
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
B(演技3/演出3/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装2/配役4/魅力3/テンポ2/合計30)
『評論』
ジム・キャリー主演の映画の中では平均レベルな感じの映画で、特筆するほど面白くもなく、つまらなくもなかった映画でした。
リメイク作品ということもあって、設定だったり展開だったりというものは面白かったと思います。
ただ、こういう映画で一番肝心な途中からの逆転劇が弱かった為に、不完全燃焼というか盛り上がりに欠ける映画になってしまったのではないでしょうか?

しかも、一番肝心なラストの社長に対しての復讐も、金銭面での損失は与えたものの、社会的名声は逆に与えてしまった訳で、あれを復讐と呼んでも良いものかと・・・複雑でした。
また、社長を演じたのは脇役大王のアレック・ボールドウィンだったのですが、イマイチ、そこまで憎たらしい社長とは思えず復讐が楽しみとまで個人的にいけなかったのも残念だったということもあります。

ていうか、個人的なアレック・ボールドウィンの印象もあるので仕方がないのですが、もう少し、小憎たらしいエピソードだったり、ジム・キャリーをはめる様だったり観ている側がジム・キャリーの復讐に対して共感できるような話が欲しかったと思います。
このままでは、邦題にあるように「復讐は最高!」とはならないような・・・
内容というか展開的には、ちょっと残念で物足りなく感じたのですが、流石ジム・キャリー。

クド過ぎるオーバーでコミカルな演技には、いつもながら楽しませてもらいましたw
また、ティア・レオーニとのコンビネーションも良くて、このデコボココンビ具合は、なかなかだったと思います。二人とも、顔を腫らしてキスする様や、間抜けな強盗を繰り返す様は、なかなか面白いのではないでしょうか?
また、吹き替えを担当した、山ちゃんと安達忍の掛け合いもさすがという感じで、ポイントアップですw
『内容』ジョージ・シーガル、ジェーン・フォンダ主演「おかしな泥棒ディック&ジェーン」のリメイク作品。
一流企業に勤めるディック(ジム・キャリー)はついに部長昇進。
ディックの昇進で妻であるジェーン(ティア・レオーニ)も仕事を辞め、家事育児に専念する筈だったのだが、翌日会社は倒産。
多額のローンを抱えた、ディックは就職口を探すものの見つからず、ついにはマイホームまで手放さなければいけない危機に・・・
『配役』ディック・ハーパー/ジム・キャリー
ジェーン・ハーパー/ティア・レオーニ
ジャック・マカリスター/アレック・ボールドウィン
フランク・バスコム/リチャード・ジェンキンス
カイマン銀行副頭取/クリス・エリス
ヴェロニカ/アンジー・ハーモン
ステイシー・トラヴィス
ローリー・メトカーフ
『監督』 ディーン・パリソット
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