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【邦画】ヒート アイランド
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『評価』
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(演技3/演出3/脚本4/撮影3/音響2/音楽3/美術2/衣装2/配役3/魅力4/テンポ4/合計34)

『評論』
ご無沙汰してました(;^_^A アセアセ・・・
いろいろとバタバタしてまして、約9ヶ月ぶりの更新になってしまいましたw
ちなみに、更新していなかった間も順調に映画は鑑賞しております♪ただ、詳細には覚えていなかったり、見た当時の興奮や感動も忘れてしまったものが多いので、レビューを書くところまでいけるか解りませんが・・・(^▽^;)
さてさて前置きが長くなってしまいましたが、本作のレビューを書きたいと思います。

本作ですが、垣根涼介原作「ヒートアイランド」を映画化したものです。
ちなみに、本作の続編として「ギャングスター・レッスン」「サウダージ」という小説も出版されているみたいですので、興味のある方は是非。
個人的に、本作を知ったのは小説からとしてではなく、お決まりの映画予告からですw
よく映画DVDには予告集がついていますが、あの予告集を我が家では必ずチェックして、面白そうな作品には目星をつけ、見つけたらレンタルするようにしているんですよ(;^_^A アセアセ・・・
本作もそうやってチェックしていた作品だったのですが、新作料金でレンタルするには不安があった為、旧作に落ちるのを待ってレンタル&鑑賞しましたwww
鑑賞した感想としては、予想以上に面白かったです。
原作がきちんとある作品というだけあって、話の構成や展開もすっきりしていたと思いますし、単純にアクションがあったり各組織がハチャメチャやらかすような行き当たりバッタリの映画ではなく、心理戦などもありよく考えられた映画だと思いました。
また、心理戦も複雑になりすぎず、万人が理解できる内容だったのも好感が持てました。
時間も長くないだけに、ゴチャゴチャせずすっきりしていたのではないかとw
ちなみに、本作には、主人公アキのグループ「ギルティ」、渋谷を仕切るヤクザ「麻川組」、関西ヤクザ「松谷組」、南米マフィア、プロの強盗団と5つのグループが登場しています。
それなのに、話が複雑になりすぎず、ボストンバッグがあっちに行ったり、こっちに行ったりと、見ていて面白かったですw
また、邦画独特の間を多用する作りではなく、ジェットコースタームービーという作りも万人受けしやすい作品ではないでしょうか?
配役としては、人気上昇中の城田優を初め、木村了や北川景子など若手実力俳優も出演し、魅力的だったと思います。
パパイヤ鈴木が日本人ではなくブラジル人という設定もグッドでしたw
ちなみに、本作でひっかかったのが、北川景子演じるナオが仲間に加わったばかりで、大してエピソードもないまま、仲間の為に命を懸けるというのはどうかと・・・
それならば、他の仲間同様初めから仲間という設定の方が良かったのではないか?なんて思っちゃいましたw

『内容』
渋谷の街を仕切る6人組のグループ「ギルティ」。
リーダーのアキ(城田優)の元、ミナミ(伴都美子)のバー「PINK PINK」でファイトパーティをして稼いでいた。
そんなある日、メンバーのタケシが中年男性(松尾スズキ)よりボストンバッグを強奪。バッグの中には3000万の大金が入っていた。そしてその金は、関西ヤクザ松谷組が経営するカジノバーの売り上げをプロの強盗団が強奪した一部だった。
渋谷を仕切る麻川組、南米マフィアも加わり争奪バトルが始まった・・・

『配役』
アキ/城田優
カオル/木村了
ナオ/北川景子
ジュン/小柳友
ミナミ/伴都美子
リュウイチ/高岡蒼甫
タケシ/浦田直也
サトル/鈴木昌平
ヨウコ/伊藤千晃
ロナウド/パパイヤ鈴木
アンドレ/谷中敦
折田/松尾スズキ
久間/近藤芳正
黒木/豊原功補
桃井/細川茂樹
柿沢/伊原剛志

『監督』  片山修


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2008.12.04 | 邦画 | COMMENT(9)
【邦画】きみにしか聞こえない
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『評価』
B
(演技2/演出2/脚本2/撮影3/音響2/音楽3/美術3/衣装2/配役2/魅力2/テンポ3/合計26)

