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【邦画】NANA2
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『評価』
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(演技2/演出2/脚本2/撮影3/音響2/音楽3/美術3/衣装4/配役2/魅力2/テンポ2/合計27)

『評論』
ご存知のように、前作からキャスト変更があり、主人公であるハチが宮崎あおいから市川由衣。レンが松田龍平から姜暢雄。シンが松山ケンイチから本郷奏多へ変更となりました。
シンについては、元々松山ケンイチが演じるのに外見的にも無理があったと思いますし、本郷奏多への変更は、外見的にも年齢的にもより原作に近づいたと言えるのではないでしょうか?
また存在感がある本郷奏多だけに、個人的にはなかなか良いキャスティングだったのではないかと思います。
欲をいえば、せっかくレイラ役に伊藤由奈がいるだけに、レイラとシンの恋も描いて欲しかったのですが、時間的に無理でしたね(^^;)
レンについては、キャスティング失敗かなと。松田龍平が独特の威圧的とでもいいましょうか雰囲気をもっていてそれが、レンによく合っていたと思うのですが、姜暢雄はまた違った感じな訳で、前作のイメージが強すぎるだけに、違和感がありまくりでした。
そして一番の要であるハチの変更ですが、やはり想像した通り大失敗でしたね。
市川由衣も、前作の宮崎あおいの演じたハチに近づけるべく努力しているのは、観ていて痛いほど伝わってきました。それが解りすぎるだけにかえって痛かったですね。
そもそも、前作で宮崎あおいがハチのイメージや方向性を印象付けただけに、それを払拭するには、また違った市川由衣オリジナルのハチを演じる必要があったと思うのですが、結局は、宮崎あおいの真似に徹していた訳で、それが一番の失敗の原因ではないかと思います。
また、比較的演技力がなくても務まるホラー作品の「サイレン FORBIDDEN SIREN」での演技を見ても解るように、宮崎あおいの代役は正直厳しかったですね。
逆に宮崎あおいの演技力の高さを証明してしまうようになってしまったのは皮肉な話ですね。
まぁ、演技力以前に、本作の内容自体が妊娠、軽薄、二股、芸能ニュースと前作に比べて暗いというか、面白くないというか、難しかった点も前作に劣る点ではないかと思います。
時間的な都合やキャラクタの違いなどから降板した宮崎あおいですが、或いは、このストーリーを想定していてスルーしたのではないかとも思えますね。
また同じく主演である中島美嘉も、そんなに演技力があるとは思わないのですが、前作では宮崎あおいという演技面で引っ張って言ってくれる存在がいただけに、相乗効果というか、非常に良く思えたのですが、本作では、演技面でのリーダー的な存在がいなかったという点も辛かったですね。
テンポも、ストーリー的なテンポに加えて俳優達の演技の間もあまり良くなくて悪く感じました。前にも書いたように、演技面でのリーダー的存在がいれば少しは変わってきたのではないでしょうか?
内容自体は、原作をなぞる形でけっこう忠実に作られていたとは思いますが、時間の都合からたくさんのエピソードをカットしている訳で、些か強引な感じもあったと思います。
ただ、やはり今回の敗因はキャスト変更の失敗ではないかなと・・・

『内容』
矢沢あい原作の人気コミック「NANA」実写映画版第2弾。
ハチ(市川由衣)は、同居人のナナ(中島美嘉)に内緒で、トラネスのタクミ(玉山鉄二)と付き合っていた。憧れと寂しさからタクミを求めていたハチだったが、そんなハチをタクミは満たしてくれる訳ではなかった。その後、ナナのバンドメンバーのノブ(成宮寛貴)に告白され、タクミと別れてノブと付き合うことに・・・

『配役』
大崎ナナ/中島美嘉
小松奈々/市川由衣
一ノ瀬巧/玉山鉄二
寺島伸夫/成宮寛貴
岡崎真一/本郷奏多
芹澤レイラ/伊藤由奈
高木泰士/丸山智己
本城蓮/姜暢雄
藤枝直樹/水谷百輔
能世あんな
高山猛久
ベンガル
村松利史
宍戸留美
池田鉄洋
山内あゆ
中村まこと
今奈良孝行
村杉蝉之介
辻修
中村靖日
土田英生
森田ガンツ
佐藤真弓
小林健一
木村靖司
中村英児
横溝千恵
美保純
田辺誠一

『監督』  大谷健太郎

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2007.06.29 | 邦画 | COMMENT(0)
【洋画】13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ
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『評価』
B+
(演技4/演出3/脚本3/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力3/テンポ4/合計36)

『評論』
最近は、ミュージカルにもなっていて、ご存知の方も多いと思いますが、少年が、ある日突然大人になるというトム・ハンクス主演の「ビッグ」という映画があります。
個人的に、彼の出演している作品のなかでこの「ビッグ」が一番好きで、幾度となく観ているのですが、本作は、この「ビッグ」の少女版という感じの映画でした。
ちなみに、最近のトム・ハンクスってあまり好きじゃないんですよね(^^;)
「フォレスト・ガンプ」あたりから、観客に媚びるというか、他人からの評価を第一に考えているというか、そういう姿勢が見えると興醒めになる訳で、この「ビッグ」の頃の彼に戻って欲しいなぁ・・・なんて(^^;)
さてさて話を戻しますが、本作は、前述にも書きましたが13歳の女の子がある日突然、30歳になってしまうというストーリーです。
「ビッグ」と違うのは、少女と少年という違いの他に、「ビッグ」は、自分だけが歳をとったという設定だったのですが、本作は、自分だけではなく周りも歳をとっています。そうつまり、30歳の自分にタイムスリップしたという点です。てっきり、主人公だけが歳をとるものだと思っていたので、ちょっとびっくりしたのですが、タイムスリップしてみて、少女時代の時代背景が十数年前だったのも納得。
好きなストーリーの他に、大好物のタイムスリップものまで絡んでいるなんて、ラッキーと感じたのを覚えています。
また、「ビッグ」では大人になって、大人の女性と知り合い恋をするのに対して、本作では、成長した幼馴染の男の子に恋する訳で、そういう細かい設定が違っていたのも楽しめたポイントではないかと思います。
さて本作で、主人公のジェナは突然30歳の自分にタイムスリップする訳ですが、30歳のジェナは、13歳の頃に憧れていた全てを手にしている理想そのものな訳で、戸惑いはあるものの当初は悪い気はしません。
ところが、何もかも手に入れた理想の自分を、客観的に観る事で本当に大切なものを見失っている事に気づくんですよね。そして、自分が外見ばかりで憧れていたものが本当に大切な事ではないと気付く訳です。
こういう展開の映画ってよくあるのですが、本作は、13歳の自分という言わば他人のような存在を通して30歳の自分を客観視する事で、スムーズにその描写ができたのではないでしょうか?
また、切ないラストシーンが印象的な「ビッグ」も良かったのですが、、本作は心温まるハッピーエンドという感じで、こっちも良かったと思います。
配役ですが、主人公であるジェナを演じたのはジェニファー・ガーナー。最近、彼女は「デアデビル」や「エレクトラ」等で、格好良い女性を演じていますが、個人的にはこういう映画のように、少女チックな女性の方がしっくりくる気がします。
それにしても、本作での彼女の生き生きとして演技は素晴らしかったです。30歳のジェナの後ろにはっきりと13歳のジェナを垣間見る事ができました。
彼女のこの演技があるからこそ本作は成立したのではないでしょうか?
また、成長した幼馴染マットを演じたマーク・ラファロも良かったと思います。
ちなみに、吹き替え版は、ジェニファー・ガーナーが三石琴乃、マーク・ラファロが関俊彦だったと思いますが、さすが中堅どころの実力派声優ということで、上手かったです。吹き替え版も個人的にはお薦めです。

『内容』
13歳の誕生日、親友のマットと喧嘩したジェナは押入れで「30歳になりたい」と強く願ったのだが、目覚めた時、彼女は本当に30歳のキャリアウーマンになっていた。30歳のジェナ(ジェニファー・ガーナー)は、憧れていた全てのものを手にしていたのだが・・・

『配役』
ジェナ/ジェニファー・ガーナー
マット/マーク・ラファロ
ルーシー/ジュディ・グリア
リチャード/アンディ・サーキス
ビバリー/ キャシー・ベイカー
トリッシュ/キルスティン・ウォーレン
ウェンディ/リン・コリンズ
フィル・リーヴス
クリスタ・B・アレン
ショーン・マークエット
ジョー・グリファシ

『監督』  ゲイリー・ウィニック

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2007.06.28 | 洋画 | COMMENT(0)
【洋画】ザスーラ
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『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響2/音楽2/美術3/衣装2/配役3/魅力2/テンポ3/合計27)

『評論』
ロビン・ウィリアムス主演の「ジュマンジ」の宇宙版といった感じの映画です。それもその筈、原作は「ジュマンジ」のクリス・ヴァン・オールズバーグで本作は「ジュマンジ」の続編として書き上げられたものです。
「ジュマンジ」ですが、個人的にあまり好きではなかったんですよ。
何て言うか展開だったり発想自体は面白いと思いますし、当時の中では、映像技術もなかなか良くて見応えもあったのではないかと思います。
ただ、何度も本ブログで書いているようにロビン・ウィリアムスが個人的に好きではなく、特に、「ジュマンジ」の役はかなり狙っている感が見えていた訳で、それをずっと意識して鑑賞していたせいか、全然面白く感じませんでした。
そういう訳で、彼の出演していない本作なら、或いは楽しめるかもしれないと思い鑑賞した訳です。
感想としては、まぁそこそこ面白かったのですが、やはりどんなにイベントを変えようが、動物から宇宙にしようが、既出感はぬぐえず、「ジュマンジ」には及ばないという感じでした。
また、一つ一つのイベントが「ジュマンジ」に比べると迫力不足というか、物足りなかったのも残念でした。
ただ、個人的にロビン・ウィリアムスが出ていなかったので、ストーリーだけを純粋に鑑賞することができたので、そこは良かったかな?とw
また、途中から出てきたダックス・シェパード演じる宇宙飛行士。この展開も「ジュマンジ」と同様でしたし、設定自体も同様だったのですが、彼の正体は、ちょっと考えられていた訳で、その点は良かったのではないかと思います。
彼が出てきた時に、ワームホールの話をちらつかせて伏線はりをしていたのも良かったです。個人的に時間軸が絡むとどうしても評価が甘くなってしまうのも確かですが(^^;)
まぁ、「ジュマンジ」やこういう系統の映画が好きな方ならば、無難に楽しめる作品ではないかとおもいます。
さて、配役ですが、主役であるウォルター少年を演じたのは、「ペナルティ・パパ」「RV」のジョシュ・ハッチャーソン。ハンサムになりそうな感じの可愛い子だけに将来が楽しみですね。
また、ウォルターとダニーの姉であるリサを演じたのは、ジョディ・フォスター主演「パニック・ルーム」でサラを演じたクリステン・スチュワート。いやぁ、大きくなりましたね。時間が経つのは早いなぁと(^^;)
監督は、「エルフ ~サンタの国からやってきた~」のジョン・ファヴロー。この作品も軽快なテンポで観やすい作品でしたが、本作も同様に観やすい作品になっているのではないかと思います。

『内容』
喧嘩ばかりしている兄弟、ウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)とダニー(ジョナ・ボボ)。ある日、弟のダニーが地下室で「ザスーラ」と書かれたボードゲームを発見する。ウォルターを誘うが断られ仕方なく一人で遊びはじめるダニーだったのだが、出てきたカードと同じ事が起こり、外は宇宙空間に変わっていた・・・

『配役』
ウォルター/ジョシュ・ハッチャーソン
ダニー/ジョナ・ボボ
宇宙飛行士/ダックス・シェパード
リサ/クリステン・スチュワート
パパ/ティム・ロビンス
ロボット/フランク・オズ

『監督』  ジョン・ファヴロー

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2007.06.27 | 洋画 | COMMENT(0)
全米興行収入トップ10(2007年6月26日付)
6月26日発表全米興行収入トップ10eiga.com

1(初) Evan Almighty「エバン・オールマイティ」

配給:Universal(UIP)
上映週:1
週末興収($):32,100,000
累計興収($):32,100,000
監督:トム・シャドヤック
出演:スティーヴ・カレル、ローレン・グレアム、モーガン・フリーマン、ジョン・グッドマン、ワンダ・サイクス、ジョン・マイケル・ヒギンズ、モリー・シャノン
内容:ジム・キャリー主演の「ブルース・オールマイティ」の続編。
前作でジム・キャリーのライバルを演じ、現在人気沸騰中のスティーブ・カレルがジムに代わって主役をつとめた。設定もそのままに、ジム演じたブルースのライバルキャスターだったスティーブ演じるエバンがモーガン・フリーマン演じる神様から試練を与えられる・・・
公式サイト「Evan Almighty」公式サイト


2(初) 1408

配給:Dimension/MGM
上映週:1
週末興収($):20,200,000
累計興収($):20,200,000
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、メアリー・マコーマック、トニー・シャルーブ、ウィリアム・H・アームストロング、レン・キャリオー
内容:スティーヴン・キング原作の短編小説を映画化。
超常現象を全く信じない作家が、新作を執筆するために呪われている「1408号室」にやって来るのだが・・・
監督は、クライブ・オーウェン、ジェニファー・アニストン主演「すべてはその朝始まった」のミカエル・ハフストローム。
公式サイト「1408」公式サイト


3(1) Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」

配給:20th Century Fox(20世紀フォックス映画)
上映週:2
週末興収($):20,200,000(57,400,000)
累計興収($):97,600,000
監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス、ダグ・ジョーンズ、ジュリアン・マクマホン、ケリー・ワシントン、ローレンス・フィッシュバーン(声)
内容:マーベルの人気シリーズ「ファンタスティック・フォー」の第2弾。
本シリーズ初登場となる人気キャラのシルバー・サーファーが登場。また、互いの能力が入れ替わってしまうシーンもあるらしい。
公式サイト「Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer」公式サイト


4(2) Ocean's Thirteen「オーシャンズ13」

配給:Warner Bros.(ワーナー)
上映週:3
週末興収($):11,300,000(19,100,000)
累計興収($):91,000,000
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マッド・デイモン、アンディ・ガルシア、アル・パチーノ、ドン・チードル、バーニー・マック、エレン・バーキン、ケイシー・アフレック、スコット・カーン、エディ・ジェイミソン、シャオボー・クィン、カール・ライナー、エリオット・グールド
内容:ご存知「オーシャン」シリーズ第3弾。
今回キャストは、ジュリア・ロバーツが抜け、代わりに大御所アル・パチーノとエレン・バーキンが加わった。今回の舞台は1作目と同様ラスベガス。アル・パチーノ扮するカジノオーナーとジョージ・クルーニー率いるオーシャンズとの頭脳戦が描かれている。また、前2作で敵役だったアンディ・ガルシアが仲間として仕事するなど展開もあるらしい。
公式サイト「Ocean's Thirteen」公式サイト
        「オーシャンズ13」公式サイト


5(3) Knocked Up

配給:Universal
上映週:4
週末興収($):10,600,000(14,500,000)
累計興収($):109,000,000
監督:ジャド・アパトー
出演:セス・ローゲン、キャサリン・ヘイグル、ポール・ラッド、レスリー・マン、ジェイソン・シーゲル、ジェイ・バルチェル、マーティン・スター、ジョアンナ・カーンズ、ハロルド・ライミス
内容「40歳の童貞男」のジャド・アパトー監督最新作。
結婚について全然考えていなかった男女2人が、酒のはずみで関係を持ち子供を授かってしまい、交際するのだが、二人の相性は最悪だった・・・
主演は、「ドニー・ダーコ」「40歳の童貞男」のセス・ローゲンとTVドラマ「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ヘイグル。
公式サイト「Knocked Up」公式サイト


