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【洋画】愛についてのキンゼイ・レポート
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『評価』 
B

(演技3/演出3/脚本3/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役3/魅力2/テンポ3/合計31)

『評論』
「キンゼイ・レポート(報告)」
アメリカの白人男女18,000人の性に関するレポートをまとめた調査報告書。
その報告書の中では、成人男性の30%、成人女性の20%は同性愛的傾向を持つことや、女性もマスターベーションをすること等を発表し、当時の社会に衝撃を与えた。


何の下知識もなく、キンゼイ博士や彼の出版した「キンゼイ・レポート」についても知らずに、この作品を観ました。
内容としては、キンゼイ博士は、もともとタマバチの研究をしていて、一つとして同じもののいないタマバチに興味を持ち、10万を超えるサンプルを採集していました。そんなキンゼイ博士ですが、結婚初夜の失敗と学生の性に関する質問がきっかけとなり、性研究に興味をもつようになります。
それを受けて、学生達に、性についての講義をするようになったキンゼイ博士でしたが、学生達より、同性愛について、マスターベーションについて、性の嗜好について等、自分は一般的な人と比べて正常か異常かという質問を受けるようになります。
人間の性の嗜好はタマバチと同様、一つとして同じものがないと感じたキンゼイ博士は、ありとあらゆる人の性に関するサンプルをアンケートと面接調査という形で行うようになり、それらをまとめた報告書を出版するというものです。
当時、性的な誤った知識が横行し、例えば、自慰行為をすると子供ができなくなるとか、手で性器を触ってはいけないとか、そういう事は病気や異常として、治療の対象となったりしていたようです。
そういった意味では、人々の性についての考え方や嗜好等を統計的にまとめ、性についての考え方をオープンにしようとするキンゼイ博士の行動について、理解できましたし、それは必要な事かもしれないと思いました。
ただ、当初は、興味をもたれ受け入れられていたキンゼイ博士のレポートも、徐々に反発され、糾弾されるようになります。
キンゼイ博士としては、ただ性についての知識や嗜好などを調査、研究しているだけなのに、どうして?という感情が強かったと思います。
では、なぜ人々の反発を受けるようになったのか?
それは、博士が人間の感情と言うものを一切考慮していなかったからだと思います。
宗教的な問題や倫理的な問題からの反発というのも強かったのですが、それらもまた人間の感情が支配するところですし、自身も後に悟る「愛」という感情が、人間の性に非常に密接に絡んでいる訳で、それらを除外して、研究していても真理に辿り着かないどころか、人々が嫌悪感を覚えるのは当然だと思います。
後に登場する、幼い子供を犯していた異常男性者との面接調査において、嫌悪感を覚えることで、自身の研究方法等についても「愛」という感情が欠落してた事に気付いたのだと思います。
それに気付いた事で、性に関する考え方や、妻に対する感情と言うものもまた変化したのではないかと思います。
さらに、ラストで登場するインタビューを受けた女性は、うって変わって、この「キンゼイ・レポート」により救われた訳で、この二人のインタビューを対比させることで、彼の行った研究の長所と短所を見事に明確化させていたのではないかと思いました。
さてさて、このキンゼイ博士を演じたのは、リーアム・ニーソンですが、性について純粋にひたむきに研究していく博士の姿を好演していたと思います。また、「ニュースの天才」「フライト・プラン」等でもお馴染みのピーター・サースガードも、存在感のある演技が光っていました。
そして個人的に一番良かったと思うのは、キンゼイ博士の妻マックを演じたローラ・リニーです。博士を見守り、彼の全てを解り知った上で全てを受け入れる奥さんを見事に演じていたと思います。
最近の主演作「エミリー・ローズ」も良かったのですが、本作では、女性としての大きさというか、包容力というか・・・違った魅力をだしていました。
あと、クリス・オドネルも出ていましたが、いまいち影が薄かった気がします。ピーター・サースガードが目を引くだけに、その影に隠れてしまったような気が・・・
「三銃士」等に出ていた当時は、結構存在感があり、各映画紙などでも、その大口ぶりは凄まじかったのに、今では・・・(^^;)
ちなみに、余談ですが、この映画の中で、リーアム・ニーソンとピーター・サースガードのディープキスシーンがあるのですが、かなり気持ち悪かったです(^^;)
「キンゼイ・レポート」の中で、男性の30%は同性愛的傾向があるとされていますが、どうやら私にはその傾向はないようですw

『内容』
アメリカの学者アルフレッド・キンゼイ博士が全米1万8000人に、性についてのインタビューをしてまとめた統計レポート「キンゼイ報告」。このレポートを出版するまでにいたった経緯と、キンゼイ博士の半生についての映画。
厳格な父に育てられたキンゼイ(リーアム・ニーソン)は、動物学の助教授となり、タマバチの研究に没頭するようになる。
一つとして同じもののいないタマバチの魅力にとりつかれたキンゼイは、サンプルを集める最中、学生であったマック(ローラ・リニー)と出会い結婚。初夜を迎えますが、失敗・・・その後、自分の性の知識の無さを痛感したキンゼイでしたが、学生からの性に関する質問を受け、同様に周りの人々の性の知識の無さにも知り、性について研究するようになります。
そして、タマバチのサンプル集めは、いつしか性のレポートサンプル集めへと・・・

『配役』
アルフレッド・キンゼイ/リーアム・ニーソン
クララ・マクミレン/ローラ・リニー
クライド・マーティン/ピーター・サースガード
ワーデル・ポメロイ/クリス・オドネル
ポール・ゲブハルト/ティモシー・ハットン
アルフレッド・シークイン・キンゼイ/ジョン・リスゴー
サーマン・ライス/ティム・カリー
ハーマン・ウェルズ/オリヴァー・プラット
アラン・グレッグ/ディラン・ベイカー
アリス・マーティン/ジュリアンヌ・ニコルソン
ケネス/ウィリアム・サドラー
サラ・キンゼイ/ヴェロニカ・カートライト
インタビュー対象女性/リン・レッドグレーヴ

『監督』  ビル・コンドン

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2006.08.31 | 洋画 | TRACKBACK(84) | COMMENT(2)
【洋画】パニッシャー
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『評価』 
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(演技3/演出3/脚本3/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役3/魅力3/テンポ3/合計32)

