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【洋画】ゾディアック
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『評価』
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(演技4/演出4/脚本4/撮影4/音響4/音楽3/美術4/衣装4/配役4/魅力4/テンポ3/合計42)

『評論』
主演であるジェイク・ギレンホールの大ファンである私としては、ずっと鑑賞したいと思っていて家にもDVDがあったのですが、実話を基にした犯罪サスペンス映画という事と、事件が未解決であるという事、そしてなによりも上映時間が158分もあるという事から、先延ばしになっていた作品でした。
そんな本作でしたが、先日、丁度空いた時間が出来、頭もクリアだったので勢いで鑑賞しちゃいましたw
というか、この手の映画って頭がクリアな時じゃないと鑑賞出来ないですよねぇ~(^^;)
感想としては、予想していたよりも面白かったです♪
正直、途中で飽きちゃわないかな?とか、デヴィッド・フィンチャーが得意じゃないので大丈夫かな?とか、話がこんがらないかな?とかいろいろ危惧していたのですが、淡々とした中にも引き付けられるものがあって、時間もそんなに長く感じずに楽しく鑑賞できました。
というか、あれだけの内容を、たかだか3時間弱に納めてしまおうというのが無理な話ですし、本作についても、まだまだ描写不足な点も多々あるんですよね。
それでもよく纏められていたと思いますし、話し自体もぶれていなかったので、出来は良いのではないか?と思います。
本作は、1968年から1974年のサンフランシスコで起こった猟奇的連続殺人事件、ゾディアック事件と、ゾディアックという殺人鬼に振り回される人々の姿を描いた映画です。
本作の軸となっているのは3人の登場人物で、ジェイク・ギレンホールが演じた主人公である漫画家グレイスミス、マーク・ラファロ演じたゾディアック事件を担当した刑事デイブ・トースキー、そしてロバート・ダウニーJr演じた、記者ポール・エイヴリーです。
そして、この3人がゾディアック事件に対して振り回されていく様を描いていました。
当初、ポール・エイヴリーが軸となりゾディアック事件が展開、そして彼に対抗して刑事トースキー側でも事件が展開していきます。
そして、途中でポールがリタイア、次にトースキーがリタイア、そして中盤からラストにかけてグレイスミスがゾディアックを追っていくという形になっているんですよね。
何というか、この事件に対しての人々の移り変わりというものが非常にリアリティがありましたし、ジェイク演じたグレイスミスがこの事件を終盤追っていくに到った感情も、少ない描写から察する事が出来て、妙に説得力がありました。
まぁ、実話に基づいてるので当然といえば当然なのでしょうが・・・
ラストのジョン・キャロル・リンチ演じたアーサー・リー・アレンとジェイク演じたグレイスミスが向い合うシーンも非常に良かったですね。
このシーンを最後にもってきて、結果を観客に委ねてる様も非常に良かったと思います。
さてさて、そんな本作ですが、何点か気になった点が・・・
時間の流れを途中、ビルの建設具合などによって自然に描写しているのですが、主人公達の風貌をあまり変化させてないのは何故なのでしょうか?もうすこし、年齢を感じさせる特殊メイクなんかがあっても良かったのでは?と思ってしまいました。
あと、こんなに尻尾をみせない犯人が、図書館で暗号の本を借りていたり、友人に有力な話なりゾディアックという名称なりを話していたのは何故か?これが妙に引っかかるんですよね。
犯人自体は捕まっていないので何とも言えない部分があるのですが、完全そうでいて不完全な犯人像に違和感を感じまくってしまいました。
さてさて本作ですが、JFKのような映画が好きだとしたら、お奨めな作品かも?

『内容』
1968年から1974年のサンフランシスコで起こった猟奇的連続殺人事件を元に、その事件に振り回された人々を描いた実話に基づく映画。

『配役』
ロバート・グレイスミス/ジェイク・ギレンホール
ポール・エイヴリー/ロバート・ダウニーJr
デイブ・トースキー/マーク・ラファロ
ウィリアム・アームストロング/アンソニー・エドワーズ
メルヴィン・ベリー/ブライアン・コックス
キャロル・フィッシャー/キャンディ・クラーク
リンダ/クレア・デュヴァル
ジャック・マラナックス/イライアス・コティーズ
ケン・ナーロウ/ドナル・ローグ
アーサー・リー・アレン/ジョン・キャロル・リンチ
マーティ・リー/ダーモット・マローニー
メラニー/クロエ・セヴィニー
テンプルトン・ペック/ジョン・ゲッツ
シャーウッド・モリル/フィリップ・ベイカー・ホール
ダフィー・ジェニングス/アダム・ゴールドバーグ
メル・ニコライ/ザック・グルニエ
ジョージ・バワード/ジェームズ・レグロス
後年のマイケル・マギュー/ジミ・シンプソン