6(4) Pirates of the Caribbean: At World's End「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映週:5
週末興収($):7,200,000(12,000,000)
累計興収($):287,000,000
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


7(5) Surf's Up「サーフズ・アップ」

配給:Columbia(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
上映週:3
週末興収($):6,700,000(9,300,000)
累計興収($):47,300,000
監督:アッシュ・ブラノン
出演:シャイア・ラブーフ、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ、ズーイー・デシャネル、ジョン・ヘダー、ジェーン・クラコウスキー、マイケル・マッキーン
内容:「オープン・シーズン」に続くソニーのCGアニメ作品。「ハッピーフィート」に続きまたもやペンギンのCGアニメだが、今回はサーフィンがテーマ。
公式サイト「Surf's Up」公式サイト
        「サーフズ・アップ」公式サイト


8(6) Shrek the Third「シュレック3」

配給:Paramount/DreamWorks(アスミック、角川エンタテインメント)
上映週:6
週末興収($):5,800,000(9,000,000)
累計興収($):307,900,000
監督:クリス・ミラー
出演:マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス、アントニオ・バンデラス、ジャスティン・ティンバーレイク、ルパート・エヴェレット、エイミー・ポーラー、エイミー・セダリス、チェリ・オテリ、ジュリー・アンドリュース
濱田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人
内容:ご存知「シュレック」シリーズの続編。
国王の後継者に指名されたシュレックは、国王になるのを逃れる為、後継者探しの旅にでた・・・
オープニング3日間の興行収入が「スパイダーマン3」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に続く、歴代3位に及び、アニメーション作品では歴代1位という記録を飾った。
ちなみに、「シュレック4」も既に準備中。
公式サイト「シュレック3」公式サイト


9(7) Nancy Drew

配給:Warner Bros.(ワーナー)
上映週:2
週末興収($):4,500,000(7,100,000)
累計興収($):16,000,000
監督:アンドリュー・フレミング
出演:エマ・ロバーツ、レイチェル・リー・クック、マックス・シエリオット、ジョシュ・フリッター、テイト・ドノヴァン、ジョアンヌ・バロン、エイミー・ブルックナー
内容:ジュリア・ロバーツの姪であるエマ・ロバーツ主演作。
田舎で育った少女探偵がハリウッドで起こる変死事件解決に挑む、少女向け学園ミステリー作品。
公式サイト「Nancy Drew」公式サイト


10(初) A Mighty Heart

配給:Paramount Vantage
上映週:1
週末興収($):4,000,000
累計興収($):4,000,000
監督:マイケル・ウィンターボトム
出演:アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アーチー・パンジャビ
内容:アンジェリーナ・ジョリー主演の社会派ドラマ。
パキスタンで9.11テロの取材中にイスラム過激派により殺害された記者ダニエル・パール氏の未亡人の手記を下に映画化。
本作は、もともとブラッド・ピットの元妻であるジェニファー・アニストンが演じる筈だったが、現妻であるアンジェリーナ・ジョリーで製作された。本役でオスカーを狙っていただけにジェニファー・アニストンは複雑か・・・
公式サイト「A Mighty Heart」公式サイト


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国内興行収入トップ10(2007年6月26日付)
6月26日発表国内興行収入トップ10eiga.com

1(1) パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映週:5
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


2(初) 舞妓Haaaan!!!

配給:東宝
上映週:2
監督:水田伸生
出演:阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、京野ことみ、酒井若菜、キムラ緑子、大倉孝二、生瀬勝久、山田孝之、須賀健太、Mr.オクレ、日村勇紀、北村一輝、植木等、木場勝己、真矢みき、吉行和子、伊東四朗
内容:「京都は日本の宝どす。」
修学旅行以来、京都の舞妓の虜になってしまった公彦(阿部サダヲ)は、「舞妓はんと野球拳を」を夢見る平凡なサラリーマン。そんな彼が京都支社へと転勤になり・・・
公式サイト「舞妓Haaaan!!!」公式サイト


3(初) 憑神

配給:東映
上映週:1
監督:降旗康男
出演:妻夫木聡、夏木マリ、佐々木蔵之介、鈴木砂羽、森迫永依、笛木優子、佐藤隆太、赤井英和、上田耕一、鈴木ヒロミツ、本田大輔、徳井優、大石吾朗、石橋蓮司、香川照之、西田敏行、江口洋介
内容:「神様いったい、何様のつもりですか?」
浅田次郎原作と「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督が再びコンビを組んだ作品。幕末、妻夫木演じる下級武士が、貧乏神・疫病神・死神に取り憑かれてしまった・・・
公式サイト「憑神」公式サイト


4(3) 300/スリーハンドレット

配給:ワーナー・ブラザース映画
上映週:3
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム、ドミニク・ウェスト
内容:フランク・ミラーのグラフィック・ノベルに基づき製作。
300人の兵を率いたスパルタ王レオニダスと圧倒的な数を誇るペルシャ軍との伝説の戦闘テルモピュライの戦いを描いた歴史スペクタクル作品。
公式サイト「300」公式サイト
        「300/スリーハンドレット」公式サイト


5(4) スパイダーマン3

配給:ソニー
上映週:8
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ、ビル・ナン、エリザベス・バンクス、ディラン・ベイカー、テレサ・ラッセル、クリフ・ロバートソン、ジョン・パクストン、テッド・ライミ、ブルース・キャンベル、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、エリヤ・バスキン、マゲイナ・トーヴァ、ベッキー・アン・ベイカー、スタン・リー
内容:人気アメコミである「スパイダーマン」実写映画版第三弾。
今回の敵は、3人。伯父さんであるベンを殺害した真犯人で物理実験場にて「サンドマン」と化したマルコ、父の復讐に燃え「ニュー・ゴブリン」と化した親友ハリー、そして「スパイダーマン」の能力をコピーした「ヴェノム」。
公式サイト「スパイダーマン3」公式サイト


6(5) 大日本人

配給:松竹
上映週:4
監督:松本人志
出演:松本人志、竹内力、UA、神木隆之介、海原はるか、板尾創路
内容:松本人志第一回監督作品。
ヒーローものをドキュメント調で描いたコメディ作品。
公式サイト「大日本人」公式サイト


7(6) ゾディアック

配給:Warner Bros./Paramount(ワーナー)
上映週:2
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr、アンソニー・エドワーズ、ブライアン・コックス、イライアス・コティーズ、ドナル・ローグ、ジョン・キャロル・リンチ、ダーモット・マローニー
内容:デビッド・フィンチャーの最新作。
60年代後半から70年代初頭にかけて、サンフランシスコ一帯にゾディアックと名乗る連続殺人鬼が現れた。71年「ダーティハリー」同様、同事件をモデルにした作品。
本作では、この事件を新聞記者、コラムニスト、刑事の立場から描いた実録犯罪ドラマとなっている。
公式サイト「Zodiac」公式サイト
        「ゾディアック」公式サイト


8(7) プレステージ

配給:ギャガ・コミュニケーションズ
上映週:3
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン
内容:20世紀初頭、ロンドンで活躍した2人の天才マジシャンが、瞬間移動のワザを競い合う。
公式サイト「プレステージ」公式サイト


9(8) ラストラブ

配給:松竹
上映週:2
監督:藤田明二
出演:田村正和、伊東美咲、森迫永依、片岡鶴太郎、ユンソナ、細川茂樹、阿部進之介、山崎一、高島礼子
内容:「俺の時間は過去だよ。君の時間は未来じゃないか。」
田村正和、14年ぶりスクリーン復帰主演作。かつてNYで活躍したサックスプレイヤーの明(田村正和)は、妻の死の原因は、自分の夢のせいだとステージを降り日本でひっそりと暮らしていた。そんなある日、一人の女性(伊東美咲)に出会い・・・
公式サイト「ラストラブ」公式サイト


10(10) そのときは彼によろしく

配給:東宝
上映週:4
監督:平川雄一朗
出演:長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、北川景子、黄川田将也、本多力、黒田凛、深澤嵐、桑代貴明、和久井映見、小日向文世
内容:「どんなに離れていてもひかれあう強い力── 僕らはそれだけを信じていた。」
「いま、会いにゆきます」「ただ、君を愛してる」の市川拓司原作の小説を映画化した作品。
アクアプランツショップ「トラッシュ」をオープンさせた遠山智史(山田孝之)だったが、ある日突然現れたトップモデルの森川鈴音(長澤まさみ)を雇うのだが、二人は実は幼なじみだった。そして二人は、もう一人の幼なじみ五十嵐佑司(塚本高史)の行方を捜し始めた・・・
公式サイト「そのときは彼によろしく」公式サイト


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【洋画】理想の恋人.com
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『評価』
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(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響2/音楽2/美術2/衣装2/配役2/魅力2/テンポ2/合計23)

『評論』
ネットの普及により、メールやチャット、出会い系サイトから発展する恋愛という分野が誕生し、もはや確立されている訳ですが、それに伴い、一時期、ネットからはじまる恋愛ドラマや映画が多く作られましたよね。
例えば、「ユーガット・メール」や「ハル」など・・・
本作も、それらの作品と同様にネットを通して知り合い恋愛に発展する様子を描いた作品です。
ただ、ちょっと風変わりなのが、主人公達がバツイチ中年同士という事です。
失敗することで、相手を選ぶ眼力がつくといいますか、見る目は確かになるのですが、逆に年をとることにより出会いのチャンスは経る訳で、その厳しい条件の中で主人公であるダイアン・レイン演じるサラが、果たして理想の相手を見つけることが出来るかというのが本作の最大の見所な訳です。
本作の冒頭、中年の出会いについてのインタビューがあるのですが、その中で挙げられているのは、スーパーだったりDIY用品店。それに対して、本作は出会い系サイトからの出会いをテーマにして話を進行させていきます。
ただ主演の二人が出会い系に登録してガツガツ恋人探しをするのでは、観ている方は引いてしまうわけで、そこはありがちですが、家族や友達がこっそり登録してくれていますw
ダイアン・レイン演じるサラは、幾度となくネットで出会った男性とデートをする訳ですが、いつもやってくるのは、年下好みのロリ男やすぐに泣く男等、奇人変人ばかり。こういう映画やドラマって決まってまずに奇人変人が出てくるのですが、出会い系の方々はこういう人が多いのでしょうか?(^^;)
で、なんだかんだあって、ようやく二人は出会うのですが、主人公であるダイアン・レイン演じるサラとジョン・キューザック演じるジェイクは、双方が、それぞれの相手に裏切られ捨てられ傷ついている訳で、恋に臆病かつ慎重になっている状態です。
尻込みするサラに対して、この人だと直感したジェイクは、緊張しながらも情熱的にアプローチします。
そんなジェイクに惹かれつつも逆に不安になるサラ。ここに園児の父であるダーモット・マロニー演じるボビーが加わってどうなっていくのか・・・という感じのストーリーです。
内容はありきたりですが、設定が面白かったですし、途中の二人でコンドームを探して町を車で暴走するなどのシーンもユニークで良かったとは思います。
ただ、全体的にテンポがパッとしない感じで、かつ恋愛映画に必要不可欠である起伏も微妙だった為、トータル的にイマイチな感じだったのが残念でした。
もう少し、劇的にしてみても良かったのではないかと個人的には思います。

『内容』
幼稚園の先生であるサラ(ダイアン・レイン)とボート作りをしているジェイク(ジョン・キューザック)は、お互いに離婚したばかり。そんな二人が自分の意志とは関係なく出会い系サイトを通じて知り合うことに。運命の出会いだと直感したジェイクに対して、サラは恋愛に積極的になれずに怖じ気づいていた・・・

『配役』
サラ・ノーラン/ダイアン・レイン
ジェイク・アンダーソン/ジョン・キューザック
キャロル/エリザベス・パーキンス
ビル/クリストファー・プラマー
ボブ・コナー/ダーモット・マローニー
ドリー/ストッカード・チャニング
クリスティン/アリ・ヒリス
レオ/ブラッド・ウィリアム・ヘンケ
ジューン/ジュリー・ゴンザロ
マイケル/グレン・ハワートン
チャーリー/ベン・シェンクマン
ウィル・ロスハー
ヴィクター・ウェブスター
ブラッド・ホール

『監督』  ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ

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2007.06.26 | 洋画 | COMMENT(0)
【洋画】カポーティ
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『評価』
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(演技5/演出4/脚本4/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装4/配役4/魅力3/テンポ4/合計40)

『評論』
お恥ずかしながら、トルーマン・カポーティという人物についても、彼の代表作であり本作の主軸ともなる「冷血」についても、一切知りませんでした。
それ故に、トルーマン・カポーティの伝記映画としてではなく、第78回アカデミー賞にて、本作主演のフィリップ・シーモア・ホフマンが主演男優賞を受賞、その他にも作品、監督、助演女優、脚色賞でもノミネートされていた為、観てみようと思った作品です。個人的に特に興味をそそられたのが、主人公であるトルーマン・カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマン。
自分の中で、どうしても彼はチンピラだったり豪快なキャラだったり、見た目と同様、剛胆というか線の太いキャラという感じがするんですよ。
ところが、本作の予告で観る彼は、全く正反対な線の細いキャラを演じている訳で、その弱々しい演技としゃべりに非常に興味が沸いたんですよね。加えてアカデミー主演男優賞の受賞、これは観ない訳にはいかないと思い鑑賞したんですよね。ミーハーですが・・・(^^;)
実際に鑑賞してみて、トルーマン・カポーティという人物を一切知らないので、本人とどれほど似ているのかは解りませんが、今までに観たことのないフィリップ・シーモア・ホフマンを観ることができたと思いますし、何より、彼が演じたカポーティというキャラが本作の中で生きていたというか、実際にその場に存在しているかのように生き生きと感じることが出来ました。
これは、彼が実在したトルーマン・カポーティを表面上のみで演じたのではなく、彼になりきり彼の内面までも見事に演じきったからではないかと思います。
また、彼の演技も文句なしに素晴らしいものであったと思いますが、それをリードする脚本だったり演出も見事だった為に、より一層キャラが立ち、生き生きとしていたのではないでしょうか?
さて本作の主人公であるカポーティは実在した人物で、「ティファニーで朝食を」などを書いた作家で、本作は、彼の代表作でもある「冷血」を書き終えるまでを描いた伝記映画です。
彼の書いた「冷血」とは、1959年、カンザス州の田舎町で一家四人が惨殺された事件について、その犯人で死刑囚である人物を取材し、彼の生い立ちから犯行に至るまでを描いた作品です。
本作冒頭、この殺人事件を知ったカポーティが興味を持ち取材を開始、間もなく犯人が逮捕され犯人を取材するようになるのですが、途中まで犯行当日の状況だったり動機を謎にしたまま展開していきます。
淡々としたテンポの作品なのですが、この謎がまず気になり本作に入り込んで行きました。
その後、カポーティ自身が自らの生い立ちと犯人の生い立ちを重ね合わせ、犯人に共感と同情を覚えるようになっていく心理描写が巧に描かれている為に、興味がそっちに移行していきました。
特に、彼の言った「同じ家で生まれた。一方は裏口から、もう一方は表玄関から出た。」 という言葉が印象的でした。
また、殺人犯であるクリフトン・コリンズ・Jr演じるペリーと接するうちに、彼を救いたい、助けたいと強く思うようになる反面、早く結末を書き、出版したいと思う気持ちから死刑執行を望む気持ちとが交錯し、その矛盾に苦しむカポーティの姿がリアルに描かれていた点が素晴らしかったと思います。
つかみで、犯行動機の謎をもってきて、その後、じっくりとカポーティの心情を描いた流れは個人的には非常に良かったのではないかと思います。

『内容』
1959年、カンザス州の田舎町で一家四人が惨殺された。その事件に興味をもったトルーマン・カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、取材を開始した。そして犯人である死刑囚ペリー(クリフトン・コリンズ・Jr)の生い立ちから犯行に至るまでを描いた「冷血」を出版する・・・