『評論』
こういう復讐劇を描いた映画って、大きく分割すると3つに別けられると思います。
すなわち、復讐の理由を描いた箇所、苦悩から復讐への準備を描いた箇所、復讐の箇所ではないでしょうか?
3つに別けられた、一番重要な最初の復讐の理由を描いた箇所ですが、この映画は、特にその大切な箇所を見事に描いていたのではないかと思います。個人的に、この映画の中で、一番見応えがあったとも思いますし。
愛する家族が目の前で非情に殺されていくシーンを、衝撃的に、且つ悲劇的に描けていたからこそ、その後の復讐劇が成立した訳で、非常に効果的だったのではないでしょうか?
また、映画のつかみとしても非常に良かったと思います。
さて、次の苦悩から復讐への準備を描いた箇所ですが、苦悩のシーンがあまりに短く、時間の経過も伸びた髭でしか現されておらず、もう少し、復讐劇へのバネになるべく、主人公を苦しませてもよかったのではないかと思います。
そして、最後のメインとなる復讐の箇所では、前の箇所とは逆に、ちょっと長すぎて間延びしてしまった感があります。
確かに、ギター弾きの刺客や、筋肉馬鹿のロシア人刺客との対決は、面白かったと思います。
ただちょっと、うだうだと、ここの箇所が長すぎた割に、肝心なジョン・トラボルタ宅への襲撃、復讐はあっけなく終わってしまい、盛り上がりに欠けた感があるんですよね。
トラボルタが悪役ということで、ラストのトラボルタとの対峙が個人的に一番楽しみでしたし、そこが一番の見せ場でもある訳で、情けなさ過ぎ、あっけなさ過ぎるトラボルタには非常にがっかりしました(^^;)
ここの復讐の箇所をもっとしっかり描けていたら、もっと面白い作品になったのではないかと個人的には感じました。
ところで、この映画のタイトルである「パニッシャー(制裁者)」ですが、ラストシーンで、法で裁けない悪者に罰を加える「パニッシャー(制裁者)」として、今後悪を裁いていく的な終わり方をしていました。
故に、今後、続編がでたとして、「パニッシャー(制裁者)」として成立するとは思うのですが、本作では、私情から復讐をしているだけで、「パニッシャー(制裁者)」と呼ぶのはおかしい気がしますね(^^;)

『内容』
アメコミを映画化した作品。
FBIの潜入捜査官フランク(トーマス・ジェーン)が、麻薬取引の現場で裏社会の資産家セイント(ジョン・トラボルタ)の息子を死なせてしまう。セイントはその報復として、フランクを含め一家を皆殺しにする。
奇跡的に生き残ったフランクは、家族の復讐の為に立ち上がる。

『配役』
フランク・キャッスル/トーマス・ジェーン
ハワード・セイント/ジョン・トラボルタ
ウィル・パットン
ロイ・シャイダー
ローラ・エレナ・ハリング
サマンサ・マシス
レベッカ・ローミン・ステイモス

『監督』  ジョナサン・ヘンズリー

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2006.08.30 | 洋画 | TRACKBACK(44) | COMMENT(0)
【洋画】シャーク・テイル
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『評価』 
B

(演技2/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力3/テンポ3/合計31)

『評論』
いたるところで、酷評されている本作品ですが、やはり、私もこの作品についてはイマイチでした。
酷評される要因としては、ストーリーが薄っぺらく豪華声優陣を差し引いたら、何も残らないということが大きいと思います。
そして、もう一つの大きな要因として挙げられるのが、「ファインディング・ニモ」ではないでしょうか?
この作品より前に「ファインディング・ニモ」は公開され話題になった訳ですが、ストーリーもCGもそこそこ出来が良かっただけに、同じ魚を主人公にしたCGアニメということで、ハードルが高くなっていたというのは否めないと思います。
それを意識してか、声優陣達を豪華にし、さらに各キャラクタも担当俳優陣達に似せるという演出をした訳ですが、それはそれで面白かったと思います。
ただ、どうもそっちに意識を集中させすぎたのか、肝心のストーリーが単調で物足りなかったです。
ラストも、盛り上がりにかけ、結局、万事が上手くまとまりすぎるし・・・
まぁ、子供が対象ってことで考えると、これくらいで良いのでしょうかね?(^^;)
それにしても、ウィル・スミスに似せすぎたオスカー、途中から気持ち悪く感じたのは私だけでしょうか?w
ちなみに、日本語吹き替えの声優陣も香取慎吾をはじめ、豪華メンバーです。
香取慎吾や水野美紀など、頑張っていたとは思いますが、本業が声優ではないだけに、やはりかなり無理がありましたね。
ただ、レニーの声を担当したぐっさんが予想以上に上手かったので、びっくりしました(^^;)
個人的には、「シュレック」等の様に、せめて主要キャラの一人くらいは、プロの声優をあててサポートさせた方が良かったのではないかと思ったりもしました。

『内容』
クジラのクリーナー会社に勤めるオスカー(ウィル・スミス)は、いつか頂点に立つことを夢に見ている。
そんなある日、ベジタリアンのサメであるレニー(ジャック・ブラック)に出会う。レニーは兄よりベジタリアンを治すべく教育を受けていたのだが、兄は碇にあたり死んでしまう。
オスカーは、それを良いことに、サメを倒したのは自分だと嘘をつき、「シャーク・キラー」として有名になるのだが・・・

『配役』
オスカー/ウィル・スミス|香取慎吾
ドン・リノ/ロバート・デ・ニーロ|松方弘樹
アンジー/レネー・ゼルウィガー|水野美紀
レニー/ジャック・ブラック|山口智充
ローラ/アンジェリーナ・ジョリー|小池栄子
サイクス/マーティン・スコセッシ|西村雅彦
バーニー/ダグ・E・ダグ
フランキー/マイケル・インペリオリ
ドン・フェインバーグ/ピーター・フォーク
クリスティーナ/クリスティーナ・アギレラ
ミッシー/ミッシー・エリオット

『監督』  ヴィッキー・ジェンソン、ビーボ・バージェロン

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2006.08.30 | 洋画 | TRACKBACK(69) | COMMENT(4)
【洋画】エターナル・サンシャイン
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『評価』 
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(演技4/演出5/脚本4/撮影4/音響3/音楽4/美術3/衣装3/配役3/魅力4/テンポ3/合計40)

