
A+ 面白い
A ↑
A-
B+
B 普通
B-
C+
C ↓
C- つまらない
『評価』
A (演技5/演出3/脚本4/撮影4/音響3/音楽4/配役5/魅力5/テンポ4/合計37)
『評論』
この映画、大好きです。
面白いと思う映画ってたくさんあるのですが、その中でも、何度観ても面白いと感じる映画や飽きない映画ってそうそうあるもんじゃないですよね。また、何度観ても面白いと感じる映画の中でも、何度も観ても別に良いと思う映画や観たいと思う映画って少ないのではないでしょうか?
私にとって、この作品は、何度観ても面白いですし、何度も観ても別に良いと感じる映画なんですよ。要は、お気に入りの一本なんです(*^-^)

個人的に、ヒュー・グラントが好きで、彼の作品はよく観るのですが、彼が演じてきた役の中で、このウィルという役は、彼に一番合っているような気がします。
といっても、彼の役どころはいつも大抵同じような役なのですが(笑)
さてこのウィルという男、親の印税のお陰で、働きもせず、一日、自分の決めたスケジュール通りに過ごし悠々自適な生活を送っている駄目男です。外見は2枚目なので、女性と付き合う事は簡単にできるのですが、いつも中身がないという理由で振られちゃってるんですよね。

自分でもそれを自覚しているものの、仕方がないと割り切って気楽に楽しんでいるどうしようもない奴なのですが、ヒュー・グラントのもっているホンワカした雰囲気というか、だらけた雰囲気というかに非常にマッチしています。
ヒュー・グラントが彼を演じる事で、駄目男なのになんとも憎めないキャラ、深刻なのにコミカルなキャラに仕上がっていると思います。
そんなウィルがマーカスという鬱の母親や学校でのイジメなど問題を抱える少年と出会い、お互いに影響しあう事で、事態は進展し、ウィルもマーカスも互いに子供から大人への一歩を踏み出していくのですが、これも気負わず自然な流れで描かれていて、違和感なく観る事ができたと思います。

この映画の凄さは、鬱や、母子家庭、いじめ、独身貴族、ベジタリアン等、様々な社会問題的な要素をちりばめながら、ちょっとコメディチックに軽い感じで描いているところではないでしょうか?
楽に見れるのに、内容がしっかりしているんですよね。映画を観終わった後に、いろいろな事を考えさせられると思います。
テンポも心地よいテンポですし、内容もハートフルなので、心地よい作品ですし、本当に、良い映画だと思います。
『内容』父親の作ったクリスマスソングの印税のお陰で、仕事もせず悠々自適の生活をしている38歳の独身男ウィル(ヒュー・グラント)。
彼は、中身が無い為か、女性と付き合っても長続きしない。そういう事を解ってか割り切って次々に女性を変えては付き合っていた。そんな彼がひょうんな事から少年マーカス(ニコラス・ホルト)と出会い、お互いに気になる存在へと変わっていった。
『配役』ウィル・フリーマン/ヒュー・グラント
フィオナ/トニ・コレット
マーカス/ニコラス・ホルト
レイチェル/レイチェル・ワイズ
『監督』 ポール・ウェイツ|クリス・ウェイツ
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