『配役』
トルーマン・カポーティ/フィリップ・シーモア・ホフマン
ハーパー・リー/キャサリン・キーナー
ペリー・スミス/クリフトン・コリンズ・Jr
アルヴィン・デューイ/クリス・クーパー
ジャック・ダンフィ/ブルース・グリーンウッド
ウィリアム・ショーン/ボブ・バラバン
ウォーデン・マーシャル・クラッチ/マーシャル・ベル

『監督』  ベネット・ミラー

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2007.06.25 | 洋画 | COMMENT(0)
【邦画】忍 SHINOBI
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『評価』
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(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術2/衣装2/配役2/魅力2/テンポ2/合計25)

『評論』
個人的に、昔から時代劇が好きだったのですが、戦国時代近辺の歴史モノが特に好きなんですよ。
大河ドラマはもちろんのこと、映画やドラマは比較的良く観ています。忍者モノも同様で、そんなに必死にはなってないですが、テレビでやっていたり、レンタルショップなんかで目についた場合は借りたりして、良く観ている方ではないかと思います。
ただ、忍者モノの映画やドラマって、基本的に山中での戦いのシーンが多く、人件費以外にあまりお金がかかっていないというか、特殊効果もショボイものばかりで、正直、あまり期待はしていないんですよね。
そういう訳で、仲間由紀恵とオダギリジョーというネームだけで騒がれた本作についても、ほとんど期待はしていませんでした。
ちなみに、忍者モノって大きく、現実重視の作品と、あり得ない必殺技を多用するファンタジー作品に分けられるのではないでしょうか?
本作については、後者のファンタジー作品という感じで、最初に鑑賞したとき、日本版「X-MEN」じゃんと思ってしまいましたw
ただ、「X-MEN」の方は、ファンタジー作品と割り切っているのに対し、本作は、歴史と絡めようとする足掻きが潔くなかったというか、まぁ、忍者モノなので仕方がないとは思いますが、個人的にあまりしっくりこなかったんですよね(^^;)
本作に限らず、現実的と非現実的の中間の作品というか、なんか中途半端な感じの作品が個人的にあまり好みではないんですよ。
ただ、はじめは否定的に観ていたのですが、途中からはファンタジー作品と割り切って鑑賞したので、それなりに面白かったですが(^^;)
さて、こういうファンタジー忍者作品って妖術を多用する訳で、それに対して特殊効果が必須な訳ですが、本作のCGについて、従来の日本のこういう系統の作品の中ではかなりマシな方ではなかったのではないかと思います。
ハリウッドなんかのモノに対しては、全然比べものにはならないですが、それなりに頑張りがみえたというか、予算のかかっていな忍者映画の特殊効果に比べて、全然観れたと思います。
それだけに、逆に見せ場である筈の戦闘シーンに盛り上がりが欠ける点が痛かったのではないかと。
特に、ラストの弦之介と朧の戦闘シーンをもっと盛大に描き、そこにいろいろな感情を織り交ぜれば、面白くなったのではないかと個人的に思います。
あのラストシーンが、本作の総決算な訳ですし、あそこをサラッと描いてどうするって思ったり・・・w
あと、それぞれ個性的なキャラが多かったのに、全然活躍できずフェイドアウトさせたのも勿体なかったですね。沢尻エリカ演じる蛍火なんて、もっと話に絡むかと思っていたのに、ただの身代わりキャラっていうのはどうなんでしょうか?毒霧だけの黒谷友香や、不老不死なだけの椎名桔平もちょっと・・・(^^;)
明らかな捨てキャラの存在や、先の読める展開、ラストの結末もたやすく予想できてしまうのはどうだろうかと・・・
忍者という難しい題材を選んで、いろいろ頑張っていたのは認めますが、残念ながらイマイチな作品だったというのが個人的な感想ですね。
最後に、こういう忍者モノって甲賀が妖術を多用し、伊賀はどちらかというと現実的な技を多用するもんだと思うのですが、本作にはその境がなかったですね。
当初、オダギリジョーが伊賀で、椎名桔平が仲間にいる仲間由紀恵(洒落じゃないw)の方が甲賀だと思っていたのですが・・・

『内容』
時は江戸時代前期、戦国の世が終わり不要になった忍者達。その中でも伊賀鍔隠れと甲賀卍谷は特に優れた妖術を使う忍者達が残っていた。驚異に感じた幕府は、両里の手練れ5名同士戦うように命じる。密かに想いを寄せ合う伊賀の朧(仲間由紀恵)と甲賀の弦之介(オダギリジョー)は、戦いの渦の中へと・・・

『配役』
朧/仲間由紀恵
甲賀弦之介/オダギリジョー
陽炎/黒谷友香
蛍火/沢尻エリカ
薬師寺天膳/椎名桔平
南光坊天海/石橋蓮司
徳川家康/北村和夫
室賀豹馬/升毅
筑摩小四郎/虎牙光揮
夜叉丸/坂口拓
如月左衛門/木下ほうか
蓑念鬼/伊藤俊
お幻/りりィ
甲賀弾正/寺田稔
服部半蔵正就/松重豊

『監督』  下山天

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2007.06.25 | 邦画 | COMMENT(0)
【洋画】サハラ 死の砂漠を脱出せよ
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『評価』
B
(演技3/演出2/脚本3/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役3/魅力3/テンポ3/合計31)

『評論』
現在は破局していますが、本作を通じてマシュー・マコノヒーとペネロペ・クルスが交際したことでも話題になりましたよね。公開当時、アツアツ状態で宣伝の為に来日していた為、日本での二人の知名度以上に注目されていたというか(^^;)
そのくせ、本作自体の評価はそんなに芳しくなかった為、個人的にはスルーしていました。ただ、3ヶ月前くらいにたまたま鑑賞する機会があってDVDにて鑑賞。
全然期待せずに鑑賞したのですが、これが良かったのか、予想以上に面白く感じました。
自然体というか肩に力の入らない気を抜いたマシュー・マコノヒーも良かったのですが、個人的には、彼の相棒役を務めたスティーヴ・ザーンが役にピッタリはまっていたというか、本作全体をうまくリードしていた為、コミカルなテンポで軽く鑑賞することができたのではないかと思います。
スティーヴ・ザーンといえば、個人的に、ドリュー・バリモア主演の「サンキュー、ボーイズ」のイメージが強いんですよね。
あの映画の中で、駄目男だけど、どこか憎めないキャラを演じていましたが、本作でも、なんとなく通じるところがあって、そこが好印象でした。
ペネロペは、「ハモンハモン」や「オープン・ユア・アイズ」等、昔からのイメージがあるので、こういう活発で聡明な役はどうかと思っていたのですが、意外に合っていて観やすかったです(^^;)
あとウィリアム・H・メイシー、最近、彼を良く観る気がするのですが、登場シーンが少なかったので、ちょっと残念だったかな(^^;)
内容としては、南北戦争の際、姿を消したお宝を積んだ甲鉄艦を探す宝探しアドベンチャー的な話と、謎の伝染病を調査するサスペンス的な話を融合させた感じのものでした。
かつ、どちらかというと伝染病の原因を調査するサスペンス的な謎解きがメインで、それに付属してお宝を探すアドベンチャーがくっついている感じだったのがちょっと物足りなかった気もします。
予告を見る限り、インディー・ジョーンズシリーズの用にトレジャーハントがメインだと思っていただけに、トレジャーハントがメインで、サスペンスがおまけの方が良かったなぁなんて・・・(;^_^A アセアセ・・・
肝心のサスペンスの内容は、まぁ普通といった感じで特筆すべき点はなかったですし、各所に突っ込みたくなるような展開が目白押しではあるのですが、メインである3人のキャラが面白く、息も合っていたため、そこそこの爽快感と面白さがあるのではないかと思います。
暇つぶしで観ても損はない作品ではないでしょうか?

『内容』
謎の伝染病を調査するWHOの女性医師エヴァ(ペネロペ・クルス)は、何者かに襲われたところを冒険家ダーク・ピット(マシュー・マコノヒー)に助けられる。彼は、かつて南北戦争の際姿を消した、甲鉄艦をアフリカの地で探していた・・・

『配役』
ダーク・ピット/マシュー・マコノヒー
アル・ジョルディーノ/スティーヴ・ザーン
エヴァ・ロハス/ペネロペ・クルス
イヴ・マサード/ランベール・ウィルソン
サンデッカー提督/ウィリアム・H・メイシー
カール/デルロイ・リンドー
フランク・ホッパー/グリン・ターマン
大使ポリドリ/パトリック・マラハイド
ルディ・ガン/レイン・ウィルソン

『監督』  ブレック・アイズナー

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2007.06.21 | 洋画 | COMMENT(0)
【洋画】ニコラス・ケイジのウェザーマン
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B
(演技3/演出2/脚本3/撮影3/音響3/音楽3/美術2/衣装3/配役3/魅力2/テンポ3/合計30)

『評論』
淡々としたテンポと、所々にクスっとくるようなブラック・ユーモアをちりばめた、マニアックな作品です。
こういう淡々としたテンポが好きではない人は、とことん退屈な作品なのではないでしょうか?
ちなみに、一緒に鑑賞したうちのカミさんは、例の如く隣でお休みになってました(^^;)
個人的には、こういう系統の映画って苦手ではないですし、それなりに楽しむことは出来ました。
ただ、予告を観てイメージしていた感じとはちょっと違ったんですよね。予告では、もう少しテンポが良いというか、パッとしない前半に対して後半はテンポ良く事態が好転するものだと思っていたというか・・・
そういう訳で、中盤を過ぎるまで、一発逆転を期待していた部分がありました(^^;)
ただ、中盤を過ぎてからは、何というかよくあるハッピーエンドな映画とは違い、より現実的な所に話を落ち着かせる作品だと気づき、見方も変わってきた為、面白く感じました。
さてさて本作の内容ですが、ピューリッツァー賞を受賞し、カーター大統領に国の宝とまで言われた優秀過ぎる父親をもつ一人の天気予報士ディヴィット(ニコラス・ケイジ)の話です。
しかも、優秀すぎる父親は、家庭も大事にし非の打ち所のない存在である為、彼は常にコンプレックスを持っています。
そして常に、父親を意識し、父親とうだつの上がらない自分を比較しては落胆しています。
妻とも「タルタル・ソース」が原因で離婚し、息子は薬物中毒から更生中、娘は肥満児でいじめられていると、どうしようもない状態です。
父親に認めて貰うために、何とか夫婦仲を修復しようとするのですが、上手くいかず、全国ネットの「ハローアメリカ」からオファーを受ければ、全てが解決すると真剣に考えているのですが、事はそう簡単には行かず・・・
物語終盤、コンプレックスを持っていた父が、いつになっても自分の子供は可愛いという話をするのですが、その話を聞き、いつも父親が自分にアドバイスをするのは、うだつの上がらない自分を嘆いている訳ではなく、子供を愛す親心だということを理解します。
また、それと同時に父親から「人生はクソだ!いろいろな者を捨てる必要がある」というようなアドバイスを受け、父親へのこだわりや家族への執念を捨て去るに至ります。
結局、現状に満足するというか、今の自分を認めてしっかり自分の足下を見るのが大事なのではないでしょうか?
ちなみに、この完璧な父親を演じたのは名優マイケル・ケイン。火のうちのどころのない演技の彼は、本作の父親役にピッタリの存在でした。
そして主演のニコラス・ケイジ。個人的にそんなに彼を好きなわけでは無いのですが、多種多様な役をこなせる役者ですよね。
本作中、彼の予報を見ている視聴者が、「アホ面」と言うのですが、本当にアホ面に見えるんですよねw
あと、個人的に注目しているのが、ニコラス・ケイジの息子を演じたニコラス・ホルト。
彼は、私の大好きな映画ヒュー・グラント主演の「アバウト・ア・ボーイ」に出演していましたが、その時より成長して、随分とハンサムになっていました。
演技力も認められているだけに、今後が非情に楽しみですね。
最後に、天気予報ができるわけでもなく、お天気コーナーを担当する天気予報士の年収が25万ドルって凄いですね。
しかも、全国ネットになると100万ドルオーバー・・・アメリカのTVで活躍する天気予報士ってこんなに貰っているんですか?
日本はどれくらいなんでしょうか?w

『内容』
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー監督、ニコラス・ケイジ主演のヒューマン・ブラックコメディ・ドラマ。
優秀な父親をもつデヴィッド(ニコラス・ケイジ)は、学位を持たない天気予報士。全国ネットの「ハロー・アメリカ」からオファーがくれば、失敗した自分の人生をやり直せるような気がしていた・・・

『配役』
ニコラス・ケイジ
マイケル・ケイン
ホープ・デイヴィス
ニコラス・ホルト
マイケル・リスポリ
ギル・ベローズ
ジェメンヌ・デ・ラ・ペーニャ

『監督』  ゴア・ヴァービンスキー

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     ニコラス・ケイジのウェザーマン スペシャル・コレクターズ・エディション     ニコラス・ケイジの ウェザーマン
2007.06.20 | 邦画 | COMMENT(0)
全米興行収入トップ10(2007年6月19日付)
6月19日発表全米興行収入トップ10eiga.com

1(初) Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」

配給:20th Century Fox(20世紀フォックス映画)
上映週:1
週末興収($):57,400,000
累計興収($):57,400,000
監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス、ダグ・ジョーンズ、ジュリアン・マクマホン、ケリー・ワシントン、ローレンス・フィッシュバーン(声)
内容:マーベルの人気シリーズ「ファンタスティック・フォー」の第2弾。
本シリーズ初登場となる人気キャラのシルバー・サーファーが登場。また、互いの能力が入れ替わってしまうシーンもあるらしい。
公式サイト「Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer」公式サイト


2(1) Ocean's Thirteen「オーシャンズ13」

配給:Warner Bros.(ワーナー)
上映週:2
週末興収($):19,100,000(37,100,000)
累計興収($):69,800,000
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マッド・デイモン、アンディ・ガルシア、アル・パチーノ、ドン・チードル、バーニー・マック、エレン・バーキン、ケイシー・アフレック、スコット・カーン、エディ・ジェイミソン、シャオボー・クィン、カール・ライナー、エリオット・グールド
内容:ご存知「オーシャン」シリーズ第3弾。
今回キャストは、ジュリア・ロバーツが抜け、代わりに大御所アル・パチーノとエレン・バーキンが加わった。今回の舞台は1作目と同様ラスベガス。アル・パチーノ扮するカジノオーナーとジョージ・クルーニー率いるオーシャンズとの頭脳戦が描かれている。また、前2作で敵役だったアンディ・ガルシアが仲間として仕事するなど展開もあるらしい。
公式サイト「Ocean's Thirteen」公式サイト
        「オーシャンズ13」公式サイト


3(3) Knocked Up

配給:Universal
上映週:3
週末興収($):14,500,000(20,000,000)
累計興収($):90,400,000
監督:ジャド・アパトー
出演:セス・ローゲン、キャサリン・ヘイグル、ポール・ラッド、レスリー・マン、ジェイソン・シーゲル、ジェイ・バルチェル、マーティン・スター、ジョアンナ・カーンズ、ハロルド・ライミス
内容「40歳の童貞男」のジャド・アパトー監督最新作。
結婚について全然考えていなかった男女2人が、酒のはずみで関係を持ち子供を授かってしまい、交際するのだが、二人の相性は最悪だった・・・
主演は、「ドニー・ダーコ」「40歳の童貞男」のセス・ローゲンとTVドラマ「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ヘイグル。
公式サイト「Knocked Up」公式サイト


4(2) Pirates of the Caribbean: At World's End「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映週:3
週末興収($):12,000,000(21,300,000)
累計興収($):273,800,000
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