『評論』
人は失敗から多くを学びます。
言い換えれば、人生においてある意味、失敗というものは存在せず、ある方法で物事を行ったときに成功しないという事を学ぶ為の必要なプロセスであると言えるのではないでしょうか?
故に、失敗に見えることでも、自分を恥じたくなるような出来事においても、それは必要な事象であると言い切ることができるのだと思います。
それは恋愛においても然りで、過去の恋愛があるから現在の恋愛があるという事ができるのではないでしょうか?
ただ、こういう事って頭では解っていても、実際、そういう事象を目の当たりにした時、自分を消し去りたい、或いは、自分の中の記憶を消し去りたいと思うのは極自然な事だと思います。
自分自身に置き換えてみても、心から愛していた、恋人だったり親だったり、子供だったり、友だったりを失った場合は、やはり、同様の選択をしてしまう可能性は否定できないと思います。
また、実際に記憶を消す途中、劇中にあるように楽しかった想い出や嬉しかった想い出、それらを目の当たりにする時、やはり、同様に記憶を失いたくないと思い抵抗するのではないでしょうか?
そういう人間の心理をうまく表現しつつ、結局は、記憶が消えたとしても、人の繋がりであったり心は消す事ができず、同じ結果が目に見えていても、やはり愛情を否定する事はできないという結論付けは、興味深かったと思います。
ちょっと、気になったのは、ジム・キャリー演じたジョエルの記憶除去手術以前には、こういうトラブルはあまり起こっていない様だった事です。人間の心理を考えれば、こういうトラブルって日常茶飯事な気がするのですが・・・(;^_^A アセアセ・・・
それにしても、この映画の最大の演出としてあげられるのが、脳内の映像化だと思います。複雑に絡み合う記憶の断片を表現しなければならないだけに、難しかったり、解りづらくなりがちですが、なかなか、うまく纏め上げていたのではないでしょうか?
また、音楽を担当しているジョン・ブライオンも、流石、最近の注目株というだけの事はあり、「ハッカビーズ」同様、独特の世界観を作り出すという点において効果的だったと思います。
さてさて、出演者ですが、主役のジム・キャリーは、従来のコメディ路線を封印し、シリアスな主人公を見事に演じていました。存在感も抜群ですし、何気ない動作もコミカルに見える為、作品全体がシリアスになりすぎず、適度な明るさを持続できていたと思います。
ヒロインである、ケイト・ウィンスレットですが、強気で我侭で、でも女らしい弱さを持つ、自然な女性を好演していたのではないでしょうか?ただ、ケイトのふくよかな体系にあの髪型&色は違和感ありまくりでしたが・・・(^^;)
あと、キルスティン・ダンストは、さすがノッていると言うだけの事はあり、オーラがでまくりで、何かしら話しに絡んでくるのは目に見えていましたw
イライジャ・ウッドは、最近の映画を観る限り「ロード・オブ・ザ・リング」以前の彼に戻ってしまったような・・・
いまいち、存在感が薄いと言うか・・・

『内容』
バレンタイン直前のある日、ジョエル(ジム・キャリー)にラクナー社より、最近別れたばかりの恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)がジョエルの記憶全てを消し去ったとの手紙が届く。
ショックを受けたジョエルは、彼自身も彼女の記憶を消す事を決意。ラクナー社に頼む。
記憶を消す処置の最中、彼女との想い出を消し去りたくないと感じたジョエルは、自分の記憶の中にいる彼女を連れて記憶の中を逃げ回るのだが・・・

『配役』
ジョエル・バリッシュ/ジム・キャリー
クレメンタイン・クルジェンスキー/ケイト・ウィンスレット
メアリー/キルスティン・ダンスト
パトリック/イライジャ・ウッド
スタン/マーク・ラファロ
ハワード・ミュージワック博士/トム・ウィルキンソン
フランク/トーマス・ジェイ・ライアン
キャリー/ジェーン・アダムス

『監督』  ミシェル・ゴンドリー

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2006.08.29 | 洋画 | TRACKBACK(80) | COMMENT(6)
【洋画】スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦
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『評価』 
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(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響3/音楽2/美術2/衣装3/配役3/魅力2/テンポ2/合計26)

『評論』
自分の夢を実現する為にどうしても行きたい大学がある主人公ですが、SAT(大学進学適正試験)の点数が足りない。
しかも、再試験まで時間がない。だったら、解答を盗み出そうと・・・なんとも安直な理由からSATの問題を作っている会社に忍び込む計画を立て、実行してしまうという映画ですw
おまけに、なんとも都合よくSATの問題を作っている会社が入っているビルのオーナーの娘が同級生にいるんですよねw
青春コメディ映画という事なので、ここが一番の笑いどころなんでしょうか?(^^;)
さてさて、この映画の一番の見所というのは、実際にビルに侵入し、解答を盗むというところだと思うのですが、残念ながらこの部分にスリルが全くないんですよね。それが一番致命的だと思います。
ビルのセキュリティはドリフのコントのみの甘さで、主人公達はいろいろなマスクをつけて移動。しかも、そのうちの一人はマスクがないという理由で水中眼鏡を着用。仕舞いには、水中眼鏡が曇って前にいけなくなるし・・・
いろんな意味で微妙でした。
全体的に、もう少し緩急をつけてやれば、もっと面白くなったのではないでしょうか?
ただ、エリカ・クリステンセンとスカーレット・ヨハンソンがキュートなので、個人的には、それだけでも得した気分?でしたw
ちなみに、邦題では「スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦」ですが、スカーレット・ヨハンソンは主役ではありません。
日本では、出演者の中でスカーレット・ヨハンソンが一番知名度がありますし、「百点満点大作戦」等のタイトルじゃ、内容も内容だけに観る人が少なく、インパクトを与えるという面では仕方がないかもしれませんね(^^;)

『内容』
アメリカの受験生達の将来を決めるSAT(大学進学適正試験)。
志望大学への合格ラインに達していないカイル(クリス・エヴァンス)は、個性を尊重すると謳いながら、結局は点数重視の教育制度に立ち向かうべくSATの解答を盗み出す事を計画する。
その計画に、賛同した同級生6人を仲間に迎え、いざ・・・