『評論』
個人的に、成海璃子があまり好きではありません。
演技も上手いとは思いませんが、演技云々の前に、彼女のもっている独特な空気感がどうも合わないんですよね。なのになぜ、本作を鑑賞したかと言うと、テーマ曲であるDreams Come Trueの「きみにしか聞こえない」 が耳に残ったからなんですよね(^^;)
というか、ぶっちゃけ、ドリカムもそんなに好きではないのですが、映画の予告で流れるドリカムのこの曲を聴いてから頭から離れなくなって・・・で、気になって気になって鑑賞に到ったという次第なんですよね(^^;)
あ、ちなみに、成海璃子の相手役である小出恵介ですが、彼もデビュー当時からあまり好きではなく・・・
何というか、個人的にイケメンだと思わないのに、そういう役が多かったので納得いかなかったというかw
でも、TVドラマ「のだめカンタービレ」で真澄ちゃん役を演じてから、面白い俳優だなと思い直して、最近注目してたりするんですよね(;´▽`A``
さて実際に、本作を鑑賞しはじめてまず思ったのが「イルマーレ」のパクリじゃんって(^^;)
あちらに劣化複製される事はあっても、こちらが複製というのは・・・なんかちょっと複雑でした・・・
ただ、鑑賞後、ちょっと調べてみたら、本作の原作である乙一氏の「きみにしか聞こえない Calling You」は2000年4月に出版されているらしく、「イルマーレ」の公開が2000年9月だったので、パクりではなかったみたいですね(´▽`) ホッ
まぁ、そういうひっかかりもあって、そこまで感情移入できなかったのが正直な感想なんですが、ただ、話の流れ自体は嫌いじゃないんですよね。時間軸が微妙に関係しながら、ラストのシーンを2度見せる所なんて、個人的に大好物な演出ですしwww
ただ、展開はばりばり予想通りですし、片瀬那奈なんて、出演した段階でどういう人物なのかすぐに解りましたし、もう少しひねりというか、サプライズが欲しかったなぁ~なんてwww
それにしても、こういう映画は嫌いじゃないのですが、どうも、「世界の中心で、愛をさけぶ」が大ヒットして以来、このジャンルの映画ばかりが目立つというか・・・
「いま、会いにゆきます」「ただ、君を愛してる」、「そのときは彼によろしく」と・・・そろそろもういいんじゃないかな?って思ったりします。
しかも、この手の映画って、必ず、どちらかが重い病を抱えていたり、障害をもっていたり・・・そして決まって最後には亡くなってしまうって・・・うーん、この設定に頼り過ぎている気がするのは私だけでしょうか?
正直、病気も障害も死もなく、純粋に恋愛映画として勝負する邦画を期待します(;´▽`A``
さて、本作のキャストについては、小出恵介はまぁ可も無く不可も無くというか、悪くはなかったですが、飛びぬけて良くもなかったと思います。
ただ、主人公である成海璃子。彼女の演技はダメですねぇ~(;´▽`A``
上手い下手以前に、演技が出来ているのかな?と。頭で考えて演じようとしてるんでしょうかね?ラストの叫ぶシーンなんて、観ていてかなり痛かったです(^^;)
小出恵介の演技は前述の通り、普通だったのですが、成海璃子の演技がひどかったので、上手く感じてしまいました。
後は、国語の教師を高田延彦が演じていたのにはちょっと笑いましたw

『内容』
ある出来事をきっかけに、友達との接し方がわからず内向的になってしまったリョウ(成海璃子)。
友達のいない彼女は携帯をもっていなかったのだが、ある日、公園で玩具の携帯電話を拾ってしまう。鳴るはずのない玩具から着信音が・・・恐る恐る出てみると、シンヤ(小出恵介)という見知らぬ青年からの電話だった・・・

『配役』
相原リョウ/成海璃子
野崎シンヤ/小出恵介
原田リョウ/片瀬那奈
相原伸子/古手川祐子
相原哲司/中野英雄
相原ミキ/坂田梨香子
山口先生/高田延彦
保健の先生/羽田実加
リサイクルショップ従業員・吉田/石川伸一郎
戸田/岩城滉一
野崎サチ/八千草薫

『監督』  荻島達也


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2008.03.10 | 邦画 | COMMENT(0)
【邦画】天然コケッコー
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『評価』
B
(演技3/演出2/脚本2/撮影2/音響2/音楽3/美術3/衣装2/配役3/魅力2/テンポ2/合計26)