5(4) Surf's Up「サーフズ・アップ」

配給:Columbia(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
上映週:2
週末興収($):9,300,000(18,000,000)
累計興収($):34,700,000
監督:アッシュ・ブラノン
出演:シャイア・ラブーフ、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ、ズーイー・デシャネル、ジョン・ヘダー、ジェーン・クラコウスキー、マイケル・マッキーン
内容:「オープン・シーズン」に続くソニーのCGアニメ作品。「ハッピーフィート」に続きまたもやペンギンのCGアニメだが、今回はサーフィンがテーマ。
公式サイト「Surf's Up」公式サイト
        「サーフズ・アップ」公式サイト


6(5) Shrek the Third「シュレック3」

配給:Paramount/DreamWorks(アスミック、角川エンタテインメント)
上映週:5
週末興収($):9,000,000(15,800,000)
累計興収($):297,200,000
監督:クリス・ミラー
出演:マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス、アントニオ・バンデラス、ジャスティン・ティンバーレイク、ルパート・エヴェレット、エイミー・ポーラー、エイミー・セダリス、チェリ・オテリ、ジュリー・アンドリュース
濱田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人
内容:ご存知「シュレック」シリーズの続編。
国王の後継者に指名されたシュレックは、国王になるのを逃れる為、後継者探しの旅にでた・・・
オープニング3日間の興行収入が「スパイダーマン3」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に続く、歴代3位に及び、アニメーション作品では歴代1位という記録を飾った。
ちなみに、「シュレック4」も既に準備中。
公式サイト「シュレック3」公式サイト


7(初) Nancy Drew

配給:Warner Bros.(ワーナー)
上映週:1
週末興収($):7,100,000
累計興収($):7,100,000
監督:アンドリュー・フレミング
出演:エマ・ロバーツ、レイチェル・リー・クック、マックス・シエリオット、ジョシュ・フリッター、テイト・ドノヴァン、ジョアンヌ・バロン、エイミー・ブルックナー
内容:ジュリア・ロバーツの姪であるエマ・ロバーツ主演作。
田舎で育った少女探偵がハリウッドで起こる変死事件解決に挑む、少女向け学園ミステリー作品。
公式サイト「Nancy Drew」公式サイト


8(6) Hostel: Part II「ホステル2」

配給:LionsGate(デスペラード)
上映週:2
週末興収($):3,000,000(8,800,000)
累計興収($):14,200,000
監督:イーライ・ロス
出演:ローレン・ジャーマン、ビジョウ・フィリップス、ロジャー・バート、リチャード・バージ、ヴェラ・ヨルダノーヴァ、ヘザー・マタラッツォ、スターニスラフ・イワネフスキー
内容:昨年公開されたタランティーノ制作総指揮、イーライ・ロス監督「ホステル」の続編。
今回も前作同様、旅先で若者達が惨劇に遭うことになる。
公式サイトHostel: Part II」公式サイト


9(7) Mr. Brooks

配給:MGM
上映週:3
週末興収($):2,800,000(5,000,000)
累計興収($):23,400,000
監督:ブルース・A・エヴァンス
出演:ケビン・コスナー、デミ・ムーア、デイン・クック、ウィリアム・ハート、マージ・ヘルゲンバーガー、ルーベン・サンチャゴ=ハドソン、ダニエル・パナベイカー、アイシャ・ハインズ、リンゼイ・クローズ、ジェイソン・ルイス、レイコ・エイルスワース、マット・シュルツ
内容:ケビン・コスナー主演のサイコ・サスペンス作品。
善良なビジネスマンであるブルックス氏(ケビン・コスナー)は、自らに潜む別の人格(ウィリアム・ハート)に操られ殺人を繰り返していた。そして犯行を目撃され刑事(デミ・ムーア)に追われ・・・
公式サイト「Mr. Brooks」公式サイト


10(8) Spider-Man 3「スパイダーマン3」

配給:Columbia(ソニー)
上映週:7
週末興収($):2,500,000(4,400,000)
累計興収($):330,000,000
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ、ビル・ナン、エリザベス・バンクス、ディラン・ベイカー、テレサ・ラッセル、クリフ・ロバートソン、ジョン・パクストン、テッド・ライミ、ブルース・キャンベル、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、エリヤ・バスキン、マゲイナ・トーヴァ、ベッキー・アン・ベイカー、スタン・リー
内容:人気アメコミである「スパイダーマン」実写映画版第三弾。
今回の敵は、3人。伯父さんであるベンを殺害した真犯人で物理実験場にて「サンドマン」と化したマルコ、父の復讐に燃え「ニュー・ゴブリン」と化した親友ハリー、そして「スパイダーマン」の能力をコピーした「ヴェノム」。
公式サイト「Spider-Man 3」公式サイト
        「スパイダーマン3」公式サイト


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国内興行収入トップ10(2007年6月19日付)
6月19日発表国内興行収入トップ10eiga.com


1(1) パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映週:4
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


2(初) 舞妓Haaaan!!!

配給:東宝
上映週:1
監督:水田伸生
出演:阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、京野ことみ、酒井若菜、キムラ緑子、大倉孝二、生瀬勝久、山田孝之、須賀健太、Mr.オクレ、日村勇紀、北村一輝、植木等、木場勝己、真矢みき、吉行和子、伊東四朗
内容:「京都は日本の宝どす。」
修学旅行以来、京都の舞妓の虜になってしまった公彦(阿部サダヲ)は、「舞妓はんと野球拳を」を夢見る平凡なサラリーマン。そんな彼が京都支社へと転勤になり・・・
公式サイト「舞妓Haaaan!!!」公式サイト


3(2) 300/スリーハンドレット

配給:ワーナー・ブラザース映画
上映週:2
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム、ドミニク・ウェスト
内容:フランク・ミラーのグラフィック・ノベルに基づき製作。
300人の兵を率いたスパルタ王レオニダスと圧倒的な数を誇るペルシャ軍との伝説の戦闘テルモピュライの戦いを描いた歴史スペクタクル作品。
公式サイト「300」公式サイト
        「300/スリーハンドレット」公式サイト


4(4) スパイダーマン3

配給:ソニー
上映週:7
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ、ビル・ナン、エリザベス・バンクス、ディラン・ベイカー、テレサ・ラッセル、クリフ・ロバートソン、ジョン・パクストン、テッド・ライミ、ブルース・キャンベル、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、エリヤ・バスキン、マゲイナ・トーヴァ、ベッキー・アン・ベイカー、スタン・リー
内容:人気アメコミである「スパイダーマン」実写映画版第三弾。
今回の敵は、3人。伯父さんであるベンを殺害した真犯人で物理実験場にて「サンドマン」と化したマルコ、父の復讐に燃え「ニュー・ゴブリン」と化した親友ハリー、そして「スパイダーマン」の能力をコピーした「ヴェノム」。
公式サイト「スパイダーマン3」公式サイト


5(3) 大日本人

配給:松竹
上映週:3
監督:松本人志
出演:松本人志、竹内力、UA、神木隆之介、海原はるか、板尾創路
内容:松本人志第一回監督作品。
ヒーローものをドキュメント調で描いたコメディ作品。
公式サイト「大日本人」公式サイト


6(初) ゾディアック

配給:Warner Bros./Paramount(ワーナー)
上映週:1
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr、アンソニー・エドワーズ、ブライアン・コックス、イライアス・コティーズ、ドナル・ローグ、ジョン・キャロル・リンチ、ダーモット・マローニー
内容:デビッド・フィンチャーの最新作。
60年代後半から70年代初頭にかけて、サンフランシスコ一帯にゾディアックと名乗る連続殺人鬼が現れた。71年「ダーティハリー」同様、同事件をモデルにした作品。
本作では、この事件を新聞記者、コラムニスト、刑事の立場から描いた実録犯罪ドラマとなっている。
公式サイト「Zodiac」公式サイト
        「ゾディアック」公式サイト


7(5) プレステージ

配給:ギャガ・コミュニケーションズ
上映週:2
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン
内容:20世紀初頭、ロンドンで活躍した2人の天才マジシャンが、瞬間移動のワザを競い合う。
公式サイト「プレステージ」公式サイト


8(初) ラストラブ

配給:松竹
上映週:1
監督:藤田明二
出演:田村正和、伊東美咲、森迫永依、片岡鶴太郎、ユンソナ、細川茂樹、阿部進之介、山崎一、高島礼子
内容:「俺の時間は過去だよ。君の時間は未来じゃないか。」
田村正和、14年ぶりスクリーン復帰主演作。かつてNYで活躍したサックスプレイヤーの明(田村正和)は、妻の死の原因は、自分の夢のせいだとステージを降り日本でひっそりと暮らしていた。そんなある日、一人の女性(伊東美咲)に出会い・・・
公式サイト「ラストラブ」公式サイト


9(-) アポカリプト

配給:Touchstone(東宝東和)
上映週:2
監督:メル・ギブソン
出演:ルディ・ヤングブラッド、ダリア・ヘルナンデス、ジョナサン・ブリューワー、モーリス・バード、カルロス・エミリオ・バエズ
内容:「マヤ文明、崩壊前夜。我々は驚異の世界の目撃者となる!」
メル・ギブソン監督作品。古代マヤ文明の終末を描いた神話的アクション大作。台詞はマヤ語。
公式サイト「Apocalypto」公式サイト
        「アポカリプト」公式サイト


10(6) そのときは彼によろしく

配給:東宝
上映週:3
監督:平川雄一朗
出演:長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、北川景子、黄川田将也、本多力、黒田凛、深澤嵐、桑代貴明、和久井映見、小日向文世
内容:「どんなに離れていてもひかれあう強い力── 僕らはそれだけを信じていた。」
「いま、会いにゆきます」「ただ、君を愛してる」の市川拓司原作の小説を映画化した作品。
アクアプランツショップ「トラッシュ」をオープンさせた遠山智史(山田孝之)だったが、ある日突然現れたトップモデルの森川鈴音(長澤まさみ)を雇うのだが、二人は実は幼なじみだった。そして二人は、もう一人の幼なじみ五十嵐佑司(塚本高史)の行方を捜し始めた・・・
公式サイト「そのときは彼によろしく」公式サイト


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【邦画】フラガール
A+  面白い
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B-
C+
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『評価』
A-
(演技4/演出4/脚本4/撮影3/音響3/音楽3/美術4/衣装4/配役4/魅力4/テンポ3/合計40)

『評論』
いろいろと騒がれた本作。世間の評価も上々ということで、かなり期待して鑑賞したのですが、いつものように期待し過ぎてしまったのが悪かったのか、まぁまぁ面白かったという感じ止まりの映画でした(^^;)
ストーリー展開としては、なかなか上手かったとは思うんですよね。
ただ、なんというか個人的に中途半端に感じたというか、結局、その後どうなったのか?というのが引っかかって、すっきりしなかったというか。
ラストについて、あれはあれで無難というか実話なだけに現実的だったとは思うのですが、やはりその後の経緯が正直気になります。
みなまで語らずと言ったところなんでしょうが、蒼井優演じる紀美子のその後だったり、松雪泰子演じる平山まどかが、再び返り咲いたのか?というのが一番気になります。その辺りを明確にしてもらえるとすっきりするのですが・・・(^^;)
さてさて個人的な要望はともかく、話の流れはなかなか考えられていたとは思いました。
炭坑から娯楽施設という時代の流れを背景に、古い保守的な考え方と若い革新的とでも言うべく考え方を、フラダンスを通して相対させながら、時代の流れを巧に描いていたのは上手かったと思います。
また、それに加えて松雪泰子演じる都落ちのプライドの高いプロダンサーとそれぞれの事情で集まった蒼井優等が演じるずぶの素人達も同様に相対させているのは、なかなか面白かったです。
その後、松雪泰子演じるプロダンサーである平山まどかは、蒼井優達演じる炭坑の娘達と接することで、過剰なプライドを捨てることが出来、人間的に成長します。逆に、平山まどかに教えられた炭坑の娘達は、それぞれがプロとしてプライドをもったダンサーへと成長します。
そして両者の成長と、それに伴う両者の歩み寄りを、静ちゃん演じる小百合の父の事故のシーンで違和感なくスムーズに描いているのは流石だと思いました。
そして、この歩み寄りに準じて、保守的な考え方だった富司純子演じる紀美子の母・千代もまた、娘の頑張り、まどかの人間的成長に促され、娘達を理解しようと歩み寄ります。
この辺りの描写が生きているのは、ここに至るまでの話の構成がしっかりしていたからであり、それぞれのキャラがきちんと描かれていたからではないでしょうか?
配役についても、主演の松雪泰子、蒼井優はまさにはまり役であり、好演していたと思います。
しずちゃんについても、キャラがしっかりたっていたというか、しずちゃんの為に用意されたキャラのようで、演技云々の前に、良かったのではないかと思います。
また、紀美子の母を演じた富司純子、センター長岸部一徳、幼なじみの徳永えり、それぞれが適材適所的な感じがして、うまくまとまっていたのではないでしょうか?
豊川悦司については、若干中途半端だったというか、別に豊川悦司じゃなくても良かったのでは?という気はしましたが・・・(^^;)
ストーリー展開、構成、配役等は素晴らしかったと思うだけに、後は、個人的な嗜好の問題かな?とw

『内容』
時代の流れにより大幅な人員削減が必要になった常磐炭坑。かつて炭坑で栄えた町は、見る影もなくなっていた。そんな町を救おうと炭坑を利用し北国にハワイを作ろうというプロジェクトが持ち上がった。そしてその目玉はフラダンスショーが予定されていた・・・

『配役』
平山まどか/松雪泰子
谷川紀美子/蒼井優
谷川洋二朗/豊川悦司
熊野小百合/山崎静代
吉本紀夫/岸部一徳
谷川千代/富司純子
木村早苗/徳永えり
佐々木初子/池津祥子
木村清二/高橋克実
猪狩光夫/三宅弘城
熊野五郎/志賀勝
石田/寺島進
若松浩司/菅原大吉
組合幹部1/及川以造
組合幹部2/北島義明
徹/眞島秀和
炭鉱の組合長/大河内浩

『監督』  李相日

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2007.06.19 | 邦画 | COMMENT(0)
【邦画】手紙
A+  面白い
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B-
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『評価』
A+
(演技5/演出5/脚本5/撮影4/音響4/音楽5/美術4/衣装4/配役5/魅力5/テンポ4/合計50)