『配役』
フランチェスカ/スカーレット・ヨハンソン
アンナ/エリカ・クリステンセン
カイル/クリス・エヴァンス
マティ/ブライアン・グリーンバーグ
ラリー/マシュー・リラード
ダリウス・マイルズ
レオナルド・ナム
ティラ・フェレル
ヴァネッサ・エンジェル
リンダ・ボイド
フルヴィオ・セセラ

『監督』  ブライアン・ロビンス

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2006.08.28 | 洋画 | TRACKBACK(0) | COMMENT(1)
【洋画】パッション
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『評価』 
A

(演技5/演出4/脚本5/撮影4/音響4/音楽4/美術5/衣装5/配役4/魅力5/テンポ4/合計49)

『評論』
この映画、非常に感動しました。
宗教色の強い映画、特にキリスト教関連の映画が好きな私にとっては、ずっと観たい一本だったのですが、拷問シーンがメインであるという事もあり、劇場に足をなかなか運べずにいた作品です。
DVDも入手していたものの、なかなか手を出せず、さらに、たまたま映画の途中のシーンである、鞭でキリストが打たれるシーンを観てしまっていた為、観る事が正直できずにいました。
ただ、自宅にある観ていないDVDを整理していた際に、再びこのDVDを見つけ、一念発起し、観てみる事に。結果、予想していたような拷問映画という感じではなく、イエスの最後の12時間を描く事で、彼の信仰の大きさと愛の深さを感じる事ができる映画ではないかと思いました。
実は、私、幼い時より旧約聖書、新約聖書を通読していたんですよ。現在は、聖書を手にとって読む事はないのですが(^^;)
そういう訳で、イエスに対する知識もありますし、この映画についても、わりとすんなり理解する事ができました。ただ、聖書を通読していない人や、キリスト教徒でない人にとっては、この映画は登場人物からしても解り辛いと思いますし、ただの拷問映画にしか観えないかもしれません。
でも、キリスト教徒や敬虔なクリスチャンにとっては、非常に感動を覚える映画だと思います。
実際に、文字として読んで、頭で理解していたとしても、こういう風に映像化されると、より鮮明に理解できる部分って多いと思います。如何に過酷な拷問であったか、また、その苦痛を味わいながらも、迫害する者達に対しての許しを請う姿、全てが衝撃的です。
キリスト教徒の多いアメリカですが、迫害する者に対しても、許しを請うキリストの姿を観て、彼らは、テロの報復攻撃だとか現在のイラクへの侵攻をどのように感じるのでしょうか?
ちなみに、この映画、全編アラム語とユダヤ語で展開されています。
当初、メルは、字幕すらつけないという風に決めていたのですが、流石にそこは変更したようです。よって、吹き替えはありません。

『内容』
メル・ギブソンが私財を投じて製作した映画。
イエス・キリストの最後の12時間と復活を描いた作品。

『配役』
イエス・キリスト/ジム・カヴィーゼル
マグダレーネ/モニカ・ベルッチ
ディスマス/セルジオ・ルビーニ

『監督』  メル・ギブソン

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2006.08.25 | 洋画 | TRACKBACK(5) | COMMENT(0)
【洋画】ドニー・ダーコ
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『評価』 
A

(演技5/演出4/脚本5/撮影3/音響3/音楽4/美術3/衣装3/配役5/魅力5/テンポ4/合計44)

『評論』
この映画、内容が複雑すぎる故に、鑑賞した直後は、混乱してしまうのですが、冷静になってよくよく考えてみると、ある程度の内容が自分なりに整理がつくというか、何となくこういう事じゃないの?と結論づける事ができると思います。
原作者や脚本家の意見や意図を知らないので、あくまで個人的な考察にしか過ぎないのですが、私なりの考察を書いてみたいと思います。
今回は、激しくネタバレになりますので、未観の方は、読まないでください。
それではまず、この映画を語る上で避けて通れないのが「ワームホール」ですが、この「ワームホール」とは一体何なのでしょうか?
簡単にいえば、ブラックホール(入口)とホワイトホール(出口)からなる、それぞれ別の時空を繋ぐトンネルであり、このワームホールを利用する事で、時間も空間も移動する事ができるという物です。
そして、この映画においては、母の乗る飛行機のエンジンがブラックホールに吸い込まれ、ホワイトホールを介しドニーの部屋に落下した訳です。
そこで、謎になるのが、この映画の大部分である、ドニーの部屋にエンジンが落下してから母親の乗る飛行機のエンジンがワームホールに吸い込まれるまでの世界の存在だと思います。
この存在については、夢やパラレルワールドと考察する方が多いのではないでしょうか?
私としては、後者であるパラレルワールドが適当ではないかと考えます。
本来、時間の流れというものは不変的なものですが、この映画においてイレギュラーであるワームホールの出現。
そして、飛行機のエンジンがそのブラックホールに吸い込まれ、ホワイトホールから吐き出され、ドニーの部屋に落下した。
これにより、不変的であるはずの時間の流れに歪(つまりタイムパラドックス)が生じ、不安定になった時間の流れに対してパラレルワールドができてしまったのではないでしょうか?
本当ならば、死ぬはずのない人間が、存在するはずのない物体により死んでしまったのですから、時間的にみて、大きな矛盾が生じ、その矛盾に対しての分岐点ができてしまい、もしもドニーがしななかったら・・・という世界が存在するようになったのではないかと考えます。
ただ、起こってしまった事象としては、変える事ができない訳ですし、未来の飛行機のエンジンにより事故死してしまった世界というのが、主流になり、ドニーが死ななかった世界というのが副流になった訳です。
また、矛盾によって生じたパラレルワールドは、このタイムパラドックスの起点であるブラックホールが出現する時点で解消される為、この時点においてパラレルワールドが終末を迎え消えてしまったのではないでしょうか?
それ故に、この分岐ポイントを世界の終末という風に表現していたのではないのかと個人的には考えます。
いずれにしても、この映画は、そういうタイムパラドックスについての映画という訳ではなく、むしろ、思春期に誰しもが経験する、現実世界や大人に対しての矛盾、反発、孤独、焦燥等、そういう精神的なものを表現したかったのではないでしょうか?
そして、そういう不安定な少年像を主演であるジェイク・ギレンホールが見事に演じていたと思います。
さてさて、このジェイクですが、実はこの映画で実際の姉であるマギーと共演しています。
そしてマギーの親友であるキルスティン・ダンストと付き合っていたのは周知の事実なのですが、一度は破局し、現在またヨリを戻したようです。まったくの蛇足ですが・・・w
ちなみに、この映画ですが、ドリュー・バリモアやパトリック・スウェイジなど大物が共演しているんですよね。
実は、ドリューが、リチャード・ケリーの脚本にほれ込んで、この映画をプロデュースしたのだとか・・・
なんとなく解る気がするなぁ〜(^^)