『監督』  デヴィッド・フィンチャー


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2008.03.14 | 洋画 | COMMENT(0)
【アジア映画】プロジェクトBB
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『評価』
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(演技3/演出3/脚本3/撮影2/音響2/音楽2/美術3/衣装3/配役4/魅力3/テンポ4/合計32)

『評論』
ジャッキー・チェン主演の映画って何気に観ちゃうんですよね(;´▽`A``
なんでだろ?やはり、あの爽快感のあるアクションと随所にちりばめられたコミカル感。あれが観ていて楽しいんですよね。ただ、ハリウッドに進出してからは、どうも頂けないというか・・・
正直、その中でも「メダリオン」の出来が最悪だっただけに、「メダリオン」を機にジャッキーの映画はもういいかなぁ~って思ってたんですよ(;´Д`)
で、新作がでても敬遠していました・・・
あ、でも「シャンハイ・ナイト」はオーウェン・ウィルソンが出ているので観ましたがwww
そんな中、本作の内容を知って、ちょっと興味を持って久しぶりに鑑賞しようかなぁ~って。
といっても、レンタルでしかも新作落ちを待って鑑賞したのですが(;^_^A アセアセ・・・
鑑賞してみて、まぁまぁ面白かったと思います。
内容自体は、赤ん坊の世話をしたことがない中年男性が赤ん坊の世話に四苦八苦し、最後は情が生まれてしまうという何度も使い古された内容なのですが・・・w
それでも、ジャッキーらしさも上手くだせていたと思いますし、ハリウッド映画とは違って、ハチャメチャ感や、あっちにはない違った面白さもあって、それなりにオリジナリティを感じたというか・・・良かったのではないかと思います。
ただ、博打にはまっているダメ中年=ジャッキーに違和感がありまくっていたり、売りであるアクションシーンが少なかったという点はちょっと残念でした。
それでも、カーアクションの脱出シーンは凄かったと思いますがw
上記の通り、内容や映画自体はまぁまぁ楽しめたのですが、それよりも楽しめたのが、出演陣と吹き替え陣。
ジャッキーに加えて、ユン・ピョウ、マイケル・ホイ等出演していたのは、すんごく懐かしくて楽しかったですw
しかも吹き替えは、ジャッキーがお馴染みの石丸博也に加えて、ユン・ピョウは古谷徹、マイケル・ホイは広川太一郎が担当していました♪
ユン・ピョウはやっぱり古谷徹じゃないとねぇ~www
マイケル・ホイもやっぱり広川太一郎ですよねwww
ちなみに、久しぶりに広川太一郎節を聞いたのですが、くだらない駄洒落の連発・・・まだまだ健在で非常に楽しかったです♪
そういえば、「Mr.ビーン」の新作映画、あれも広川太一郎が担当してるんでしょうかね?
映画のストーリー以外にもこういう楽しさがあって、個人的には満足できました。

『内容』
大家(マイケル・ホイ)、サンダル(ジャッキー・チェン)、フリーパス(ルイス・クー)の泥棒3人組は、ひょんな事から大富豪の赤ちゃんを誘拐する事に。大家の逮捕によって、赤ちゃんの受け渡しが困難になったサンダルとフリーパスは、当面の間、赤ちゃんの面倒をみることになったのだが・・・

『配役』
サンダル/ジャッキー・チェン
フリーパス/ルイス・クー
大家/マイケル・ホイ
警部/ユン・ピョウ
メロディ/カオ・ユアンユアン
パッイン/シャーリーン・チョイ
キャンディ・ユー
テレンス・イン
チェリー・イン
テレサ・カーピオ
チャン・バオグォ
葉山豪
クー・フェン
トニー・ホー
ゴードン・ラム
ダニエル・ウー
ニコラス・ツェー

『監督』  ベニー・チャン


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2008.03.13 | アジア映画 | COMMENT(0)
【洋画】あるスキャンダルの覚え書き
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『評価』
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(演技4/演出3/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術2/衣装3/配役4/魅力2/テンポ3/合計31)

『評論』
ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット、ビル・ナイが共演しているという事で、観よう観ようとは思っていた本作。でもなかなか、他の映画を優先してしまい鑑賞せずにいました(;´▽`A``
このままずるずる鑑賞しないかもと思っていた矢先、カミさんが観たいと一言・・・で、鑑賞しましたwww