『評論』
劇場公開の時から、何となく観たいと思っていてDVD発売後、とりあえず入手はしていました。
ただ、内容がちょっと重いだけになかなか手をだせず、ズルズルと先延ばしになり、ようやく先日、鑑賞に至った訳なのですが、予想以上の内容と感動、そして号泣・・・鑑賞後もしばらく余韻が続き、非常にいろいろな事を考えさせられ、心に重く残る良い作品だったと思います。
鑑賞前、本作の大まかな内容というかあらすじは、宣伝なんかで知っていたんですよ。
弟を大学に行かせる為に、頑張って働いていた兄が、ちょっとした出来心で空き巣に入り、たまたま遭遇した家主を殺してしまい服役。その後、弟との手紙のやりとりを生き甲斐にしていたものの、弟は人殺しの兄という重荷のせいで何をやっても上手くいかず、兄と縁を切ることを決めてしまう・・・
鑑賞前、このストーリーを知った時、何はともあれ自分の為に服役している兄を自分の都合で捨ててしまう非情な弟という風に感じ、かつ弟役である山田孝之の私生活の問題とも重なって弟に対して良い印象がありませんでした。ただ、実際に鑑賞してみると自分のイメージとは全く異なっていました。
犯罪者の家族を持つということがどれだけ差別されるか、どれだけ過酷であるかという事が非情に鮮明かつリアルに描かれていて、山田孝之演じる弟の苦しみが伝わってきました。
そして弟もまた自分が差別されることではなく、自分の命よりも大切な娘が差別されることに対してやりきれなくなり、子供を守るため、兄との決別を考えるのだと言うことを知った時、自分にも子供がいるので、共感を覚え胸を打たれました。
普通、こういう加害者側の立場を描いた作品って、不当な差別を受けることに対して否定的であり、疑問符を投げかける内容の作品が多いと思います。ただ、本作についてはその部分が違っていました。
山田孝之演じる弟・直貴が勤める家電量販店で杉浦直樹演じる平野会長から、人間は、危険から身を遠ざけようとするのは当然であり差別を受けるのは当たり前であること。その差別もひっくるめての罪であり償いなのだと言うこと。そして、差別から逃げるのではなく、その差別の中から一歩ずつ前進しコミュニケーションをとっていかなければならないことを、教えられます。不当な差別を受けた時、大抵の人は、その不当さに嘆き、苦しみ、誰かのせいにして、逃れようとするのではないでしょうか?
自分も同様で、決してこういう考え方はできないと思います。そういった意味でも非情に考えさせられました。
また、玉山鉄二演じる兄・剛志が、自分のせいで差別されている弟の事を知った時に、犯罪は、刑務所に入り刑期を終えることだけが償いなのではなく、自分の罪を心から理解し反省し、自分を含め自分の親族もその罪を一生背負い続け差別されることをひっくるめてが償いだということを悟るんですよね。現在、殺人や多種多様な犯罪が日常茶飯事的に起こっていますが、我々一人一人がこのことをもっと深く考えるべきなのではないかと強く思いました。
さて本作ですが、罪を犯した兄・剛志ではなく、人を殺した兄を持つ弟・直貴をメインに描いています。途中、山田孝之演じる直貴がお笑い芸人を志し、ある程度成功するのですが、人殺しの兄を持つ事がわかり芸能界を引退。
他の就職先が、工場だったり家電量販店、バー等なだけに、どうしてお笑い芸人でしかもちょっと成功という話をつけているのかと疑問におもっていました。正直、精一杯頑張りつつすべっている感のある山田孝之が観ていて恥ずかしかったですしw
でも、この設定が、ラストの刑務所慰問への布石になっている訳で、その他の話をひっくるめて、よく出来ていると思いました。
また、タイトルである手紙ですが、本作のテーマでもある留置場にいる兄と弟をつなぐ手紙の他に、直貴に想いをよせる沢尻エリカ演じる由美子が直貴の為に直樹が勤める家電量販店会長へあてた手紙、兄への手紙をやめた直貴の代筆を続けて由美子が出し続けた手紙、そして、遺族である吹越満演じる緒方忠夫へ剛志が出し続けた手紙をも表しているんですよね。非常によく考えられているなと。
本作について書きたい事や伝えたい事はたくさんあるのですが、どうも上手くかけそうにありません。
ただ、自分の中でこんなに感動させられる映画に出会う事は滅多にないのでお薦めというか、是非、一度観てみてはどうかと思います。

『内容』
両親を失い、弟の学費を稼ぐために必死で働いてきた剛志(玉山鉄二)は、過労がたたり腰を壊し、仕事をクビになってしまった。そして出来心で空き巣に入り、たまたま遭遇した家主をはずみで殺してしまう。刑務所で罪を償う兄に対して、弟・直貴(山田孝之)は、進学を断念して就職するのだが、人殺しの兄を持つことが知られてしまい、仕事はおろか住む場所すら長くは続かなかった。そんな中、昔からの夢だったお笑い芸人としてデビュー、瞬く間に売れていくのだが・・・

『配役』
武島直貴/山田孝之
武島剛志/玉山鉄二
白石由美子/沢尻エリカ
寺尾祐輔/尾上寛之
中条朝美/吹石一恵
緒方忠夫/吹越満
中条/風間杜夫
杉浦直樹/平野
倉田/田中要次
石井苗子
山下徹大
原実那
松澤一之
螢雪次朗
小林すすむ
松浦佐知子
山田スミ子
鷲尾真知子
高田敏江

『監督』  生野慈朗

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2007.06.18 | 邦画 | COMMENT(0)
【洋画】アローン・イン・ザ・ダーク
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『評価』
B-
(演技2/演出2/脚本2/撮影2/音響3/音楽2/美術2/衣装2/配役2/魅力2/テンポ2/合計23)

『評論』
昔はゲームからの映画化って「スーパーマリオ」や「ストリートファイター」「モータルコンバット」など、どうしてもヒットしない、面白くないというイメージが強かったのですが、「トゥームレイダー」や「バイオハザード」から変わってきましたよね。
アメコミというジャンルにおいても同様だと思いますが、CGなどの技術が発展すると共に、その内面的な描写だったりリアリティのある設定、共感できる内容等に配慮している為か、面白い作品も多く、鑑賞前から駄作だと決めつけ差別することができなくなったのではないでしょうか?さてゲームからの映画化という事に話を戻しますが、ゲームからの映画化として現在非常に目につく分野は、ホラーではないでしょうか?
前述の「バイオハザード」をはじめ、「サイレントヒル」、「ハウス・オブ・ザ・デッド」、「サイレン FORBIDDEN SIREN」等ありますよね。そして本作もまた、ホラーゲームから映像化された作品です。
個人的に、ゲーマーではないので、原作であるゲームをやったことがないのですが、ホラーゲームの先駆け的名作ということらしいですね。原作を知らないので、映画を観た感想しか言えないのですが、鑑賞した限りでは微妙な作品でした(^^;)
オープニングのナレーションはなかなか面白く、展開が非常に楽しみだったのですが、映画全体がなんというかいろいろな映画やドラマからのパクりで構成されている気がして、かつストーリー自体も破綻してしまっているは、矛盾点も多いはでなんというかガッカリでした。
冒頭、20人の孤児達に闇の存在を融合させるという実験をして1人が脱走・・・ってなんかジェシカ・アルバの「ダークエンジェル」?って気がしたのですが、逆にその孤児達が成長して特殊な能力を使って・・という展開が期待できるだけに楽しみだったんですよね。
ただ、脱走した1人であるクリスチャン・スレーター演じる主人公のカンビーをはじめ、19人の孤児達には特に変わった力もなく、身体を支配された彼らは、ただ暴れるばかり・・・
しかも、彼ら自体、いつの時代のホラー映画だろうという感じの顔を青く塗った安っぽいメイク・・・闇の怪物のCGには予算をかけていただけに、そのギャップが気になりました(^^;)
あと本作において、一番腑に落ちなかったのは、人間関係ですね。
まず、元悪魔殲滅特殊部隊713の隊員であり孤児達に人体実験を施したハッジェンズ博士。
彼は、主人公であるカンビーの脱走のせいで研究を打ち切られカンビーを殺したい程憎んでいた設定だったと思うのですが、その博士の助手とカンビーはできちゃっている訳ですし、守衛の感じからするとハッジェンズ博士公認の仲?
しかも、ハッジェンズ博士が特別顧問として君臨する713にもカンビーは隊員として在籍していた訳ですし、現隊長のバークともライバルらしき仲?な訳で、何かしら設定があるのでしょうが、それを観客に説明してくれていないまま、違和感がありまくりでストーリーが展開するのはどうかと思います。
極めつけは、無意味なラブシーン・・・あれは必要だったのでしょうかね?なんかああいうパターンの映画って昔多かった気もw
また、713という組織自体、稚拙な感じがしますし、あんな極秘機関があれだけの人員と武器などを所有して大っぴらに活動しているのもどうかと・・・
クリスチャン・スレーターが主演、スティーヴン・ドーフにタラ・リードが出ていたのに期待していたのですが、ガッカリでした。
或いは、原作ゲームをプレイしたことがある人なら楽しめるのでしょうかね?
いずれにしても、B級以下の作品ではないかと(;^_^A アセアセ・・・

『内容』
超常現象を調査するカンビー(クリスチャン・スレーター)。彼は孤児施設で育った際、人体実験をされていたのだが、その記憶を失っていた。自分自身を知るために、超常現象を調査していたのだが、ある日、同じ孤児施設で育った友人が突然の失踪。そしてその他に18人の仲間が同じく失踪していた・・・

『配役』
エドワード・カンビー/クリスチャン・スレーター
アリーン・セドラック/タラ・リード
リチャード・バーク司令官/スティーヴン・ドーフ
サム・フィッシャー/フランク・C・ターナー
エージェント・マイルズ/ウィル・サンダーソン
ジェームズ・ピンカートン/エド・アンダース
ライオネル・ハッジェンズ博士/マシュー・ウォーカー

『監督』  ウーヴェ・ボル

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2007.06.15 | 洋画 | COMMENT(0)
【洋画】スカイ・ハイ
A+  面白い
A     ↑
A-
B+
B    普通
B-
C+
C     ↓
C-  つまらない

『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響3/音楽2/美術2/衣装2/配役3/魅力3/テンポ3/合計27)

『評論』
ヒーローって品行方正というか、聖人君子というか、特異な力だけではなく精神面においてもどこか完璧というか、模範的な思考を持つ存在だと考えてしまうところがあると思います。ところが近年のアメコミブームなどにより、ヒーロー描写が変わってきて、苦悩や迷いコンプレックスなど内面的なところを掘り下げ、観客がより一層共感できるように作られていますよね。
故にリアリティもあり作品自体に深さが生まれ面白く感じると思います。
本作についても同様に単純なヒーロー描写ではなく、内面的な描写だったり主人公達ティーンズの心情を重点的に描いています。
ただ、軽いというか浅い感じで作っているので、作品自体が暗くなりすぎずテンポも良く観やすいのではないかと思います。反面、どこか軽くふざけた感じにもなっている感も受けるのですが、伝えようとしていること等は十分理解できるので、これはこれで良いのではないでしょうか?
さてさて本作で一番興味深いのは、主人公達が通うヒーロー養成学校において、それぞれの能力に応じてヒーロー組とサポート組に分かれているところです。
そしてヒーロー組は、自分達の能力とヒーローという肩書きに誇りを持ちサポート組を見下し、逆にサポート組達はそれに反発したり卑屈になったりしています。こういう上下関係というか、能力の優劣による差別というかは、我々の普段の生活の中でもよく目にしますし体験するものですよね。特殊な能力をもっていることを除けば、普通の学校生活だったり、社会生活と何ら変わりは無い訳で・・・
この中でマイケル・アンガラノ演じる主人公のウィルは、サポート組からはじまり能力の開花によりヒーロー組へ転入と、両者の事が良く理解できる立場にいます。
そして今までのサポート組の友達と憧れていた新しいヒーロー組の友達と、どちらを選ぶか悩み、いつの間にか自分自身が差別するようになるというか・・・
こういう事って日常的に起こる些細な問題だけに、共感できる部分も多く、なかなか面白いのではないでしょうか?
単純におふざけのヒーローものとして終わらず、現実社会の学園生活とリンクさせた点は評価できると思います。ちなみに、「Mr.インクレディブル」「ハリーポッター」シリーズとなんとなく似ている気がします。
さて、本作で主人公であるウィルの両親を演じたのは、カート・ラッセルとケリー・プレストン。
彼らが画に描いたような、赤面したくなるヒーロー衣装を真面目に着て演技しているのは、なかなか面白いですし、ある意味尊敬しちゃいますwまた、グウェン役を演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
彼女は、「ファイナル・デッドコースター」で主役を演じ、キュートさと存在感で目立っていましたが、今月末公開の「ダイハード」シリーズ最新作「ダイハード4.0」にも出演しているみたいですので、要チェックです。
今後、ブレイクする気も・・・
ちなみに、「ダイハード4.0」、ブルース・ウィリスファンとしては絶対に劇場で鑑賞したいところです。

『内容』
スーパーヒーローの両親を持つウィル(マイケル・アンガラノ)は、人々の期待を背負い、ヒーロー養成学園に入学した。ところが、特殊能力を持たないウィルはヒーローのサポートであるサイドキック組に振り分けられる。しかし、ある時能力が開花して・・・

『配役』
ウィル・ストロングホールド/マイケル・アンガラノ
スティーヴ・ストロングホールド(ザ・コマンダー)/カート・ラッセル
ジョジー・ストロングホールド(ジェットストリーム)/ケリー・プレストン
レイラ/ダニエル・パナベイカー
グウェン/メアリー・エリザベス・ウィンステッド
スペックス/クロリス・リーチマン
ブーマーコーチ/ブルース・キャンベル
メドゥーラ/ケヴィン・マクドナルド

『監督』  マイク・ミッチェル

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2007.06.14 | 洋画 | COMMENT(0)
全米興行収入トップ10(2007年6月12日付)
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1(初) Ocean's Thirteen「オーシャンズ13」

配給:Warner Bros.(ワーナー)
上映週:1
週末興収($):37,100,000
累計興収($):37,100,000
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マッド・デイモン、アンディ・ガルシア、アル・パチーノ、ドン・チードル、バーニー・マック、エレン・バーキン、ケイシー・アフレック、スコット・カーン、エディ・ジェイミソン、シャオボー・クィン、カール・ライナー、エリオット・グールド
内容:ご存知「オーシャン」シリーズ第3弾。
今回キャストは、ジュリア・ロバーツが抜け、代わりに大御所アル・パチーノとエレン・バーキンが加わった。今回の舞台は1作目と同様ラスベガス。アル・パチーノ扮するカジノオーナーとジョージ・クルーニー率いるオーシャンズとの頭脳戦が描かれている。また、前2作で敵役だったアンディ・ガルシアが仲間として仕事するなど展開もあるらしい。
公式サイト「Ocean's Thirteen」公式サイト
        「オーシャンズ13」公式サイト


2(1) Pirates of the Caribbean: At World's End「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映週:3
週末興収($):21,300,000(44,206,660})
累計興収($):253,600,000
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


3(2) Knocked Up

配給:Universal
上映週:2
週末興収($):20,000,000(30,690,990)
累計興収($):66,200,000
監督:ジャド・アパトー
出演:セス・ローゲン、キャサリン・ヘイグル、ポール・ラッド、レスリー・マン、ジェイソン・シーゲル、ジェイ・バルチェル、マーティン・スター、ジョアンナ・カーンズ、ハロルド・ライミス
内容「40歳の童貞男」のジャド・アパトー監督最新作。
結婚について全然考えていなかった男女2人が、酒のはずみで関係を持ち子供を授かってしまい、交際するのだが、二人の相性は最悪だった・・・
主演は、「ドニー・ダーコ」「40歳の童貞男」のセス・ローゲンとTVドラマ「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ヘイグル。
公式サイト「Knocked Up」公式サイト


4(初) Surf's Up「サーフズ・アップ」

配給:Columbia(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
上映週:1
週末興収($):18,000,000
累計興収($):18,000,000
監督:アッシュ・ブラノン
出演:シャイア・ラブーフ、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズ、ズーイー・デシャネル、ジョン・ヘダー、ジェーン・クラコウスキー、マイケル・マッキーン
内容:「オープン・シーズン」に続くソニーのCGアニメ作品。「ハッピーフィート」に続きまたもやペンギンのCGアニメだが、今回はサーフィンがテーマ。
公式サイト「Surf's Up」公式サイト
        「サーフズ・アップ」公式サイト


5(3) Shrek the Third「シュレック3」

配給:Paramount/DreamWorks(アスミック、角川エンタテインメント)
上映週:4
週末興収($):15,800,000(28,020,991)
累計興収($):281,900,000
監督:クリス・ミラー
出演:マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス、アントニオ・バンデラス、ジャスティン・ティンバーレイク、ルパート・エヴェレット、エイミー・ポーラー、エイミー・セダリス、チェリ・オテリ、ジュリー・アンドリュース
濱田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人
内容:ご存知「シュレック」シリーズの続編。
国王の後継者に指名されたシュレックは、国王になるのを逃れる為、後継者探しの旅にでた・・・
オープニング3日間の興行収入が「スパイダーマン3」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に続く、歴代3位に及び、アニメーション作品では歴代1位という記録を飾った。
ちなみに、「シュレック4」も既に準備中。
公式サイト「シュレック3」公式サイト


