
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
A-(演技4/演出4/脚本4/撮影4/音響3/音楽3/美術4/衣装3/配役4/魅力5/テンポ3/合計41)
『評論』逆境とは、思うようにならない境遇や、不運の境遇のことをいう。
熱い、熱すぎる映画ですw
原作である「逆境ナイン」を読んだことないのですが、原作であるコミックのテンションを維持させつつもCGなどを駆使して劇画タッチに描かれているような気がしました。
この手の映画って好き嫌い、はっきり別れると思うのですが、私は大好きです。ていうか、個人的に、全力や熱血モノって大好きで、こういう言葉に非常に弱いんですよね(^^;)
ちなみにこういう映画の面白さって、実際に観てみないと伝わらないと思います。ということで、こういう熱血&スポ根&ギャグモノが好きな方は必見ですので、是非一度見てみてくださいw

観てみて損はないかと思います。
さて、観ないと伝わらないと思うのですが、私なりに内容をちょっとまとめてみたいと思います。
まず、主人公の名前が不屈闘志、しかも、学校の名前が全力学園。さらに、全力学園のモットーは、「全力でない者は、死すべし!」で、それを校門の銅像に刻み込んであるんですよね。
個人的に、この掴みだけで、すぐにこの映画の虜になってしまいました(^^;)
さらに、全力学園の校長を演じるのは、藤岡弘、。

暑苦し過ぎる設定に暑苦し過ぎる配役・・・か、かなりの戦闘力ですw
そしていきなりその校長が、「廃部だー!!!」と一喝。その後、部の存続を賭け、甲子園出場を豪語する不屈。さらに、その手始めとして、春の選抜優勝校である日の出商に勝つと約束。
映画の立ち上がりとしては、完璧な出来ですw
その話を聞いたナイン達は、一斉に「無理だー!!!」と落胆し、補習の為、バイトの為、チワワに噛まれて重症の為、ラジオを作っていて半田ごてで火傷(この時期にラジオ?)、失恋のショックなどを理由に、試合に出れないとダダをこねます。

結局、ピッチャーである不屈とキャッチャーの二人だけになった野球部。しかも、試合前日の晩、寝ぼけたキャッチャー大石に利き腕である右腕を踏まれ、絶体絶命の大ピンチ!!
それでもなお、逆境に立ち向かおうとする不屈の姿を見たナイン達は、自分を取り戻し、試合に出る事に・・・
しかし、試合当日はあいにくの雨。日の出商のキャプテンは豪雨を理由に不戦勝を告げにやって来て、形式上とはいえ、春の選抜優勝校に勝利。解りやすいくらい天狗になった野球部。

そんなある日、監督としてココリコの田中演じる榊原剛がやって来ます。
しかも、榊原監督は日本代表!!
ただ、野球の日本代表ではなくセパタクローの日本代表だった為、野球に関する知識は皆無。
不屈との勝負でも、バットを反対に持ち、いきなり3塁に走り出す始末。
そんな榊原監督は、先人の作った由緒正しき言葉を口にします。
その言葉とは、「知らぬが仏!」。そう野球をまったく知らない故に、驚くような采配がふるえるという訳です。

甲子園予選大会初戦は、いきなりの中堅どころである中々学園。
手違いでベンチを間違え、中々学園の弁当を間違って食べてしまった不屈ら全力学園野球部。
勝負はフェアにということで、代わりの弁当をマネージャーに発注させます。
しかし、その発注した弁当にあたった中々学園野球部・・・後ろめたさと戦いながら投げる不屈でしたが、監督よりまたもや先人のつくりし言葉「それはそれ!これはこれ!」をもらい、何とか初戦突破。
と、ここまではかなり素晴らしい出来だったと思います。

これ以降、気になった方は是非、見てみてください。
この後、ちょっとダラダラなってしまいますが、なかなか面白かったと思いますよw
ちなみに、本作ですが、「少林サッカー」等とよく比較されると思うのですが、本作の方が、映画自体に熱血、全力という魂があり、さらにくだらないギャグのオンパレード。個人的には、絶対本作の方が面白いと思いますw
『内容』島本和彦のコミック「逆境ナイン」を実写化した映画。
突然、校長より「勝てない野球部は、廃部だ!!!」と言い渡された全力学園野球部キャプテン不屈闘志(玉山鉄二)。
彼は、部の存続をかけ甲子園出場を豪語する。そしてその手始めとして、まず春の選抜優勝校である日の出商に勝つ事を約束する・・・
『配役』キャプテン 不屈闘志/玉山鉄二
マネージャー 月田明子/堀北真希
監督 榊原剛/田中直樹
全力学園 校長/藤岡弘、
キャッチャー 大石/柴田将士
ファースト 後藤/出口哲也
セカンド 小林/寺内優作
サード 南/坂本真
ショート 新屋敷/青木崇高
レフト 古家/土倉有貴
センター 横山/堺沢隆史
ライト 山下/栩原楽人
『監督』 羽住英一郎
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