『評論』
「くらもちふさこ」の少女漫画の映画化ということで、なんとなく観たいなぁ~と思っていた作品だったのですが、先日ようやくレンタルし鑑賞しました。
ちなみに、「くらもちふさこ」という少女漫画家の名前は聞いた事があったのですが、実際に本作は読んだ事がありませんでした。
多分彼女の作品自体読んだ事はないと思います。
そういう訳で、今回レビューを書くに当たって、wikiでくらもちふさこを調べてましたw
すると、「別マで紡木たくと双璧をなし、多田かおる・いくえみ綾などに影響を与えている。(wiki)」と紹介されていました。というかそんなに凄い人だったんですね(;´▽`A``
機会があれば是非、今度彼女の作品を読んでみようかなと思いますw
さてさて、上記にもあるように、原作は未読なので純粋な映画としての本作について書きたいと思います。
本作の大まかな内容は、田舎の小さな村に暮らす中学生の主人公そよと、東京から転校してきた、ちょっとイケメンな同級生との恋愛を軸に、高校入学までの期間の彼女の成長を描いたストーリーといった感じです。
本作について、正直レビューを書くのは難しいんですよね(;´▽`A``
何というか、独特なほのぼのとした空気の漂う映画でしたw
ただ、それだけというか・・・決して面白くない訳ではないんですよ。観ていてそれなりに面白かったとは思います。ただ、山や谷がないというか・・・
夏帆演じるそよと岡田将生演じる大沢広海の淡い恋を軸に、いろいろなエピソードを盛り込みながら、主人公そよの心の成長を描いていたのですが、特筆する点が特にはないんですよね。
成長自体も少女から大人の女性になるっていうような、大きな成長でもなく、思春期に大人になる為にのぼる階段のワンステップを丁寧に描いたという感じなんですよ。
まぁ、逆に言えば、より現実的なのでしょうが、やはり映画としてまとめるには、物足りなかったかな?というのが個人的な感想です。
原作を読んでいないのですが、恐らく原作にはもっと多くのエピソードがあり、それらを消化することで、彼らにより共感でき、もっと違った見方が出来たのかもしれないとは思いました。
それだけに、映画という限られた時間の中では、なかなか本作の本当の魅力を現しきれなかったのかな?という感じですかね。
ただ、田舎とそこに暮らす子供たち、人々をほのぼの描いてる様は観ていてほっとしましたし、肩に力を入れることなく楽に観れるという点においてはお奨めな作品なのかもしれません。
キャストについて、主人公そよを演じた夏帆も自然体な感じで良かったと思いますし、大沢広海を演じた岡田将生も、東京からやってきた今時の子供という感じでぴったりだったと思います。
また脇を固めていた佐藤浩市、夏川結衣も良い味をだしていました。
個人的には、子供達よりも、二人が演じた右田夫妻と大内まりが演じた大沢の母の三角関係のドラマの方が観たかったなぁ~なんてwww
子供が中心であくまでも大人は脇役なのですが、大人のドラマをもっと掘り下げて欲しかったなぁ~って思ってしまいました。
なんかせっかく起用している豪華俳優陣がもったいない気がしましたし(;´▽`A``
その他の子供達の演技についても田舎の子供達って感じで良かったと思います。

『内容』
小、中学校あわせて6人しかいない田舎の学校に通う右田そよ(夏帆)。
そんなある日、東京からイケメン転校生、大沢広海(岡田将生)がやってきた・・・

『配役』
右田そよ/夏帆
大沢広海/岡田将生
右田以東子(母)/夏川結衣
右田一将(父)/佐藤浩市
田浦伊吹/柳英里沙
山辺篤子/藤村聖子
右田浩太郎/森下翔梧
田浦カツ代/本間るい
田浦早知子/宮澤砂耶
シゲちゃん/廣末哲万
篤子の父/斉藤暁
松田先生/黒田大輔
美都子(大沢の母)/大内まり

『監督』  山下敦弘


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2008.03.07 | 邦画 | COMMENT(0)
【邦画】キサラギ
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『評価』
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(演技4/演出5/脚本4/撮影4/音響3/音楽4/美術3/衣装3/配役5/魅力5/テンポ4/合計44)