『内容』
過去に空き家を焼き、少年院を経験し、現在は精神安定剤を服用している17歳の少年ドニー・ダーコ(ジェイク・ギレンホール)。
ある夜、彼の目の前に銀色のウサギが現れた。
そのウサギは「あと28日と6時間42分12秒で世界は滅亡する」と予言した。そして、その晩、ドニーの部屋に飛行機のエンジンが落下した・・・

『配役』
ドニー・ダーコ/ジェイク・ギレンホール
ジム・カニングハム/パトリック・スウェイジ
ケス・モニトフ/ノア・ワイリー
グレッチェン・ロス/ジェナ・マローン
ローズ・ダーコ/メアリー・マクドネル
カレン・ポメロイ/ドリュー・バリモア
エリザベス・ダーコ/マギー・ギレンホール
リリアン・サーマン/キャサリン・ロス
サマンサ・ダーコ/デイヴィー・チェイス

『監督』  リチャード・ケリー

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2006.08.24 | 洋画 | TRACKBACK(42) | COMMENT(4)
【洋画】サウンド・オブ・サンダー
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『評価』 
B-

(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響3/音楽2/美術2/衣装3/配役2/魅力2/テンポ2/合計25)

『評論』
「蝶が羽ばたくと、地球の反対側では嵐が起こる」と例えられる、カオス理論を端的に表現した「バタフライ効果」を題材にした映画です。
「バタフライ効果」とは上述からもわかる様に、つまりは、初期条件の僅かな差が時間とともに拡大し、大きな差異を生み出すという効果です。
この映画の内容としては、6500万年前にタイムトラベルをし、直後に死ぬ予定の恐竜をハンティングするというツアーを生業にしている会社の話です。
そして、タイムトラベルにおいては、過去の事象を変えないように時間を制限し、擬似的な通路も作り出し、過去のありとあらゆる生物を殺さないように、持ち帰らないように管理しています。
ところが、ある日、アクシデントがおき、1.3gの何かを現在に持ち帰ってしまった為、その後の生態系に変化を及ぼし、「タイムウェイブ(進化の波)」が波紋のように徐々に広がり、未来を徐々に様変わりさせていくという話です。
発想自体は、ありきたりな話ながらも面白いと思いますし、個人的に大好物であるタイムトラベルネタとくれば、自然と評価も甘めになってしまうのですが、この映画は、それでも微妙でした。
「タイムウェイブ」により、生態系に変化をきたし、見たこともない生物が地上を横行するようになるとという所が、ある意味この映画の一番の見せ場な訳ですが、その見せ場が十分に描ききれていなかったのが一番痛かったと思います。
さらに、恐竜のCG、未来の街中を歩くシーンの街並みのCGがショボかったのも痛かったです。
ラストもひねりもなく、さらりと終わってしまうし・・・いろんな意味で残念でした。
もう少し、やり方を変えれば、もっと面白くて良い作品になっていたのではないでしょうか?



『内容』
西暦2055年、タイムトラベルを利用したツアーが人気となった。
そのツアーにはガイドが同行し監視するのだが、ある時、ツアー終了後、異常気象が起こり、世界は徐々にその姿を豹変させていく。
ツアーの危険について解いていたソニア博士(キャサリン・マコーマック)の言葉を思い出したライヤー博士(エドワード・バーンズ)は事の真相を確かめる為に、ソニア博士と原因を確かめる事に・・・

『配役』
トラヴィス・ライヤー博士/エドワード・バーンズ
ソニア・ランド博士/キャサリン・マコーマック
チャールズ・ハットン/ベン・キングスレー
スチュアート・オング

『監督』  ピーター・ハイアムズ

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2006.08.24 | 洋画 | TRACKBACK(172) | COMMENT(12)
【洋画】プリティ・ガール
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C+
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『評価』 
B

(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役2/魅力2/テンポ2/合計27)

『評論』
誰もが願う王子様との玉の輿ラブストーリーという、まさしくシンデレラストーリーです。
故に、女性目線で描かれている為、王子の性格は、優しく紳士的で、頼りになる部分があるかと思いきや、ちょっとした失敗をして母性本能をくすぐったり、国政においても意外に才能があるという風に都合よく描かれています。まさに、女性が望む王子様といった感じですw
普通、女遊びが激しく、我侭放題で何でも手に入る生活をしてきたという設定ならば、自己中でプライドの高い嫌な人間に成長すると思うのですが(^^;)
そして、女性の性格としては、きちんとした将来の目標があり、それに向かって努力しているという設定で、その目標の為にはなりふりかまわない自己中な部分もあり、かつ女子らしい初々しさもちゃんと持っているという自然な性格で描かれていて、王子よりも格段に人間味があり、さすがに、女性目線の映画といった感じでした。
さて、この映画ですが、前半部、二人が知り合い恋に落ち、エディが王子だと発覚し国に帰り、それをペイジが追いかけるという部分までは、ありきたりですが、なかなか良かったと思います。
ただ、後半部の王室での話、その後の展開、オチというのは、ご都合主義というか、とってつけたような話かつ、無理やりハッピーエンドにもっていったという感じな為、必要ないのでは?と個人的には思います。
恐らく、単純なシンデレラストーリーとするよりも、夢に向かって邁進しながらのシンデレラストーリーにしたかった為、ああいう展開にしたのでしょうが、違和感がありまくりでした(^^;)
どうせなら、前半部だけを中心に描き、物語の展開に強弱をつけつつ、最後はペイジの夢と絡めつつハッピーエンドという方が、シンプルで良かったのではないでしょうか?
さて、主人公であるペイジを演じたジュリア・スタイルズですが、「オトコのキモチ♂」の時は、キュートに観えたのに、この映画では、あまり可愛く観えなかったんですよね・・・(^^;)
役柄のせいか、あえてそれを狙ったのか定かではありませんが、ちょっと残念でした。