賞してみて思ったのが、ジュディ・デンチがはまり役だったって事w
一見すると几帳面で品行方正、厳格者なのに、どこか僅かな危うさがあるというか、欠点があるというか・・・
そういう本役が彼女の空気とぴったり合っていた為か、演技にも説得力があった気がします。
ジュディ・デンチといえば、今や「007」シリーズのM役が非常に印象的なのですが、同じ空気を出しながら、きちんと演じわけられてる様には脱帽でした。
共演のケイト・ブランシェットもジュディ・デンチに負けず劣らずの熱演ぶり。とても良かったと思います。
ジュディ・デンチが演じたバーバラ役は、前にも書いた様に、几帳面で品行方正、厳格者と完璧に近いのですが、どこか危うさがあるんですよね。
それとは対照的に、ケイト・ブランシェットが演じたシーバ役は、優柔不断で安定しておらず危うさばかりな中に、強さがあるというか・・・
この対照的な二人の関係も観ていて興味深かったですし、何よりもタイプの違う二人の女優の競演ぶりも見ていて面白かったです。ただ、ジュディ・デンチが演じたバーバラ役については、文句なしだったのですが、ケイト・ブランシェットが演じたシーバ役については、もう少し背景を掘り下げて欲しかったという気がしてなりません。
日々の平凡な暮らしの中で鬱屈していた感じというか、もやもやを抱えていた感じというかをもっと生活の背景からも肯定して欲しかったんですよね。ケイト・ブランシェットの演技で、それらはある程度カバーできていたとは思いますが、もう少し彼女の生活を掘り下げる事で、もっと自然にみせる事ができたのではないかと思います。
ビル・ナイについては、正直、ビル・ナイである必要はなかった気が・・・(;´▽`A``
ただ、物語終盤の妻に対して、自分に対してキレる演技は良かったと思いました。
本作の内容は、ベテラン女教師が主婦である新米女教師に好意を持ち、彼女を独占したいと思うようになるのですが、新米女教師が生徒と肉体関係にある事を知り、それを武器に彼女を支配していくという内容のものでした。
個人的には、肉体関係を持った男子生徒も、実はベテラン女教師の差し金だったという内容の方が面白かったのにと思ったりするのですが・・・www
さて、本作の内容についてちょっと納得いかない点があります。
それは、男子生徒が初めから遊び目的だったという点です。普通、あれくらいの年の子供ならば、そういう関係になると夢中になるもんだと思うんですよね。
或いは、そういう男子生徒だとしたら、本作で起用した少年は普通の子供過ぎて合わないのではないかと・・・
もう少し、遊びなれしてる感のある青年の方が良かったのではないかな?と思いました。
内容自体は、そんなに目新しいものではないですが、二人の女優の競演ぶりは観て損はないのではないかと個人的には思います。

『内容』
実話を基に描いたサスペンス作品。
ロンドン郊外にある中等学校で教えるベテラン女教師バーバラ(ジュディ・デンチ)は、新しく赴任してきた新米女教師シーバ(ケイト・ブランシェット)に興味を持ち始める。そしていつしか彼女を独占したいと思うようになるのだが、シーバは男子生徒と不倫関係にあった。それを知ったバーバラは・・・

『配役』
バーバラ・コヴェット/ジュディ・デンチ
シーバ・ハート/ケイト・ブランシェット
リチャード・ハート/ビル・ナイ
スディーヴン・コナリー/アンドリュー・シンプソン
トム・ジョージソン
マイケル・マロニー
ジョアンナ・スキャンラン
ショーン・パークス
エマ・ケネディ
シリータ・クマール
フィル・デイヴィス
ウェンディ・ノッティンガム
アンヌ=マリー・ダフ

『監督』  リチャード・エアー


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2008.03.11 | 洋画 | COMMENT(0)
【邦画】きみにしか聞こえない
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『評価』
B
(演技2/演出2/脚本2/撮影3/音響2/音楽3/美術3/衣装2/配役2/魅力2/テンポ3/合計26)