6(初) Hostel: Part II「ホステル2」

配給:LionsGate(デスペラード)
上映週:1
週末興収($):8,800,000
累計興収($):8,800,000
監督:イーライ・ロス
出演:ローレン・ジャーマン、ビジョウ・フィリップス、ロジャー・バート、リチャード・バージ、ヴェラ・ヨルダノーヴァ、ヘザー・マタラッツォ、スターニスラフ・イワネフスキー
内容:昨年公開されたタランティーノ制作総指揮、イーライ・ロス監督「ホステル」の続編。
今回も前作同様、旅先で若者達が惨劇に遭うことになる。
公式サイトHostel: Part II」公式サイト


7(4) Mr. Brooks

配給:MGM
上映週:2
週末興収($):5,000,000(10,017,067)
累計興収($):18,700,000
監督:ブルース・A・エヴァンス
出演:ケビン・コスナー、デミ・ムーア、デイン・クック、ウィリアム・ハート、マージ・ヘルゲンバーガー、ルーベン・サンチャゴ=ハドソン、ダニエル・パナベイカー、アイシャ・ハインズ、リンゼイ・クローズ、ジェイソン・ルイス、レイコ・エイルスワース、マット・シュルツ
内容:ケビン・コスナー主演のサイコ・サスペンス作品。
善良なビジネスマンであるブルックス氏(ケビン・コスナー)は、自らに潜む別の人格(ウィリアム・ハート)に操られ殺人を繰り返していた。そして犯行を目撃され刑事(デミ・ムーア)に追われ・・・
公式サイト「Mr. Brooks」公式サイト


8(5) Spider-Man 3「スパイダーマン3」

配給:Columbia(ソニー)
上映週:6
週末興収($):4,400,000(7,578,055)
累計興収($):325,700,000
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ、ビル・ナン、エリザベス・バンクス、ディラン・ベイカー、テレサ・ラッセル、クリフ・ロバートソン、ジョン・パクストン、テッド・ライミ、ブルース・キャンベル、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、エリヤ・バスキン、マゲイナ・トーヴァ、ベッキー・アン・ベイカー、スタン・リー
内容:人気アメコミである「スパイダーマン」実写映画版第三弾。
今回の敵は、3人。伯父さんであるベンを殺害した真犯人で物理実験場にて「サンドマン」と化したマルコ、父の復讐に燃え「ニュー・ゴブリン」と化した親友ハリー、そして「スパイダーマン」の能力をコピーした「ヴェノム」。
公式サイト「Spider-Man 3」公式サイト(英語)
        「スパイダーマン3」公式サイト


9(6) Waitress

配給Fox Searchlight
上映週:6
週末興収($):1,700,000(2,012,857)
累計興収($):12,000,000
監督:エイドリアン・シェリー
出演:ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン、シェリル・ハインズ、ジェレミー・シスト、アンディ・グリフィス、エイドリアン・シェリー、エディ・ジェイミソン、リュー・テンプル
内容:昨年11月に亡くなった女優兼監督エイドリアン・シェリーの遺作となってしまった人間ドラマ。
公式サイト「Waitress」公式サイト(英語)


10(10) Disturbia

配給:Paramount/DreamWorks
上映週:9
週末興収($):600,000(1,112,533)
累計興収($):77,800,000
監督:D・J・カルーソー
出演:シア・ラブーフ、キャリー=アン・モス、サラ・ローマー、デヴィッド・モース、アーロン・ヨー、ホセ・パブロ・カンティージョ、マット・クレイヴン、ヴィオラ・デイヴィス
内容:「テイキング・ライブス」のD・J・カルーソー監督のスリラー作品。
「トランスフォーマー」で主役を演じ、「インディジョーンズ4」でハリソン・フォードの息子役として名前の挙がっている若手注目株のシア・ラブーフが主演。
近所を覗く趣味を持つ主人公が怪しい男の存在に気付き、連続殺人鬼ではないかと疑うのだが・・・
公式サイト「Disturbia」公式サイト(英語)


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国内興行収入トップ10(2007年6月12日付)
6月12日発表国内興行収入トップ10eiga.com


1(1) パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映週:3
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


2(初) 300「300/スリーハンドレット」

配給:ワーナー・ブラザース映画
上映週:1
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム、ドミニク・ウェスト
内容:フランク・ミラーのグラフィック・ノベルに基づき製作。
300人の兵を率いたスパルタ王レオニダスと圧倒的な数を誇るペルシャ軍との伝説の戦闘テルモピュライの戦いを描いた歴史スペクタクル作品。
公式サイト「300」公式サイト(英語)
        「300/スリーハンドレット」公式サイト(日本語)


3(2) 大日本人

配給:松竹
上映週:2
監督:松本人志
出演:松本人志、竹内力、UA、神木隆之介、海原はるか、板尾創路
内容:松本人志第一回監督作品。
ヒーローものをドキュメント調で描いたコメディ作品。
公式サイト「大日本人」公式サイト


4(3) スパイダーマン3

配給:ソニー
上映週:6
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ、ビル・ナン、エリザベス・バンクス、ディラン・ベイカー、テレサ・ラッセル、クリフ・ロバートソン、ジョン・パクストン、テッド・ライミ、ブルース・キャンベル、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、エリヤ・バスキン、マゲイナ・トーヴァ、ベッキー・アン・ベイカー、スタン・リー
内容:人気アメコミである「スパイダーマン」実写映画版第三弾。
今回の敵は、3人。伯父さんであるベンを殺害した真犯人で物理実験場にて「サンドマン」と化したマルコ、父の復讐に燃え「ニュー・ゴブリン」と化した親友ハリー、そして「スパイダーマン」の能力をコピーした「ヴェノム」。
公式サイト「スパイダーマン3」公式サイト


5(初) プレステージ

配給:ギャガ・コミュニケーションズ
上映週:1
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン
内容:20世紀初頭、ロンドンで活躍した2人の天才マジシャンが、瞬間移動のワザを競い合う。
公式サイト「プレステージ」公式サイト


6(4) そのときは彼によろしく

配給:東宝
上映週:2
監督:平川雄一朗
出演:長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、北川景子、黄川田将也、本多力、黒田凛、深澤嵐、桑代貴明、和久井映見、小日向文世
内容:「どんなに離れていてもひかれあう強い力── 僕らはそれだけを信じていた。」
「いま、会いにゆきます」「ただ、君を愛してる」の市川拓司原作の小説を映画化した作品。
アクアプランツショップ「トラッシュ」をオープンさせた遠山智史(山田孝之)だったが、ある日突然現れたトップモデルの森川鈴音(長澤まさみ)を雇うのだが、二人は実は幼なじみだった。そして二人は、もう一人の幼なじみ五十嵐佑司(塚本高史)の行方を捜し始めた・・・
公式サイト「そのときは彼によろしく」公式サイト


7(5) Shooter「ザ・シューター/極大射程」

配給: UIP
上映週:2
監督:アントワーン・フークア
出演:マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローヴァー、ケイト・マーラ、イライアス・コティーズ、ローナ・ミトラ、ラデ・シェルベッジア、ネッド・ビーティ
内容:「合衆国vs孤高の狙撃手(シューター)」
ワシントン・ポスト紙の映画批評家でもあるスティーブン・ハンターのベストセラー小説の映画化作品。
元海兵隊の一流スナイパーであったボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は、現役を引退して山奥で静かに生活していた。そんなある日、大統領暗殺計画を阻止して欲しいとの依頼が舞い込み・・・
公式サイト「Shooter」公式サイト(英語)
        「ザ・シューター/極大射程」公式サイト(日本語)


8(6) 眉山/びざん

配給:東宝
上映週:5
監督:犬童一心
出演:松嶋菜々子、大沢たかお、宮本信子、円城寺あや、山田辰夫、黒瀬真奈美、永島敏行、中原丈雄、金子賢、本田博太郎、夏八木勲
内容:さだまさしの小説を「タッチ」「いぬのえいが」等で有名な犬童一心が手がけた作品。
母親が末期癌であることを知った娘が、闘病生活を共におくる内に、心を通わせていく・・・
公式サイト「眉山/びざん」公式サイト


9(8) 俺は、君のためにこそ死ににいく

配給:東映
上映週:5
監督:新城卓
出演:岸惠子、徳重聡、窪塚洋介、筒井道隆、多部未華子、前川泰之、中村友也、渡辺大、木村昇、蓮ハルク、宮下裕治、田中伸一、古畑勝隆、中越典子、桜井幸子、戸田菜穂、宮崎美子、寺田農、勝野雅奈恵、中原丈雄、遠藤憲一、江守徹、長門裕之、石橋蓮司、勝野洋、的場浩司、伊武雅刀
内容:現東京都知事である石原慎太郎が脚本と制作総指揮を手がけた作品。
「特攻の母」として知られる実在の女性の視点から、太平洋戦争末期、特攻隊員として散っていった若者達の様子を描く戦争映画。
公式サイト「俺は、君のためにこそ死ににいく」公式サイト


10(7) ゲゲゲの鬼太郎

配給:松竹
上映週:7
監督:本木克英
出演:ウエンツ瑛士、井上真央、田中麗奈、大泉洋、室井滋、間寛平、利重剛、橋本さとし、YOU、小雪、内田流果、神戸浩、中村獅童、谷啓、西田敏行
内容:水木しげる原作、ご存知人気妖怪マンガの実写映画版。
鬼太郎(ウエンツ瑛士)のもとに、人間の小学生からダンチで妖怪達が住民達を怖がらせているという相談が舞い込み・・・
公式サイト「ゲゲゲの鬼太郎」公式サイト


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【洋画】シャギー・ドッグ
A+  面白い
A     ↑
A-
B+
B    普通
B-
C+
C     ↓
C-  つまらない

『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術2/衣装2/配役3/魅力2/テンポ3/合計27)

『評論』
決して家庭を大切に思っていない訳じゃないけど、何かと家庭よりも仕事を優先してしまう父親。
そして、その仕事中心の父親と家族がひょんな出来事に巻き込まれ、本当に大切なものが何かと言うことを気付き改心する。大切なものに気付かされる事象が異なるだけで、大抵のファミリー映画の内容ってこんな感じではないでしょうか?
本作についても、この王道ともいえるストーリー展開です。そして、本作でのハプニングは、父親が犬になってしまうということ。
こういうストーリーや設定も、もはや使い古されているだけに、特に目新しさも斬新さもユニークさもありませんでした。それでも決してつまらない訳じゃないですし、家族で安心して観られる映画ではないでしょうか?内容はさておき、本作において個人的に目をひいたのが、微妙に出演陣が豪華だったことです。
まず主演が言わずと知れたティム・アレン。
「サンタクローズ」シリーズや「トイ・ストーリー」シリーズのバズの声でも有名ですよね。
ちなみに、彼がジョン・トラボルタ、マーティン・ローレンス、ウィリアム・H・メイシー等と共演した最新作「Wild Hogs」も現在アメリカで公開中ですが好調なようで鑑賞するのが楽しみです。
次に、ティム・アレンの妻であるレベッカを演じたのがクリスティン・デイヴィス。
彼女はどこか品があるというか清楚で良い奥さんという感じがぴったり合いますよね。本作においてもぴったりだったと思います。
さて彼女といえば「SATC」のシャーロット役で有名ですよね。また、最近は映画でもよく見かける気がします。ちなみに、彼女の最新作は、ダニー・デビートやマシュー・ブロデリックと共演した「Deck the Halls」。この作品も面白そうなので要チェックです。
後は、先日も「キスキス,バンバン L.A.的殺人事件」のレビューで紹介したロバート・ダウニー・Jr。
コンスタントに活躍している彼だけあって、本作でも良い味を出していたと思います。
彼のことを知らない映画ファンはほとんどいないと思いますが、日本では知名度がイマイチなんですよね。
ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロと共演したもうすぐ公開のデヴィッド・フィンチャーの「ゾディアック」がヒットすれば或いは・・・
他にも、「リーサル・ウェポン」シリーズでお馴染みのダニー・グローバー。いつも通り、ちょい役ながら存在感があって良かったですね。
ちなみに、現在公開中の彼が出演している「ザ・シューター/極大射程」ですが、凄く観に行きたいです・・・無理でしょうが(^^;)
なんか、あまり意味のないところに金をかけた気もする本作ですが、各俳優陣が良い味をだしていて結果的に良かったのではないかと。

『内容』
デイヴ(ティム・アレン)は、凄腕の地方検事代理。そしていつも家庭よりも仕事を優先してしまう仕事人間だった。そんな彼がある日、チベットから連れてこられた長寿の犬・シャギーに噛まれたことによって、犬に変身してしまった。必死に家族に伝えようとするのだが、通じる訳もなく・・・

『配役』
デイヴ・ダグラス/ティム・アレン
レベッカ・ダグラス/クリスティン・デイヴィス
カーリー・ダグラス/ジーナ・グレイ
ジョッシュ・ダグラス/スペンサー・ブレスリン
マーカス・コザック/ロバート・ダウニー・Jr
ケン・ホリスター/ダニー・グローヴァー
ジャスティン・フォレスター/ジョシュア・レナード
ショーン・パイフロム
ジェーン・カーティン
フィリップ・ベイカー・ホール
ジャレッド・ポール

『監督』  ブライアン・ロビンス

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2007.06.12 | 洋画 | COMMENT(0)
【洋画】ブレイド3
A+  面白い
A     ↑
A-
B+
B    普通
B-
C+
C     ↓
C-  つまらない

『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽3/美術2/衣装3/配役2/魅力2/テンポ3/合計28)

『評論』
「ブレイド」「ブレイド2」のレビューを書いていないのに、「ブレイド3」のレビューを先に書いてしまうのは心苦しいのですが、レビューを書くにはもう一度鑑賞し直さないと無理なので、前作までのレビューはまたの機会にでも。というか本作もかなり前に観ているのですが、何とか内容は覚えているのでレビューを書いとこうかなと(;^_^A アセアセ・・・
さてさて本作ですが、シリーズ完結編にして、ヴァンパイアの祖であるドレイク(ドミニク・パーセル)との戦いということで、けっこう期待して鑑賞しました。
実際に鑑賞してみて、正直期待はずれだったなと・・・
本作の冒頭、ヴァンパイアにはめられ人間を殺してしまったブレイド、そしてヴァンパイアの他に人間を敵にまわしてしまい、頼みのウィスラーまで失ってという流れは良かったと思いますし、どういう風に話を展開していくのか非常に興味があったのですが・・・
とってつけたような味方の出現、そしてその中にウィスラーの娘も・・・
この辺りで、正直ちょっとガッカリだったのですが、ジェシカ・ビール演じるアビガイルの「バイオハザード」「アンダーワールド」あたりを意識したようなスタイルとアクションに苦笑、そしてipodを聞きながら戦闘という設定にかなり引いてしまいました。
極めつけは、肝心なボスがショボすぎることです。
ウィルス云々のくだりは、実力差的に必要不可欠なのかもしれませんが、本作の戦闘を見ている限り、ウィルスなんて必要なかったのではないでしょうか?
そもそもドレイクがブレイドの前に最初に現れるシーンから、挨拶がてらとはいえ、必死で逃げていますから(^^;)
しかもその次は、姑息にも変装・・・
ヴァンパイアの祖にして最強のヴァンパイアという設定なのだから、戦士がどうのこうのとか口にする前に正々堂々とどっしり構えてろよって感じですw
最後の最後でも、ブレイドとそんなに戦力差はないし・・・どちらかというとブレイドの方が強いのでは?なんて感じもしました。
その辺が、個人的に期待はずれだったポイントかな?
やはり、本シリーズの中で一番面白かったのは、ダントツで1作目ではないかと思います。
シリーズのファンやウェズリー・スナイプスファン以外は、TV放映で丁度良い映画ではないかと・・・
さてさて、本作の配役でひときわ目を引くのが前述にもありますが、ウィスラーの娘でありブレイドの協力者を演じたジェシカ・ビールです。
彼女といえば、個人的に一番印象に残っているのが「ステルス」です。「ステルス」では文句なしに存在感がありましたが、本作でも劣らず存在感を出していました。
個人的に本作では、あまり好きなキャラではなかったものの、要所要所で魅せられるところもあり、彼女の次作が楽しみに・・・以上、蛇足でしたw