『内容』
デンマークの皇太子であるエドヴァルド(ルーク・メイブリー)は、格式ばった堅苦しい王室生活が嫌でたまらない。
ある日、テレビ番組でアメリカのウィスコンシン州の大胆な女の子達を目にした皇太子は、口実をつくりウィスコンシン大学に留学することに。そこで、真面目な女学生ペイジ(ジュリア・スタイルズ)に出会う。
はじめは、ぎこちなかった大学生活も、普通の大学生として楽しむ事ができるようになってきたエドヴァルドに対して、徐々にペイジは恋心をもつようになり、二人は恋人に、しかし、エドヴァルドが実は皇太子だと知ってしまい・・・

『配役』
ペイジ/ジュリア・スタイルズ
エディ|エドヴァルド皇太子/ルーク・メイブリー
女王/ミランダ・リチャードソン
ソレン/ベン・ミラー
ジェームズ・フォックス
アルバータ・ワトソン
ジョン・ボージェス

『監督』  マーサ・クーリッジ

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2006.08.23 | 洋画 | TRACKBACK(5) | COMMENT(0)
【洋画】SPRIT -スピリット-
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『評価』 
B+

(演技3/演出3/脚本2/撮影4/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役3/魅力4/テンポ3/合計33)

『評論』
「SPRIT」日本から中村獅童が参加したことと、ジェット・リーが「武術の精神を描くのは、この作品が最後」と言った事で、ずいぶんと注目された作品ですよね。
中村獅童ですが、映画全体を通しての出番は少なかったものの、大きな存在感と誇り高き日本の侍の姿を見事に好演しています。
加えて、「ラスト・サムライ」においてもインパクト大の好演をした原田眞人が、似たような役回りを演じています。
また、ジェット・リーの「武術の精神を描くのは、この作品が最後」という発言が、随分と波紋を呼んだ訳ですが、どうやら、クンフーやアクションを封印するという意ではなく、魂のあるアクション映画に出演する事が今後はないという意味のようですね。
ハリウッド進出後、エンターテイメント重視のアクション映画ばかりに出演していたジェット・リーですが、ハリウッドで成功する為には、それもまた仕方がなかった訳で・・・
そういう苦悩や葛藤を踏まえたうえで、ある意味吹っ切ったのではないかと個人的には思ったりします。
さてさて、映画自体の内容としては、強さの意味を履き違えた主人公が挫折を味わい、本当の強さを理解したうえで、国民の誇りを守る為に立ち上がるという実話を基にした話です。
物語の展開も結末も王道というかありがちで、ストーリ自体には興味をひくものはないです。
ただ、アクションは流石で、拳以外にも、棒術や剣術を披露していて、武術の精神を伝えようとするジェット・リーの気持ちが強く伝わっていたと思います。
この主人公ですが、前述にもあるようにフォ・ユァンジャという実在の武術家です。
実は、ジェット・リーはかつて「フィスト・オブ・レジェンド怒りの鉄拳」でユァンジャの弟子を演じていて、いつか師であるフォ・ユァンジャを演じたいと思っていたようです。
そして、武術の精神を描いた最後の映画にこの題材を選んだ訳ですが、ここにもまた何かしらジェット・リーなりに思うところがあり、節目を作ったのではないかと思わされますね。
今後、ジェット・リーという俳優がどういう活躍をしていくのか、どういう進化を遂げていくのか、楽しみですね。
今後の活躍にも期待したいと思います。

『内容』
格闘家だった父に憧れ、天津一の格闘家を目指すフォ(ジェット・リー)だったが、自らの驕り故に、愛する家族を失ってしまう。
生きる目的を失い、抜け殻になってしまったフォはさ迷い歩き、ある農村にたどり着く。
その農村の人々と接する内に、本当の強さは他人と争う事ではなく、自分に打ち勝つ事だと悟ったフォは、再び立ち上がる。

『配役』
フォ・ユァンジャ/ジェット・リー
田中安野/中村獅童
ユエツー/スン・リー
ノン・ジンスン/ドン・ヨン
父/コリン・チョウ
ミスター三田/原田眞人
ヘラクレス・オブライアン/ネイサン・ジョーンズ
スペイン人格闘家/アンソニー・デロンギス

『監督』  ロニー・ユー

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2006.08.22 | 洋画 | TRACKBACK(238) | COMMENT(14)
【洋画】ファイヤーウォール
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『評価』 
B

(演技3/演出3/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役2/魅力3/テンポ3/合計30)

『評論』
60を超えているだけあって、ハリソン・フォードは、もうすっかりお爺ちゃんって感じですね(^^;)
そのお爺ちゃんなハリソン・フォードにアクションをさせて、かつ活躍させるというのだから、無理があるのは当然な訳で、そこはあえて突っ込むのは酷ではないかと(^^;)
ただ、それを差し引いても、設定、展開なりに無理がありまくりで、どうも集中して観る事ができなかったのは残念でした。
コンピュータセキュリティを突いた銀行強盗という設定は、ありきたりなのですが、そこから話をいくらでも膨らませる事ができますし、あえて老体であるハリソン・フォードを使わなくても、もっと若くて伸び盛りの俳優を使ってみれば良かったのでは?という気もします。
しかし、脚本がショボいだけに、そこそこビッグネームの人間を起用しないと、元が取れないので仕方ない部分もあるとは思いますが・・・(^^;)
それに、せっかくコンピュータセキュリティを対象にしているのだから、無理にアクションにこだわるのではなく、バーチャルな攻防、すなわちサイバースペースに重点を置いて描いた方が面白かったような気が個人的にはします。
嘘っぱちのアクションよりもよっぽどリアリティがでるのではないでしょうか?
さてさて、ハリソン・フォードは置いておいて、悪役はポール・ベタニーが演じています。
このポール・ベタニー、個人的に、どうもちょっと間抜けな印象があるんですよね(^^;)
それに加えて、このポール・ベタニー演じたビルという犯人にも間抜けな部分が多々あって、例えば、ハリソン・フォード演じるジャックの家族構成からアレルギーのあるものまで調べているのに、肝心な銀行の端末機の移動日は調べていないですし、犬についているGPSも気付かない、おまけに、脅すばかりで、殺すのは自分の部下ばかり・・・
本来は冷酷かつ冷静な犯人という設定なのでしょうが、どうも緊迫感を与えない犯人像を作り上げてしまったような気がします。
故に、一番の見せ所である、家族を連れ去られるシーンも迫力に欠けてしまいます。
ハリソン・フォードのファン以外はあまりお奨めではない映画だと思います。