『評論』
個人的に、成海璃子があまり好きではありません。
演技も上手いとは思いませんが、演技云々の前に、彼女のもっている独特な空気感がどうも合わないんですよね。なのになぜ、本作を鑑賞したかと言うと、テーマ曲であるDreams Come Trueの「きみにしか聞こえない」 が耳に残ったからなんですよね(^^;)
というか、ぶっちゃけ、ドリカムもそんなに好きではないのですが、映画の予告で流れるドリカムのこの曲を聴いてから頭から離れなくなって・・・で、気になって気になって鑑賞に到ったという次第なんですよね(^^;)
あ、ちなみに、成海璃子の相手役である小出恵介ですが、彼もデビュー当時からあまり好きではなく・・・
何というか、個人的にイケメンだと思わないのに、そういう役が多かったので納得いかなかったというかw
でも、TVドラマ「のだめカンタービレ」で真澄ちゃん役を演じてから、面白い俳優だなと思い直して、最近注目してたりするんですよね(;´▽`A``
さて実際に、本作を鑑賞しはじめてまず思ったのが「イルマーレ」のパクリじゃんって(^^;)
あちらに劣化複製される事はあっても、こちらが複製というのは・・・なんかちょっと複雑でした・・・
ただ、鑑賞後、ちょっと調べてみたら、本作の原作である乙一氏の「きみにしか聞こえない Calling You」は2000年4月に出版されているらしく、「イルマーレ」の公開が2000年9月だったので、パクりではなかったみたいですね(´▽`) ホッ
まぁ、そういうひっかかりもあって、そこまで感情移入できなかったのが正直な感想なんですが、ただ、話の流れ自体は嫌いじゃないんですよね。時間軸が微妙に関係しながら、ラストのシーンを2度見せる所なんて、個人的に大好物な演出ですしwww
ただ、展開はばりばり予想通りですし、片瀬那奈なんて、出演した段階でどういう人物なのかすぐに解りましたし、もう少しひねりというか、サプライズが欲しかったなぁ~なんてwww
それにしても、こういう映画は嫌いじゃないのですが、どうも、「世界の中心で、愛をさけぶ」が大ヒットして以来、このジャンルの映画ばかりが目立つというか・・・
「いま、会いにゆきます」「ただ、君を愛してる」、「そのときは彼によろしく」と・・・そろそろもういいんじゃないかな?って思ったりします。
しかも、この手の映画って、必ず、どちらかが重い病を抱えていたり、障害をもっていたり・・・そして決まって最後には亡くなってしまうって・・・うーん、この設定に頼り過ぎている気がするのは私だけでしょうか?
正直、病気も障害も死もなく、純粋に恋愛映画として勝負する邦画を期待します(;´▽`A``
さて、本作のキャストについては、小出恵介はまぁ可も無く不可も無くというか、悪くはなかったですが、飛びぬけて良くもなかったと思います。
ただ、主人公である成海璃子。彼女の演技はダメですねぇ~(;´▽`A``
上手い下手以前に、演技が出来ているのかな?と。頭で考えて演じようとしてるんでしょうかね?ラストの叫ぶシーンなんて、観ていてかなり痛かったです(^^;)
小出恵介の演技は前述の通り、普通だったのですが、成海璃子の演技がひどかったので、上手く感じてしまいました。
後は、国語の教師を高田延彦が演じていたのにはちょっと笑いましたw

『内容』
ある出来事をきっかけに、友達との接し方がわからず内向的になってしまったリョウ(成海璃子)。
友達のいない彼女は携帯をもっていなかったのだが、ある日、公園で玩具の携帯電話を拾ってしまう。鳴るはずのない玩具から着信音が・・・恐る恐る出てみると、シンヤ(小出恵介)という見知らぬ青年からの電話だった・・・

『配役』
相原リョウ/成海璃子
野崎シンヤ/小出恵介
原田リョウ/片瀬那奈
相原伸子/古手川祐子
相原哲司/中野英雄
相原ミキ/坂田梨香子
山口先生/高田延彦
保健の先生/羽田実加
リサイクルショップ従業員・吉田/石川伸一郎
戸田/岩城滉一
野崎サチ/八千草薫

『監督』  荻島達也


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2008.03.10 | 邦画 | COMMENT(0)
【邦画】天然コケッコー
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『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響2/音楽3/美術3/衣装2/配役3/魅力2/テンポ2/合計26)