『内容』
吸血鬼に襲われた母親から産まれた為、吸血鬼の力を持ち日の光にも負けない強さをもつヴァンパイアハンター・ブレイド(ウェズリー・スナイプス)の活躍を描いたシリーズ完結編。
ついに、吸血鬼の祖であるドレイク(ドミニク・パーセル)と対決することになったブレイド、圧倒的な実力差の前に勝機はあるのか・・・

『配役』
ブレイド/ウェズリー・スナイプス
アブラハム・ウィスラー/クリス・クリストファーソン
アビガイル・ウィスラー/ジェシカ・ビール
ドレイク/ドミニク・パーセル
ハンニバル・キング/ライアン・レイノルズ
ダニカ・タロス/パーカー・ポージー
レイ・カンバーランド/ジェームズ・レマー
サマーフィールド/ナターシャ・リオン
エドガー・バンス博士/ジョン・マイケル・ヒギンズ
グリムウッド/トリプル・H
エリック・ボゴシアン
マーク・ベリー
カラム・キース・レニー
ポール・アンソニー
フランソワーズ・イップ
マイケル・アンソニー・ローリンズ

『監督』  デヴィッド・S・ゴイヤー

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2007.06.11 | 洋画 | COMMENT(1)
【邦画】県庁の星
A+  面白い
A     ↑
A-
B+
B    普通
B-
C+
C     ↓
C-  つまらない

『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽3/美術2/衣装2/配役3/魅力2/テンポ3/合計28)

『評論』
TVで放映されるということで慌ててレビューを書くことにした本作。以前も書きましたが、鑑賞する映画に対してレビューを書くのが追いついてません。もっと時間があって、心に余裕があって文章がスラスラと書ければ良いのですが・・・w
さてさて本作ですが、織田裕二の代表作である「踊る大捜査線」シリーズの雰囲気を匂わせながら、故伊丹十三監督の「スーパーの女」を織り交ぜたような作品です。そんなに評価も高くない本作だけにあまり期待せずに鑑賞したのですが、前半は予想に反してけっこう面白かったです。
ただ、個人的には中盤からの展開に不満がかなり残る出来だったと思います。
ストーリーとしては、県職員の中でエリートだったキャリア公務員の織田裕二扮する野村が、民間のスーパーで上手くいかず、更には大プロジェクトから外されたことで挫折を味わい一気に落とした後、スーパーを再建する活躍で盛り返し、さらに県議会での活躍で盛り返すという2弾の盛り返しを狙った映画だったと思います。
基本的な流れやストーリーは王道といった感じの展開なのですが、盛り返し具合だったり中盤からのテンポがイマイチというか半端なせいで、映画全体が失速してしまったような印象を受けます。
前半のエリートで自己中心的な公務員である野村が挫折するところまでは、テンポも良く、けっこう面白いのでは?なんて思っていました。
ところが、挫折した中盤からスーパー再建の盛り返しにかけて、テンポが悪いというか、織田裕二のノリが悪いというか、表情に覇気がなさすぎて不完全燃焼といった感じでした。
この時点では、最後へのジャンプにかけてホップステップくらいの盛り返しなんだと思い、最後の展開に期待していたのですが、県議会でのくだりは強引かつ、訴えも稚拙で抽象的な為、盛り返せたのか自体解らず・・・更には、福祉課での活躍も描いていない為、出世コースからはずれてしまった可哀相な結末くらいにしか感じませんでした。
ラストの酒井和歌子演じる市長のくだりとエスプレッソのくだりは、出来が良かったと思うだけに、もう少し、最後の盛り返しを練って欲しかったなという気がしてなりません。
個人的には、映画ではなく連続ドラマという形にした方がもっと面白くないのではないかと。
スーパーの店員達も個性的なキャラクタが多かったですし、県庁でやり合う展開など掘り下げれば掘り下げるほど広がっていくのではないかと。前半が予想以上に面白かったですし、設定や展開も個人的に好みである点、更には掘り下げれそうなエピソードやキャラが満載な本作だけに、残念というか勿体ない気が非常にしました。
未見の方は、TVでチェックしてみてはどうでしょうか?

『内容』
県庁のキャリア公務員である野村(織田裕二)は、将来有望なエリート職員。そんな彼がプレゼンした200億円のビッグプロジェクトを前に、民間企業であるつぶれかけのスーパーへの研修に行くことになった。マニュアル重視の野村は、サービス重視で臨機応変な民間のやり方についていけず、教育係であるパートの二宮(柴咲コウ)と衝突ばかりしていた・・・

『配役』
野村聡/織田裕二
二宮あき/柴咲コウ
桜井圭太/佐々木蔵之介
浜岡恭一/和田聰宏
篠崎貴子/紺野まひる
清水寛治/井川比佐志
浅野卓夫/益岡徹
佐藤浩美/奥貫薫
来栖和好/ベンガル
根岸秀作/渡辺哲
北村康男/矢島健一
田畑美香/山口紗弥加
長島龍二/梅野泰靖
篠崎威嗣/中山仁
小倉早百合/酒井和歌子
古賀等/石坂浩二

『監督』  西谷弘

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2007.06.08 | 邦画 | COMMENT(0)
【洋画】キャットウーマン
A+  面白い
A     ↑
A-
B+
B    普通
B-
C+
C     ↓
C-  つまらない

『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響3/音楽3/美術2/衣装3/配役3/魅力2/テンポ3/合計28)

『評論』
かなりの酷評とラジー賞を作品、主演女優、監督、脚本と総なめにし、紛れもなく駄作の烙印を押されてしまっている本作ですが、実は、本作のDVDを発売直後に入手していたんですよ。
ただ、なんだかんだしているうちに、観るのをすっかり忘れちゃっていました。で、先日どこからともなく本作のDVDを発見、勢いで鑑賞することにw
ちなみに、ラジー賞受賞作品ってそんなに嫌いじゃないものも多いですし、「ハドソンホーク」や「ポストマン」なんかはけっこう好きなんですよね。
そういう訳で、意外と世間では駄作と言われている作品も個人的には面白かったりするのではないかと逆に期待して観ました。鑑賞してみて、始まりから、中盤終わりくらいまでは、文句なく面白かったです。
CGがショボかったり、動きに違和感がありまくるのは観ていて辛かったですが、展開も面白かったですし、中盤終わりくらいまでのストーリー自体も問題はないと思います。キャットウーマンへの生まれ変わりの謎を曖昧にせずに、理由付けしてくれたのも個人的にはすっきりして良かったですね。
ただ、その後、キャットウーマンに匹敵する敵を作るべくビューリンを使い続けたせいで、肌が鉄のように硬くなり痛みを感じなくなったシャロン・ストーンのくだりは、あまりにも強引すぎるというか、無理のある設定でちょっと失速した感があります。また、アクション自体も中途半端で盛り上がりに欠け残念でした。
まぁ、アクションにそんなに期待もしていなかったですし、ラストもそれなりに良かったと思うので、もう少し、キャットウーマン自体の迷いだったり、狡猾さだったり、ベンジャミン・ブラットとの関係を掘り下げて欲しかった気がしますね。
ちなみに、総合してみて個人的にそこまで酷い作品ではないと思うのですが、やはり演技派として名が売れているハル・ベリーがこういう役をやってしまったという事や、ハル・ベリーが演じるのだからもっと違うキャットウーマンに仕上がるのではないかという期待から、ここまで酷評されしまったのではないかと思います。
あと、ハル・ベリーの私ってセクシーでしょ?と言わんばかりの演技もちょっと痛かったような・・・
それと、シャロン・ストーンも影が薄かったですね(;^_^A アセアセ・・・
ちなみに、個人的にはミシェル・ファイファーのキャットウーマンの方が色っぽくて好きなんですが、ハル・ベリーも悪くなかったと思います。それにしても、天敵である刑事との恋仲というストーリーといいタイトルといい・・・どうしても「キャッツ・アイ」を意識しちゃうのは私だけでしょうか?
何はともあれ、そこまで酷い作品とは思わないので、興味のある方は一度鑑賞してみても良いのでは?

『内容』
ご存知、「バットマン」シリーズでお馴染みのキャットウーマンにハル・ベリーが挑戦。
化粧品会社で広告デザインを担当しているペイシェンス(ハル・ベリー)は、発売前の新商品に強い副作用があることを知ってしまい、殺されてしまう。だが、不思議な猫によりキャットウーマンとして生まれ変わる・・・

『配役』
ペイシェンス・フィリップス(キャットウーマン)/ハル・ベリー
トム・ローン/ベンジャミン・ブラット
ローレル・ヘデア/シャロン・ストーン
ジョージ・ヘデア/ランベール・ウィルソン
オフィーリア/フランセス・コンロイ
アーマンド/マイケル・マッシー

『監督』  ピトフ

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2007.06.07 | 洋画 | COMMENT(0)
全米興行収入トップ10(2007年6月5日付)
6月5日発表全米興行収入トップ10eiga.com

1(1) Pirates of the Caribbean: At World's End「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映館数:4362(4362)
上映週:2
週末興収($):44,206,660(115,057,000)
累計興収($):217,545,728
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


2(初) Knocked Up

配給:Universal
上映館数:2871
上映週:1
週末興収($):30,690,990
累計興収($):30,690,990
監督:ジャド・アパトー
出演:セス・ローゲン、キャサリン・ヘイグル、ポール・ラッド、レスリー・マン、ジェイソン・シーゲル、ジェイ・バルチェル、マーティン・スター、ジョアンナ・カーンズ、ハロルド・ライミス
内容「40歳の童貞男」のジャド・アパトー監督最新作。
結婚について全然考えていなかった男女2人が、酒のはずみで関係を持ち子供を授かってしまい、交際するのだが、二人の相性は最悪だった・・・
主演は、「ドニー・ダーコ」「40歳の童貞男」のセス・ローゲンとTVドラマ「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ヘイグル。
公式サイト「Knocked Up」公式サイト


3(2) Shrek the Third「シュレック3」

配給:Paramount/DreamWorks
(アスミック、角川エンタテインメント)
上映館数:4109(4172)
上映週:3
週末興収($):28,020,991(53,011,000)
累計興収($):255,927,783
監督:クリス・ミラー
出演:マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス、アントニオ・バンデラス、ジャスティン・ティンバーレイク、ルパート・エヴェレット、エイミー・ポーラー、エイミー・セダリス、チェリ・オテリ、ジュリー・アンドリュース
濱田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人
内容:ご存知「シュレック」シリーズの続編。
国王の後継者に指名されたシュレックは、国王になるのを逃れる為、後継者探しの旅にでた・・・
オープニング3日間の興行収入が「スパイダーマン3」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」に続く、歴代3位に及び、アニメーション作品では歴代1位という記録を飾った。
ちなみに、「シュレック4」も既に準備中。
公式サイト「シュレック3」公式サイト


4(初) Mr. Brooks

配給:MGM
上映館数:2453
上映週:1
週末興収($):10,017,067
累計興収($):10,017,067
監督:ブルース・A・エヴァンス
出演:ケビン・コスナー、デミ・ムーア、デイン・クック、ウィリアム・ハート、マージ・ヘルゲンバーガー、ルーベン・サンチャゴ=ハドソン、ダニエル・パナベイカー、アイシャ・ハインズ、リンゼイ・クローズ、ジェイソン・ルイス、レイコ・エイルスワース、マット・シュルツ
内容:ケビン・コスナー主演のサイコ・サスペンス作品。
善良なビジネスマンであるブルックス氏(ケビン・コスナー)は、自らに潜む別の人格(ウィリアム・ハート)に操られ殺人を繰り返していた。そして犯行を目撃され刑事(デミ・ムーア)に追われ・・・
公式サイト「Mr. Brooks」公式サイト


5(3) Spider-Man 3「スパイダーマン3」

配給:Columbia(ソニー)
上映館数:3402(3723)
上映週:5
週末興収($):7,578,055(14,200,000)
累計興収($):318,342,110
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ、ビル・ナン、エリザベス・バンクス、ディラン・ベイカー、テレサ・ラッセル、クリフ・ロバートソン、ジョン・パクストン、テッド・ライミ、ブルース・キャンベル、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、エリヤ・バスキン、マゲイナ・トーヴァ、ベッキー・アン・ベイカー、スタン・リー
内容:人気アメコミである「スパイダーマン」実写映画版第三弾。
今回の敵は、3人。伯父さんであるベンを殺害した真犯人で物理実験場にて「サンドマン」と化したマルコ、父の復讐に燃え「ニュー・ゴブリン」と化した親友ハリー、そして「スパイダーマン」の能力をコピーした「ヴェノム」。
公式サイト「Spider-Man 3」公式サイト(英語)
        「スパイダーマン3」公式サイト


6(5) Waitress

配給Fox Searchlight
上映館数:605(510)
上映週:5
週末興収($):2,012,857(3,075,000)
累計興収($):9,441,911
監督:エイドリアン・シェリー
出演:ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン、シェリル・ハインズ、ジェレミー・シスト、アンディ・グリフィス、エイドリアン・シェリー、エディ・ジェイミソン、リュー・テンプル
内容:昨年11月に亡くなった女優兼監督エイドリアン・シェリーの遺作となってしまった人間ドラマ。
公式サイト「Waitress」公式サイト(英語)


7(初) Gracie

配給:MGM
上映館数:1164
上映週:1
週末興収($):1,355,904
累計興収($):1,355,904
監督:デイヴィス・グッゲンハイム
出演:カーリー・シュローダー、エリザベス・シュー、ダーモット・マローニー、トレヴァー・ヘインズ、ジョン・ドーマン、アンドリュー・シュー
内容:「不都合な真実」のデイヴィス・グッゲンハイム監督最新作。
交通事故で早世した兄の石を継ぎ、サッカーに情熱を燃やす少女の物語。主人公カーリー・シュローダーの母親を演じたエリザベス・シューの実体験を基に作られた作品。
公式サイト「Gracie」公式サイト


8(4) Bug

配給:LionsGate
上映館数:1661
上映週:1
週末興収($):1,286,397
累計興収($):6,158,052
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:アシュレイ・ジャド、マイケル・シャノン、リン・コリンズ、ブライアン・F・オバーン、ハリー・コニック・Jr
内容:「エクソシスト」で知られるウィリアム・フリードキンのサスペンスホラー。
元夫のDVにおびえるウエイトレスが、血液中に大量発生し脳を食い破ろうとする正体不明の虫に襲われる。田舎のモーテルを舞台に虫と人間の壮絶な戦いを描いた作品。
公式サイト「Bug」公式サイト(英語)


9(6) 28 Weeks Later

配給:FoxAtomic
上映館数:1121(2013)
上映週:4
週末興収($):1,214,942(2,585,000)
累計興収($):26,591,704
監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ジェレミー・レナー、ロバート・カーライル、キャサリン・マコーマック、シャヒド・アハメド、ハロルド・ペリノー・Jr、ローズ・バーン
内容:ダニー・ボイル監督、キリアン・マーフィ主演のゾンビ映画、「28日後」の続編。
タイトル通りあれから28週間後のイギリスを舞台に再びゾンビ対人間の戦いが繰り広げられる。
公式サイト「28 Weeks Later」公式サイト(英語)