『内容』
勤務している銀行の合併話に頭を悩ますセキュリティ担当のジャック(ハリソン・フォード)は、ビル(ポール・ベタニー)という男から独立援助の話を持ちかけられる。そして、その帰宅時、ビルはいきなりジャックの車の後部座席に乗り込み、家族を人質にとったと脅迫する。
ビルの狙いは、銀行の1億ドルだった。

『配役』
ジャック・スタンフィールド/ハリソン・フォード
ビル・コックス/ポール・ベタニー
べス・スタンフィールド/ヴァージニア・マドセン
ジャネット・ストーン/メアリー・リン・ライスカブ
ゲイリー・ミッチェル/ロバート・パトリック
ハリー/ロバート・フォスター
アーリン・フォレスター/アラン・アーキン
アンディ・スタンフィールド/ジミー・ベネット
ピム/ヴィンス・ヴィーラフ
トロイ・ギルバート

『監督』  リチャード・ロンクレイン

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2006.08.21 | 洋画 | TRACKBACK(140) | COMMENT(20)
【洋画】エミリー・ローズ
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『評価』 
A-

(演技5/演出4/脚本4/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役4/魅力4/テンポ3/合計38)

『評論』
個人的に、宗教色の強い映画って大好きですし、且つ、法廷映画にも目がないんですよ。
だから、この映画はとても面白く感じました。
欲を言えば、法廷のシーンがもう少し劇的であったり、優劣勢の対比だったり推移だったりを強調して描いて欲しかったなと。
ただ、そういうあからさまな演出がない方が、かえってリアリティが増すのも事実なのですが(^^;)
さてさて、この映画、一応ホラーなのですが、法廷をメインに話が展開していきますし、悪霊にとりつかれていたのか、精神的な疾患があったのかというものが、はっきりと解らないので、どちらにも取れるように作っているので、全然怖くありません。
ホラーが苦手な私でも、安心して観れました。
実は、内容を映画公開前のメイキング特集みたいなもので観ていた為、あらかた筋書きを知っていて、ホラー色があまり強くないのを知っていたんですよね(^^;)
もし知らなかったら、観るのにかなりためらいがあったのですが・・・
さてさて、この映画の中で軸になっているのが、悪魔の存在で、その存在を立証する事ができるのかというのが、大きなポイントになっています。
個人的には、悪魔という存在がいて、悪霊つきという現象があるという点においては、ある程度信じています。
昔から聖書をはじめいろいろな書物にも、そういう記述がありますし、このエミリーも悪魔祓いの最中、確かアラム語で会話している訳で、実際に取り付かれていたのではないかと思ったりします。
ただ、人が死後、幽霊になったり、前世や来世などというスピリチュアル的な事は一切信じていないのですが・・・(^^;)
この映画を観る上で、そういう悪霊の存在を信じているか、信じていないかという点は非常に大きなポイントになると思います、またそれによってこの映画の観方も変わってくると思います。
私の場合、ある程度信じているので、非常に面白く感じたのですが、或いは、全然信じていない人にとっては、逆につまらなく感じるかもしれません。
まぁ、いずれにしてもホラー映画目当てで観る作品ではなく、サスペンスや法廷ものとして観れば意外に楽しめるのではないでしょうか?
ちなみに、この映画で悪魔祓いの最中の録音テープがでてきますが、実際にそのテープはあるそうですね。
そして、監督がそのテープを実際に聴いた上で、この映画を作ったとか・・・
それにしても、エミリー・ローズを演じた、ジェニファー・カーペンターの迫真の演技には脱帽でした。

『内容』
悪魔祓いの最中、命を落とした少女に対しての過失致死をめぐる実話。
女子大生であるエミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)は、ある晩、恐ろしい体験をする。医師の診断を受け、入院したエミリーだったが、病院でも再び同様の体験をし、その際に悪霊が自分に取り付いたと確信し、ムーア神父(トム・ウィルキンソン)を頼る。ムーア神父もエミリーには悪霊がついていると確信し、悪魔祓いの儀式を行う。しかし、儀式は失敗。
エミリーは命を落としてしまう。
エミリーの死に対して過失致死罪を問われムーア神父だったが、ムーア神父の弁護を担当する事になったエリン(ローラ・リニー)により、徐々に真相が・・・

『配役』
エリン・ブルナー/ローラ・リニー
ムーア神父/トム・ウィルキンソン
イーサン・トマス/キャンベル・スコット
エミリー・ローズ/ジェニファー・カーペンター
カール・ガンダーソン/コルム・フィオール
ブリュースター判事/メアリー・ベス・ハート
ミュラー博士/ケネス・ウェルシュ
ブリッグズ博士/ヘンリー・ツェーニー
アダニ博士/ショーレー・アグダシュルー

『監督』  スコット・デリクソン

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2006.08.18 | 洋画 | TRACKBACK(130) | COMMENT(16)
【洋画】プリティ・へレン
A+  面白い
A     ↑
A−
B+
B    普通
B−
C+
C     ↓
C−  つまらない

『評価』 
B

(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽2/美術3/衣装3/配役2/魅力2/テンポ2/合計28)

