんでしょうか?

もう少し、修行の場面を丁寧に描き、例えば、一つ一つの特訓なり、訓練にどういう効果があり、どういう意図があるのかというのを、解りやすく論理的に説明してくれないとリアリティが無いのではないでしょうか?
それに、最後の戦いもあっさりと終わってしまい、なんだか盛り上がりに欠ける感があります。
個人的には、修行の部分や最後の決戦の部分をもっと丁寧に描く事によって、もっと面白い作品になったのではないかと、残念に思いました。
『内容』鈴木一(堤真一)は、部長に手が届きそうな中堅のサラリーマン。
仕事は順調、家庭も愛する美人妻に、目の中に入れても痛くないほど溺愛する一人娘と、平凡だが幸せな生活を営んでいた。
そんなある日、娘の遥(星井七瀬)が男に殴られ病院に入院する事になった。
相手の男の威圧感と、父親との権力とに立ち向かうことが出来ない鈴木は、妻と娘のせいにして、事を終わらせようとしてしまい、娘と妻からの信用と愛情を損なう結果になってしまった。
妻と娘からの信用を取り戻す為、父親の威厳を取り戻す為、鈴木はスンシン(岡田准一)から特訓を受け、再度戦いを挑む事に・・・
『配役』朴舜臣/岡田准一
鈴木一/堤真一
鈴木遥/星井七瀬
鈴木夕子/愛華みれ
石原勇輔/須藤元気
安倍/モロ師岡
平沢章吾/塩見三省
石崎/神戸浩
後藤/徳井優
望月/温水洋一
山村/浅野和之
藤田/鴻上尚史
山下/坂本真
三浦直子/渋谷飛鳥
榎木兵衛
『監督』 成島出
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