『評論』
「くらもちふさこ」の少女漫画の映画化ということで、なんとなく観たいなぁ~と思っていた作品だったのですが、先日ようやくレンタルし鑑賞しました。
ちなみに、「くらもちふさこ」という少女漫画家の名前は聞いた事があったのですが、実際に本作は読んだ事がありませんでした。
多分彼女の作品自体読んだ事はないと思います。
そういう訳で、今回レビューを書くに当たって、wikiでくらもちふさこを調べてましたw
すると、「別マで紡木たくと双璧をなし、多田かおる・いくえみ綾などに影響を与えている。(wiki)」と紹介されていました。というかそんなに凄い人だったんですね(;´▽`A``
機会があれば是非、今度彼女の作品を読んでみようかなと思いますw
さてさて、上記にもあるように、原作は未読なので純粋な映画としての本作について書きたいと思います。
本作の大まかな内容は、田舎の小さな村に暮らす中学生の主人公そよと、東京から転校してきた、ちょっとイケメンな同級生との恋愛を軸に、高校入学までの期間の彼女の成長を描いたストーリーといった感じです。
本作について、正直レビューを書くのは難しいんですよね(;´▽`A``
何というか、独特なほのぼのとした空気の漂う映画でしたw
ただ、それだけというか・・・決して面白くない訳ではないんですよ。観ていてそれなりに面白かったとは思います。ただ、山や谷がないというか・・・
夏帆演じるそよと岡田将生演じる大沢広海の淡い恋を軸に、いろいろなエピソードを盛り込みながら、主人公そよの心の成長を描いていたのですが、特筆する点が特にはないんですよね。
成長自体も少女から大人の女性になるっていうような、大きな成長でもなく、思春期に大人になる為にのぼる階段のワンステップを丁寧に描いたという感じなんですよ。
まぁ、逆に言えば、より現実的なのでしょうが、やはり映画としてまとめるには、物足りなかったかな?というのが個人的な感想です。
原作を読んでいないのですが、恐らく原作にはもっと多くのエピソードがあり、それらを消化することで、彼らにより共感でき、もっと違った見方が出来たのかもしれないとは思いました。
それだけに、映画という限られた時間の中では、なかなか本作の本当の魅力を現しきれなかったのかな?という感じですかね。
ただ、田舎とそこに暮らす子供たち、人々をほのぼの描いてる様は観ていてほっとしましたし、肩に力を入れることなく楽に観れるという点においてはお奨めな作品なのかもしれません。
キャストについて、主人公そよを演じた夏帆も自然体な感じで良かったと思いますし、大沢広海を演じた岡田将生も、東京からやってきた今時の子供という感じでぴったりだったと思います。
また脇を固めていた佐藤浩市、夏川結衣も良い味をだしていました。
個人的には、子供達よりも、二人が演じた右田夫妻と大内まりが演じた大沢の母の三角関係のドラマの方が観たかったなぁ~なんてwww
子供が中心であくまでも大人は脇役なのですが、大人のドラマをもっと掘り下げて欲しかったなぁ~って思ってしまいました。
なんかせっかく起用している豪華俳優陣がもったいない気がしましたし(;´▽`A``
その他の子供達の演技についても田舎の子供達って感じで良かったと思います。

『内容』
小、中学校あわせて6人しかいない田舎の学校に通う右田そよ(夏帆)。
そんなある日、東京からイケメン転校生、大沢広海(岡田将生)がやってきた・・・

『配役』
右田そよ/夏帆
大沢広海/岡田将生
右田以東子(母)/夏川結衣
右田一将(父)/佐藤浩市
田浦伊吹/柳英里沙
山辺篤子/藤村聖子
右田浩太郎/森下翔梧
田浦カツ代/本間るい
田浦早知子/宮澤砂耶
シゲちゃん/廣末哲万
篤子の父/斉藤暁
松田先生/黒田大輔
美都子(大沢の母)/大内まり

『監督』  山下敦弘


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2008.03.07 | 邦画 | COMMENT(0)
【洋画】ボルベール
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『評価』
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(演技4/演出3/脚本4/撮影2/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力3/テンポ3/合計35)