『評論』
「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル監督作品。
洋題は「RAISING HELEN」だったが、「プリティ・ウーマン」のヒット以降、邦題には冠名的に「プリティ」が使用されるんですよね(^^;)
「プリティ・リーグ」「プリティ・プリンセス」「プリティ・ブライド」・・・ちょっと安直な気がするのですが(;^_^A アセアセ・・・
さてさて、この「プリティ・へレン」の内容ですが、ケイト・ハドソン演じるヘレンは3姉妹の一番末っ子で、幼いころに母親を亡くしたヘレンは、2番目の姉であるジェニー(ジョーン・キューザック)に育てられました。
この2番目の姉が家庭的で、主婦の鏡のようなタイプなんですよ。
そして、無事に大きくなったヘレンはNYのモデル事務所で新人モデルの発掘や、売り込み等を行っているバリバリのキャリアウーマン。
一方、1番目の姉と2番目の姉は結婚し、子供ができ主婦として生活しています。
そんなある日、1番上の姉が事故死してしまうのですが、遺書には、3人の子供を2番目の姉に託すと思いきや、なんとキャリアウーマンであるヘレンに託すと・・・
そして、ヘレンと2番目の姉であるジェニーに手紙が渡されます。
手紙の内容は、結局ラストまで引っ張るのですが、その中には何故、ヘレンに子供を託したのかという理由が記されているんですよ。
子供をひきとったヘレンは、結局、仕事に支障をきたしも出る事務所をクビになるのですが、子供達の学校の校長である、ジョン・コーベット演じるダン牧師や、近所の人々などに支えられて、人間的に成長していくという話です。
内容的にも目新しさもなく、展開も単調、ラブコメとしても不完全燃焼という感じで、微妙なのですが、個人的に好きなケイト・ハドソン&「SEX AND THE CITY」や「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」でもお馴染みのジョン・コーベットが主演だったという事もあり、評価が甘めになっています(;^_^A アセアセ・・・
ちなみに、この二人の声を担当したのは、井上喜久子&井上和彦の井上コンビw
ケイト・ハドソン=井上喜久子は微妙でしたが、ジョン・コーベット=井上和彦は個人的にストライクでしたw
さて、前述のとおり、本作の主演はケイト・ハドソンなのですが、このケイト・ハドソン、「あの頃ペニー・レインと」以来、ヒットした映画もなく、評価もパッとしないんですよね。
本作も微妙でしたし・・・個人的に大好きな女優なだけに、今後の活躍に期待したいと思います。

『内容』
バリバリのキャリアウーマンのヘレン(ケイト・ハドソン)。
彼女は、恋も仕事も友達も全てを手に入れていた。
そんなある日、3姉妹の1番上の姉夫婦が事故死。残された遺書には、姉の3人の子供をヘレンに託すと。

『配役』
ヘレン/ケイト・ハドソン
ダン牧師/ジョン・コーベット
ジェニー/ジョーン・キューザック
オードリー/ヘイデン・パネッティーア
ヘンリー/スペンサー・ブレスリン
サラ/アビゲイル・ブレスリン
ヘレン・ミレン
ショーン・オブライアン
アンバー・ヴァレッタ
ジョセフ・マッゼロ
パリス・ヒルトン
エレン・H・シュワルツ
トレイシー・ライナー
ゲイリー・ジョーンズ
キャサリーン・マーシャル
ヘクター・エリゾンド
ラリー・ミラー

『監督』  ゲイリー・マーシャル

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2006.08.17 | 洋画 | TRACKBACK(209) | COMMENT(7)
【邦画】タッチ
A+  面白い
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A−
B+
B    普通
B−
C+
C     ↓
C−  つまらない

『評価』 
B

(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響2/音楽3/美術3/衣装3/配役2/魅力2/テンポ2/合計27)

『評論』
ついに観ちゃいました・・・(^^;)
個人的に、あだち充漫画が大好きなのですが、この「タッチ」は中でも別格で、コミックもTV版も映画版も腐るほど観ています。
故に、この実写版だけは、怖くてなかなか手を出せずにいました。でも、今度TVで放映されるという話を聞き、それならば、DVDを借りて観てしまおうと、決心して観たのですが、やはり予想通りの出来というか・・・
監督をはじめ、スタッフや俳優陣達も頑張って作っていたというのは解るんですよ。
それでも、やはり、イメージだったりテンポだったり、キャラだったり、全てに違和感がありまくりで、正直観ていて辛かったです(^^;)
途中からは「タッチ」もどきとして観ていたのですが、それでも、有名なシーンをなぞるような箇所では、原作を意識してしまうんですよね。
しかも、あの膨大なストーリーを2時間弱に収めてしまおうというのだから、展開も速くなってしまう訳で、和也の死後、達也とコータローが打ち解けていくシーンだったり、達也が努力するシーンだったり、そういう肝心なシーンが削られてダイジェストのようになってしまっているのも残念でした。
どうせだったら、「タッチ 背番号のないエース」を実写化した方が良かったのではないかと思いました。
ちなみに、斉藤兄弟が達也、和也を演じるという事で、ある程度覚悟もできていたので、斉藤兄弟=上杉兄弟という違和感については、絶える事ができたのですが、個人的に一番ひっかかったのはコータローです。
外見だけならまだしも、性格も変わり過ぎなコータローが、痛かったです。
もう少し、どうにかならなかったものかと・・・
さてさて、そんなこの映画ですが、個人的には良かった点もありました。
それは、達也と和也の母の、親としての心情が描かれていたという点です。
原作では、子供の性格を解っているが故に、あまり口出しをしてこない父と母なのですが、この作品の中では、和也の死後、達也が和也の変わりとして野球を始める事を強く反対するんですよ。
それは、達也が背負っているものが解っているからであって、そういう自然な親としての感情が的確に描かれていたと思います。また、風吹ジュンもその母を好演していたと思います。
逆に、一番ひどかったのは、とってつけたかのように「上杉達也は朝倉南を愛しています。世界中の誰よりも」と締めくくるラストです。
あれは、いらないでしょう(^^;)
思わず、カミさんと一緒に画面に突っ込んでしまいました(^^;)
現在、「ラフ」が公開されていますが、「ラフ」も好きなだけに、こっちも怖いんですよね。
きっと、ぎりぎりまでは鑑賞しない気が・・・(^^;)

『内容』
あだち充原作のコミック「タッチ」の実写版。
上杉達也(斉藤祥太)・和也(斉藤慶太)、朝倉南(長澤まさみ)は親同士が友達でお隣に住む幼馴染。
野球好きの3人の夢は、いつか甲子園に行く事。
南を甲子園に連れて行くために日夜努力する和也。その和也の気持ちを知っている為、甲子園の夢を弟に譲った達也。
そして、甲子園出場をかけた地方決勝戦前に・・・

『配役』
浅倉南/長澤まさみ
上杉達也/斉藤祥太
上杉和也/斉藤慶太
原田正平/RIKIYA
日向小百合/安藤希
上杉晴子/風吹ジュン
矢部ソノコ/若槻千夏
岡本先生/徳井優
部長先生/山崎一
体育教師/高杉亘
ボクシング部監督/渡辺哲
津川英二/本田博太郎
上杉信悟/小日向文世
浅倉俊夫/宅麻伸
草野球チーム監督/萩本欽一

『監督』  犬童一心

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2006.08.16 | 邦画 | TRACKBACK(111) | COMMENT(4)