10(7) Disturbia

配給:Paramount/DreamWorks
上映館数:1035(1632)
上映週:8
週末興収($):1,112,533(1,921,000)
累計興収($):76,703,481
監督:D・J・カルーソー
出演:シア・ラブーフ、キャリー=アン・モス、サラ・ローマー、デヴィッド・モース、アーロン・ヨー、ホセ・パブロ・カンティージョ、マット・クレイヴン、ヴィオラ・デイヴィス
内容:「テイキング・ライブス」のD・J・カルーソー監督のスリラー作品。
「トランスフォーマー」で主役を演じ、「インディジョーンズ4」でハリソン・フォードの息子役として名前の挙がっている若手注目株のシア・ラブーフが主演。
近所を覗く趣味を持つ主人公が怪しい男の存在に気付き、連続殺人鬼ではないかと疑うのだが・・・
公式サイト「Disturbia」公式サイト(英語)


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国内興行収入トップ10(2007年6月5日付)
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1(1) パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド

配給:Walt Disney/ブエナビスタ
上映週:2
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、ケヴィン・R・マクナリー、リー・アレンバーグ、マッケンジー・クルック、デヴィッド・ベイリー、キース・リチャーズ
内容:ご存知、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ3部作の完結編。
デイヴィ・ジョーンズにより海の中へ消えてしまったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。その頃、デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ支配力を得た東インド会社のベケット卿は、海賊狩りを決行。海賊達は、対抗する為9人の「伝説の海賊」を収集しようとするのだが、その内の一人がなんとジャック・スパロウだった・・・
公式サイト「Pirates of the Caribbean: At World's End」公式サイト


2(初) 大日本人

配給:松竹
上映週:1
監督:松本人志
出演:松本人志、竹内力、UA、神木隆之介、海原はるか、板尾創路
内容:松本人志第一回監督作品。
ヒーローものをドキュメント調で描いたコメディ作品。
公式サイト「大日本人」公式サイト


3(2) スパイダーマン3

配給:ソニー
上映週:5
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、トファー・グレイス、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ、ビル・ナン、エリザベス・バンクス、ディラン・ベイカー、テレサ・ラッセル、クリフ・ロバートソン、ジョン・パクストン、テッド・ライミ、ブルース・キャンベル、パーラ・ヘイニー=ジャーディン、エリヤ・バスキン、マゲイナ・トーヴァ、ベッキー・アン・ベイカー、スタン・リー
内容:人気アメコミである「スパイダーマン」実写映画版第三弾。
今回の敵は、3人。伯父さんであるベンを殺害した真犯人で物理実験場にて「サンドマン」と化したマルコ、父の復讐に燃え「ニュー・ゴブリン」と化した親友ハリー、そして「スパイダーマン」の能力をコピーした「ヴェノム」。
公式サイト「スパイダーマン3」公式サイト


4(初) そのときは彼によろしく

配給:東宝
上映週:1
監督:平川雄一朗
出演:長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、北川景子、黄川田将也、本多力、黒田凛、深澤嵐、桑代貴明、和久井映見、小日向文世
内容:「どんなに離れていてもひかれあう強い力── 僕らはそれだけを信じていた。」
「いま、会いにゆきます」「ただ、君を愛してる」の市川拓司原作の小説を映画化した作品。
アクアプランツショップ「トラッシュ」をオープンさせた遠山智史(山田孝之)だったが、ある日突然現れたトップモデルの森川鈴音(長澤まさみ)を雇うのだが、二人は実は幼なじみだった。そして二人は、もう一人の幼なじみ五十嵐佑司(塚本高史)の行方を捜し始めた・・・
公式サイト「そのときは彼によろしく」公式サイト


5(初) Shooter「ザ・シューター/極大射程」

配給: UIP
上映週:1
監督:アントワーン・フークア
出演:マーク・ウォールバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローヴァー、ケイト・マーラ、イライアス・コティーズ、ローナ・ミトラ、ラデ・シェルベッジア、ネッド・ビーティ
内容:「合衆国vs孤高の狙撃手(シューター)」
ワシントン・ポスト紙の映画批評家でもあるスティーブン・ハンターのベストセラー小説の映画化作品。
元海兵隊の一流スナイパーであったボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は、現役を引退して山奥で静かに生活していた。そんなある日、大統領暗殺計画を阻止して欲しいとの依頼が舞い込み・・・
公式サイト「Shooter」公式サイト(英語)
        「ザ・シューター/極大射程」公式サイト(日本語)


6(5) 眉山/びざん

配給:東宝
上映週:4
監督:犬童一心
出演:松嶋菜々子、大沢たかお、宮本信子、円城寺あや、山田辰夫、黒瀬真奈美、永島敏行、中原丈雄、金子賢、本田博太郎、夏八木勲
内容:さだまさしの小説を「タッチ」「いぬのえいが」等で有名な犬童一心が手がけた作品。
母親が末期癌であることを知った娘が、闘病生活を共におくる内に、心を通わせていく・・・
公式サイト「眉山/びざん」公式サイト


7(3) ゲゲゲの鬼太郎

配給:松竹
上映週:6
監督:本木克英
出演:ウエンツ瑛士、井上真央、田中麗奈、大泉洋、室井滋、間寛平、利重剛、橋本さとし、YOU、小雪、内田流果、神戸浩、中村獅童、谷啓、西田敏行
内容:水木しげる原作、ご存知人気妖怪マンガの実写映画版。
鬼太郎(ウエンツ瑛士)のもとに、人間の小学生からダンチで妖怪達が住民達を怖がらせているという相談が舞い込み・・・
公式サイト「ゲゲゲの鬼太郎」公式サイト


8(4) 俺は、君のためにこそ死ににいく

配給:東映
上映週:4
監督:新城卓
出演:岸惠子、徳重聡、窪塚洋介、筒井道隆、多部未華子、前川泰之、中村友也、渡辺大、木村昇、蓮ハルク、宮下裕治、田中伸一、古畑勝隆、中越典子、桜井幸子、戸田菜穂、宮崎美子、寺田農、勝野雅奈恵、中原丈雄、遠藤憲一、江守徹、長門裕之、石橋蓮司、勝野洋、的場浩司、伊武雅刀
内容:現東京都知事である石原慎太郎が脚本と制作総指揮を手がけた作品。
「特攻の母」として知られる実在の女性の視点から、太平洋戦争末期、特攻隊員として散っていった若者達の様子を描く戦争映画。
公式サイト「俺は、君のためにこそ死ににいく」公式サイト


9(初) 女帝/エンペラー

配給:ギャガ・コミュニケーションズ
上映週:1
監督:フォン・シャオガン
出演:チャン・ツィイー、ダニエル・ウー、グォ・ヨウ、ジョウ・シュン、ホァン・シャオミン、リー・ビンビン、マー・チンウー、チン・ハイルー
内容:「憎しみにくちづけ、愛に刺しちがえる。」
五代十国時代の中国。夫である先帝を実弟リー(グォ・ヨウ)に殺された王妃ワン(チャン・ツィイー)は、夫の復讐と想いを寄せる義理の息子ウールアン(ダニエル・ウー)を守る為にリーと結婚する事に・・・
公式サイト「女帝/エンペラー」公式サイト


10(初) 監督・ばんざい!

配給:東京テアトル、オフィス北野
上映週:1
監督:北野武
出演:ビートたけし、江守徹、岸本加世子、鈴木杏、吉行和子、宝田明、藤田弓子、内田有紀、木村佳乃、松坂慶子、大杉漣、寺島進、六平直政、渡辺哲、井手らっきょ、モロ師岡、菅田俊、石橋保、蝶野正洋、天山広吉
内容:「映画を愛する全人類に捧ぐ ウルトラ・バラエティ・ムービー」
得意であるギャング映画を封印すると宣言してしまった監督が、片っ端から色々なジャンルの映画に挑戦する事に・・・
公式サイト「監督・ばんざい!」公式サイト


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【邦画】時をかける少女(2006)
A+  面白い
A     ↑
A-
B+
B    普通
B-
C+
C     ↓
C-  つまらない

『評価』
A-
(演技3/演出4/脚本4/撮影4/音響4/音楽4/美術4/衣装3/配役3/魅力4/テンポ4/合計41)

『評論』
良い評判をよく耳にする本作だけに、楽しみ半分、否定的な気持ち半分という感じで鑑賞しましたw
どうしても評判が良すぎると、逆にアラを探してやろうというか、通を気取って否定的な気持ちになってしまうというか・・・そんな気持ちで観たのですが、なかなか面白かったんですよね。とすると、けっこう出来自体は良いのではないかと思います。
1時間半ちょっとという限られた時間の中で主人公の感情の変異だったり、いつも一緒にいる3人組の描写、その他の登場人物との繋がりを巧に描けていたと思いますし、何より描いていない背景までも想像で補えてしまう作りというか、無駄がない作りだったように感じます。
ちなみに、何度か本ブログでも言っていますが、個人的にタイムスリップものだったり、タイムトラベルものが大好物でして、どうしてもそういう時間軸を行ったり来たりする内容のものは、評価が甘めになっちゃうんですよね。
本作についても、タイムリープを物語の軸に置きつつ、ラストに時間軸を使った演出が用意されていて・・・その辺りが個人的にはツボにはいってしまうというか、ポイントが高くなっちゃうんですよねw
欲を言えば、時間軸を使ってもう少し凝って欲しかったという気もします。
短い時間で簡潔に時間軸を使った演出という点において、本作の出来はかなり良いとは思うのですが、個人的には、もう少し伏線を巧に伏線をはって、最後にどんでん返し的な展開が欲しかったですね。
ただ前述にも書きましたが、1時間半という限られた時間で様々な事を描くのですから、時間軸云々はこれくらいが妥当なのかもしれませんねwあと、原作を映画化した原田知世主演の「時をかける少女」の方は、随分昔に鑑賞したので内容をさっぱり覚えておらず、逆にそれが、原作を変に意識せずに観れたのも良かったのではないでしょうか?
ちなみに、本作では、原田知世が演じた芳山和子が、主人公である真琴のおばさんとして登場します。
声は、原沙知絵が演じているのですが、本作のなかでラベンダーと共に過去の3人で写った写真がチラっと出て、オリジナル版の芳山和子だち解るんですが、その時は、逆にオリジナル版を忘れてしまっているのがちょっと残念でした。
機会があれば、また観直してみようかな・・・なんて(;^_^A アセアセ・・・
さてさて、本作はご存知のようにアニメーションです。
最近のアニメって、80年代90年初頭のアニメ全盛期の際のアニメと比べると、どうしても感情描写だったり味だったり画的にも劣るものが多いと思います。
画としてはCGやPCなどを多用している為、綺麗になったりシンプルになったりしているのですが、どうしても味気ないというか・・・
本作についても、その気はありましたが、ストーリーが良かったからか、馴れてきたせいか、鑑賞するにつれてあまり気にならなくなったので特に問題はなかったと。アニメに肝心な声優陣に関しても、初体験の人がけっこう多くいたらしいのに、特に違和感も感じませんでした。
ちなみに、主人公の声を演じた仲里依紗って高山みなみに声が似ていませんか?
青春ものかつタイムスリップ関係が好きな方なら楽しめる作品ですので、気になる方は是非♪

『内容』
高校2年生の紺野真琴(仲里依紗)は、踏切で電車にはねられたはずだったのだが、気がつくと少し前の時間に戻っていた。不思議に思った真琴は、おばさん(原沙知絵)に相談するのだが、タイムリープという能力である事を教えられ、やがてその力を自由に使えるようになった。
やり直しのできる人生に笑いが止まらない真琴だったのだが、自分がやり直すことで誰かに皺寄せが及ぶ事を知り・・・

『配役』
紺野真琴/仲里依紗
間宮千昭/石田卓也
津田功介/板倉光隆
芳山和子/原沙知絵
早川友梨/垣内彩未
藤谷果穂/谷村美月
紺野美雪/関戸優希
福島先生/立木文彦
坂のおばさん/山本圭子
加藤/反田孝幸
高瀬宋次郎/松田洋治
老守衛/中村正

『監督』  細田守

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2007.06.05 | 邦画 | COMMENT(1)
【洋画】フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い
A+  面白い
A     ↑
A-
B+
B    普通
B-
C+
C     ↓
C-  つまらない

『評価』
B+
(演技3/演出3/脚本3/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役3/魅力3/テンポ4/合計34)

『評論』
レンタルしようレンタルしようと思いながら、忘れてしまった映画ってよくないですか?本作も実はそういう一本でして、偶然、WOWOWでの放映を知り、鑑賞に至りましたw
さてさて本作ですが、兄弟が復讐するというストーリーから、個人的に復讐を軸に置きながら「処刑人」のように犯人達を次から次に処刑していくというような内容を想像していました。
確かに、兄弟4人が孤児であった自分達を引き取り、育ててくれたママの復讐の為に立ち上がり、犯人達を処刑していくという大まかな流れは同じなのですが、ママの死は単純な強盗殺人ではなく、プロの殺し屋に殺されており、その謎解きを軸にストーリーが展開していきます。
またその謎解きの際にも、ママの人となりを垣間見ることができる仕掛けになっていて、なかなか上手かったと思います。謎解き自体も、徐々に怪しいと思わせていた人物が犯人ではなかったというオーソドックスながら無駄のない展開で、テンポも良いですし、無難に楽しむことが出来るものです。
さらに、復讐を軸に展開するものの悲しみや怒りという負の感情だけではなく、ママを慕う愛情だったり、兄弟愛、笑いなどもバランス良く織り込まれていたせいで、前向きと言うとちょっと語弊がありますが、後ろ向きな復讐ではなかったというのも良かったと思います。
さて配役ですが、4人の兄弟の養母を演じたのは、「アザーズ」「トランスアメリカ」のフィオヌラ・フラナガン。脇役ながら印象深い俳優ですよね。本作での役柄もぴったりと合っていたと思います。
ちなみに、彼女の本作での出演シーンは少ないのですが、兄弟達に話をするシーンや、ラストのマーク・ウォールバーグへの微笑みが非常に印象に残ります。
また、少ない登場シーンながら、ママの性格だったり人柄を間接的に観客に伝える演出がとても巧で、そのおかげで多少の無茶な復讐にも目をつぶることが出来たのではないかと思います。
本作の主人公である長男ボビーを演じたのはマーク・ウォールバーグ。
個人的に、「PLANET OF THE APES 猿の惑星」のイメージが強いのですが、人情味のあるチンピラ風の兄貴役がピッタリでしたw
彼の最新作である「ザ・シューター/極大射程」も近々公開されますが、非常に楽しみですね。
あと個人的に印象に残ったのは、グリーン刑事を演じたテレンス・ハワード。
最後に、今までの復讐の為の殺人を帳消しにしてくれる役だとばかり思っていたのですが、あっけなくフェイドアウト・・・もう少し、活躍させてあげても良かったのではないでしょうか?(^^;)
あと、ラスボスであるビクター・スウィートを演じたキウェテル・イジョフォー。最後の展開は面白かったとは思うのですが、マーク・ウォールバーグとの肉弾戦はイマイチ盛り上がりに欠けたのではないでしょうか?
もっと劇的な戦いにして欲しかった気がします。
ただ、全体的にテンポも良いですし、非常に観やすい映画ではないかと思います。

『内容』
札付きの不良だった4人の孤児を引き取り面倒をみたエブリン(フィオヌラ・フラナガン)。そのエブリンがコンビニ強盗の手で射殺された。エブリンの葬式で再会した4人の兄弟は、復讐すべく犯人の行方を追うのだが、単純な強盗殺人ではなく・・・

『配役』
ボビー・マーサー/マーク・ウォールバーグ
ジャック・マーサー/ギャレット・ヘドランド
グリーン/テレンス・ハワード
ファウラー/ジョシュ・チャールズ
ビクター・スウィート/キウェテル・イジョフォー
ダグラス議員/バリー・シャバカ・ヘンリー
エブリン・マーサー/フィオヌラ・フラナガン
ロバート・ブラッドフォード/ケネス・ウェルシュ

『監督』  ジョン・シングルトン

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          フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い
2007.06.04 | 洋画 | COMMENT(0)
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