『評論』
公開当初、評論家の高評価が印象にあった為、いつか鑑賞しようと思っていた作品でした。ただ、新作料金でレンタルする気にはなれず、新作落ちを密かに待ってたんですよね(;´▽`A``
で、ようやく新作落ちしたので先日鑑賞する事が出来ましたw
正直、本作のタイトルであるボルベール(帰郷)から、郷里に帰りそこでのヒューマン映画的なものを想像していたのですが、実際に鑑賞してみると自分の予想とは違っていました。
何というか、本作は、女性の姿を描いた映画なんですよね。女であり母であり娘である女性。
そして、母娘の関係について掘り下げた映画だったと思います。
タイトルにある帰郷というのは、文字通り郷里に帰るというものではなく、ペネロペ・クルス演じるライムンダが、自らの母の元に帰る様を表しているものでした。
ここからは、ネタバレですので、まだ鑑賞していない方で興味のある方はスルーして下さい。
ある事件を境にライムンダは自らの母親を遠ざけ娘である事を止めてしまっていました。
ところが、自分が娘を持ち母親となり、自らの母親と同じ経験をする事で、自分の母親の気持ちが解ります。
そしてそれをきっかけに和解に至るのですが、その描写が違和感なく描かれていました。
私自身、女性ではないので、何ともいえない部分があるのですが、同性の親子というものは、微妙な距離感があるというか、何というか素直に親子という関係だけでは割り切れない気がします。
なんというか親、子という立場の他に男だったり女である訳で、ある種ライバル感というかお互い相容れない部分があるような・・・
そしてそれは、男性よりも女性の方が強い気がするんですよね。
本作では、その微妙な感じを巧みに表現しつつ崩壊ではなく再生を描いてる点に好感がもてましたし、ある種の感動を覚えました。
話の展開としては、まったく予想通りに展開していくのですが、それでも面白かったですし、なんだろう?それは感情の伏線のはり方が絶妙だったからかなぁ?と今考えると思ったりします。
キャストとしては、主人公のライムンダを演じたペネロペ・クルスが非常に良かったと思います。
何というか母親としての姿が非常に似合うんですよね。かといって、母親だけではなく女性としての魅力も持っていて、娘としての危うさも持っているというか・・・
そういった点において本役は絶妙だったのではないかと思います。
また、母イレネを演じたカルメン・マウラの母親としての演技も非常に良くて、ペネロペとの距離感も絶妙だったと思います。
最後に娘を演じたヨアンナ・コボが、どうしてもロナウジーニョにみえてしまって・・・劇中、ずっと目で追っていたのは内緒ですw
さて本作ですが、やはり母や娘である立場の女性が観るともっと深い味わい方があるというか・・・
必見ではないかな?と思いました。

『内容』
稼ぎの良くない夫と一人娘パウラ(ヨアンナ・コボ)を養う為に、忙しく働くライムンダ(ペネロペ・クルス)だったが、夫がパウラに関係を迫り、逆に刺し殺されてしまう。それを知ったライムンダは、夫の死体を処理する事に決めた。
そんな中、親代わりであった伯母の訃報が・・・またそれに加えて死んだはずの母イレネ(カルメン・マウラ)を見かけたという噂が・・・

『配役』
ライムンダ/ペネロペ・クルス
イレネ(母)/カルメン・マウラ
ソーレ(姉)/ロラ・ドゥエニャス
パウラ(娘)/ヨアンナ・コボ
アグスティナ/ブランカ・ポルティージョ
パウラ伯母さん/チュス・ランプレアベ
パコ/アントニオ・デ・ラ・トレ

『監督』  ペドロ・アルモドバル


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2008.03.06 | 洋画 | COMMENT(0)
【邦画】キサラギ
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『評価』
A
(演技4/演出5/脚本4/撮影4/音響3/音楽4/美術3/衣装3/配役5/魅力5/テンポ4/合計44)

『評論』
今をときめく個性的な5人の俳優。それに加えて、興味をそそる内容。そして密室劇。これらの要素から、DVD化されるのを指折り数えて待ってた作品です。
実際に鑑賞してみて、予想をはるかに超えた出来に大満足でしたw
結局、何度鑑賞したでしょうか?まるっと最初から最後まで通して鑑賞したのは3,4度くらいですが、部分的にはその倍以上はw
特にエンディングロールの如月ミキちゃんの歌をバックに5人のキャストが踊るシーンは数え切れないくらい観てると思います(;´▽`A``
なんか、楽しんで撮影している雰囲気っていうのが伝わってくるというか、出来れば彼らの仲間になりたいなぁ~なんてwww
さてさて、本作の内容ですが、1年前に自殺したアイドル、如月ミキの追悼会ということで、ネットを介して知り合った5人のコアなファンが集まるというところから始まります。
この会を主催するのは家元という小栗旬演じる、熱狂的な彼女のファン。
そして、この小栗旬演じる家元が、本作のナビゲーターとして、如月ミキ自殺の謎を解明していくというストーリーです。
5人の役割分担としては、小栗旬がナビゲーター、ユースケ・サンタマリアが問題提起人、小出恵介が盛り上げ役、香川照之が常用参考人、塚地武雅がキーマンといった感じでしょうかね?
前述にもあるように密室劇なので、その場で話が完結するように、必要な情報は全て登場人物達が保有しているのですが、伏線の張り方や話の展開など、なかなかよく練られていた作品だったので、そんなに違和感もなく楽しく鑑賞することが出来ました。
若干、強引な箇所もありましたが、許容範囲内ではないかとw
キャストについてですが、個性豊かな5人の俳優が、自分の色をだしつつオーバーにコミカルに、そしてシリアスに演じわけているのは圧巻だったと思います。
それぞれが対等にバランス良く演じれてたのではないでしょうか?
個人的にはお奨めの一本ですし、ネットの批評を見ても評判が良いので、観ても損はない一本ではないでしょうか?

『内容』
1年前に自殺したアイドル、如月ミキ。彼女の熱狂的なファンであった家元(小栗旬)は、追悼会を催す事に・・・
そして、その追悼会には、彼女の熱狂的なファン5人が集まった。
そんな中、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)は如月ミキ他殺説を持ち出す・・・

『配役』
家元/小栗旬
いちご娘/香川照之
オダ・ユージ/ユースケ・サンタマリア
スネーク/小出恵介
安男/塚地武雅
宍戸錠

『監督』  佐藤祐市


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2008.03.05 | 邦画 | COMMENT(0)
【邦画】包帯クラブ
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『評価』
A-
(演技4/演出4/脚本4/撮影4/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力4/テンポ4/合計40)

『評論』
本作について、公開当時から話題になってましたよね。公開前、そのタイトルから、ホラー系かそれに近しいサスペンス系みたいなイメージがあったのですが、天童荒太による小説作品である事と、あらすじを知って、イメージしていたものとは全く別物のストーリである事から、興味を引かれていた作品でした。
また、物語の主軸である、包帯を直接的に傷に巻くのではなく、傷ついた場所やそれに属する場所に巻く事での癒しという内容にも興味を覚え、例の如くレンタル開始直後にレンタルし鑑賞しました。
正直、日本映画って個人的には当たり外れが激しい為、期待半分警戒半分という感じで鑑賞したのですが、予想をはるかに超えて面白かったです。
全体的な構成もテンポも良いと思いましたし、何より原作がしっかりしていたからか、物語を通して筋が通っていたというか。飽きる事なく鑑賞する事ができました。
内容も、前述にもあるように包帯を場所に巻くというストーリを主軸に、若いティーンズが抱える友達関係の問題や、少年犯罪、性犯罪、ネット問題、自殺問題などを少なからず盛り込んでいて、構えることなく自然に感じられるというのも良かったと思います。
特に印象に残ったのが劇中でディノを演じる柳楽優弥が、自殺を考えたワラを演じた石原さとみに、「人間はまっすぐ歩いてると、なんとなくまっすぐ歩いてるのが嫌になって、ちょっと曲がってみようと考える。それと同じように人は死を選ぶ。」という内容の発言をしたシーンです。
その言葉を聞いた時に、芥川龍之介が自殺した理由を「将来に対するただぼんやりとした不安」としていたのを思い出しました。
また、それと同時に若い折、そういう感情で自殺というものについても考えた事もない訳ではないというか・・・
思春期って今の自分の状態だったり、将来だったり、各問題について、投げやりになるというか、表現しにくいのですが、なんとなく不安になるというか・・・情緒が不安定になる時ってありますよね。
成人し、結婚し子供をもって落ち着いている今だからこそ、ある種客観的に見る事ができるのですが、若い時は若い時で真剣な訳で・・・
そういう若さゆえの不安定さだったり、脆さを思い出しました。。。
また、人間が本来持っている思いやりや他人を気遣う心、人との結びつきなども感じる事ができました。
結局、人が人を思いやるのも優しくなれるのも、その人の辛さや苦しさを味わった事があるからな訳で、登場人物全てが心に傷を持つからこそ、彼らが他人の傷について真剣に向き合えていたという描写も良かったと思います。
さてさて、キャストですが、主人公であるワラを演じたのは石原さとみ、ディノを演じたのは柳楽優弥です。
石原さとみについては、巷では演技力が評価されているようですが、個人的にはどの役をみても同じような感じで、あまり好きではないというか・・・早口&うるさい演技が好きじゃないんですよね(;´▽`A``
でも、本作の役については、不安定さをうまく表現できていたと思います。
また、柳楽君については、「シュガー&スパイス 風味絶佳」よりインパクトがあったというか、あの役もあの役で良かったとは思いますが、本作の方が、演じやすかったのか生き生きしていたような気もしました。個人的な感想ですが(;´▽`A``
その他、ギモを演じた田中圭、タンシオを演じた貫地谷しほり、テンポを演じた関めぐみ、リスキを演じた佐藤千亜妃も非常にバランスがとれていて良かったと思います。というか、けっこう豪華なキャストですよねw
意外とすんなり入っていける映画ですし、テンポも良い映画ですので、機会があれば是非♪

『内容』
90年代のロサンゼルス。一人の新米女性教師が、劣悪な環境下で生活する生徒たちに対して、交換日記をつけることにより、立ち直らせたという実話を元に映画化された作品。

『配役』
ディノ/柳楽優弥
ワラ/石原さとみ
ギモ/田中圭
タンシオ/貫地谷しほり
テンポ/関めぐみ
先生/塩見三省
ワラの母/原田美枝子
テンポの母/風吹ジュン
岡本麗
国広富之

『監督』  堤幸彦


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2008.03.04 | 邦画 | COMMENT(0)
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『評価』
A-
(演技4/演出4/脚本4/撮影4/音響4/音楽4/美術3/衣装3/配役4/魅力5/テンポ4/合計43)

『評論』
随分ご無沙汰してました・・・(;^_^A アセアセ・・・
やはり仕事とプライベートが忙しく、なかなか更新の機会がありませんでした。。。
しかしながら、映画の鑑賞量は変わっておらず、毎日1本弱程度鑑賞はしていましたw
そもそも、このブログは映画の紹介というよりも、自分の映画の備忘録とでもいいましょうか、鑑賞した映画とその感想を書いておく事で、鑑賞の重複を避けたり、或いは、もう一度観直した際に、どういう風に感想が変化したか確認する為のものなんですよ。
そういう訳で、鑑賞した映画は片っ端から感想を書いておきたいのですが・・・
ご覧の始末(;´▽`A``
今後は、徐々にでも更新頻度を上げていこうと密かに思っている次第です。
・・・っと本作とは関係ない雑文になってしまいましたwご容赦をw
さてさて本作ですが、レンタル開始と同時に鑑賞したのですが、走り書き程度のレビューを残して保存していました。そういう訳で、本作からレビューを復帰したいと思いますw
本作ですが、内容が学園ものという事もあり、また加えて実話です。さらに、公開当時、批評家たちの評判も上々という事で、あちらで公開されてる時から鑑賞したかった作品だったんですよね。
で、前述にもあるようにレンタル開始後、即レンタルw
主演は、ヒラリー・スワンク。個人的に最近好きな女優の一人なんですよね。
何というか、整いすぎておらず、味のある演技というか、親しみがもてるというかwww
まぁ、彼女が主演というだけでも鑑賞は必至だったというのは、ここだけの秘密です(^ー^* )フフ♪
さてさて、本作の感想ですが、個人的にかなり良かったと思います。
正直、学園ものという事で、或いは、型にはまった説教臭いお決まりのストーリーかな?とも思ってたんですよ。
まぁ、ある意味、それはハズレてはいなかったのですが、何というか、実話だけにリアリティがあったというか・・・単純に、荒れたクラスをまとめるという話ではなく、アメリカに暮らす、各人種間の抗争だったり、銃社会による悲劇・・・
格差社会の理不尽さなのを、極自然に違和感なく描けていたと思います。
本作を鑑賞してみて、なんというかすごく衝撃的だったのが、ティーンズにおいて、死というものが現実的であり、それが非常に近い場所にあるという事。自分が死ぬ覚悟も友達を失う覚悟も或いは、出来ている現実という点でした。
如何に自分が恵まれた環境で生活していたかと痛感する反面、子供をもつ親としていたたまれない気持ちになったというか・・・
それらの現実に背を向けずに、きちんと描けていた点が本作を評価した一番の要因でもあります。
主軸となるストーリーは、そういう子供達が、学ぶという事に興味を持ち、吸収し学習面でも人格面でも成長するという内容でしたが、やはり個人的には前述の描写が素晴らしかったなと思いました。
お奨めな映画なので、機会があれば是非鑑賞してみてください。

『内容』
90年代のロサンゼルス。一人の新米女性教師が、劣悪な環境下で生活する生徒たちに対して、交換日記をつけることにより、立ち直らせたという実話を元に映画化された作品。

『配役』
エリン・グルーウェル/ヒラリー・スワンク
スコット/パトリック・デンプシー
スティーヴ/スコット・グレン
マーガレット・キャンベル教科主任/イメルダ・スタウントン
アンドレ/マリオ
エバ/エイプリル・リー・エルナンデス
マーカス/ジェイソン・フィン
ベン/ハンター・パリッシュ
グロリア/クリスティン・ヘレラ
ジャマル/ディーンス・ワイアット
ティト/ガブリエル・チャバリア
ミゲル/アントニオ・ガルシア
ブランディ/ヴァネッタ・スミス

『監督』  リチャード・ラグラヴェネーズ

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