『評論』
今をときめく個性的な5人の俳優。それに加えて、興味をそそる内容。そして密室劇。これらの要素から、DVD化されるのを指折り数えて待ってた作品です。
実際に鑑賞してみて、予想をはるかに超えた出来に大満足でしたw
結局、何度鑑賞したでしょうか?まるっと最初から最後まで通して鑑賞したのは3,4度くらいですが、部分的にはその倍以上はw
特にエンディングロールの如月ミキちゃんの歌をバックに5人のキャストが踊るシーンは数え切れないくらい観てると思います(;´▽`A``
なんか、楽しんで撮影している雰囲気っていうのが伝わってくるというか、出来れば彼らの仲間になりたいなぁ~なんてwww
さてさて、本作の内容ですが、1年前に自殺したアイドル、如月ミキの追悼会ということで、ネットを介して知り合った5人のコアなファンが集まるというところから始まります。
この会を主催するのは家元という小栗旬演じる、熱狂的な彼女のファン。
そして、この小栗旬演じる家元が、本作のナビゲーターとして、如月ミキ自殺の謎を解明していくというストーリーです。
5人の役割分担としては、小栗旬がナビゲーター、ユースケ・サンタマリアが問題提起人、小出恵介が盛り上げ役、香川照之が常用参考人、塚地武雅がキーマンといった感じでしょうかね?
前述にもあるように密室劇なので、その場で話が完結するように、必要な情報は全て登場人物達が保有しているのですが、伏線の張り方や話の展開など、なかなかよく練られていた作品だったので、そんなに違和感もなく楽しく鑑賞することが出来ました。
若干、強引な箇所もありましたが、許容範囲内ではないかとw
キャストについてですが、個性豊かな5人の俳優が、自分の色をだしつつオーバーにコミカルに、そしてシリアスに演じわけているのは圧巻だったと思います。
それぞれが対等にバランス良く演じれてたのではないでしょうか?
個人的にはお奨めの一本ですし、ネットの批評を見ても評判が良いので、観ても損はない一本ではないでしょうか?

『内容』
1年前に自殺したアイドル、如月ミキ。彼女の熱狂的なファンであった家元(小栗旬)は、追悼会を催す事に・・・
そして、その追悼会には、彼女の熱狂的なファン5人が集まった。
そんな中、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)は如月ミキ他殺説を持ち出す・・・

『配役』
家元/小栗旬
いちご娘/香川照之
オダ・ユージ/ユースケ・サンタマリア
スネーク/小出恵介
安男/塚地武雅
宍戸錠

『監督』  佐藤祐市


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2008.03.05 | 邦画 | COMMENT(0)
【邦画】包帯クラブ
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『評価』
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(演技4/演出4/脚本4/撮影4/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役4/魅力4/テンポ4/合計40)

『評論』
本作について、公開当時から話題になってましたよね。公開前、そのタイトルから、ホラー系かそれに近しいサスペンス系みたいなイメージがあったのですが、天童荒太による小説作品である事と、あらすじを知って、イメージしていたものとは全く別物のストーリである事から、興味を引かれていた作品でした。
また、物語の主軸である、包帯を直接的に傷に巻くのではなく、傷ついた場所やそれに属する場所に巻く事での癒しという内容にも興味を覚え、例の如くレンタル開始直後にレンタルし鑑賞しました。
正直、日本映画って個人的には当たり外れが激しい為、期待半分警戒半分という感じで鑑賞したのですが、予想をはるかに超えて面白かったです。
全体的な構成もテンポも良いと思いましたし、何より原作がしっかりしていたからか、物語を通して筋が通っていたというか。飽きる事なく鑑賞する事ができました。
内容も、前述にもあるように包帯を場所に巻くというストーリを主軸に、若いティーンズが抱える友達関係の問題や、少年犯罪、性犯罪、ネット問題、自殺問題などを少なからず盛り込んでいて、構えることなく自然に感じられるというのも良かったと思います。
特に印象に残ったのが劇中でディノを演じる柳楽優弥が、自殺を考えたワラを演じた石原さとみに、「人間はまっすぐ歩いてると、なんとなくまっすぐ歩いてるのが嫌になって、ちょっと曲がってみようと考える。それと同じように人は死を選ぶ。」という内容の発言をしたシーンです。
その言葉を聞いた時に、芥川龍之介が自殺した理由を「将来に対するただぼんやりとした不安」としていたのを思い出しました。
また、それと同時に若い折、そういう感情で自殺というものについても考えた事もない訳ではないというか・・・
思春期って今の自分の状態だったり、将来だったり、各問題について、投げやりになるというか、表現しにくいのですが、なんとなく不安になるというか・・・情緒が不安定になる時ってありますよね。
成人し、結婚し子供をもって落ち着いている今だからこそ、ある種客観的に見る事ができるのですが、若い時は若い時で真剣な訳で・・・
そういう若さゆえの不安定さだったり、脆さを思い出しました。。。
また、人間が本来持っている思いやりや他人を気遣う心、人との結びつきなども感じる事ができました。
結局、人が人を思いやるのも優しくなれるのも、その人の辛さや苦しさを味わった事があるからな訳で、登場人物全てが心に傷を持つからこそ、彼らが他人の傷について真剣に向き合えていたという描写も良かったと思います。
さてさて、キャストですが、主人公であるワラを演じたのは石原さとみ、ディノを演じたのは柳楽優弥です。
石原さとみについては、巷では演技力が評価されているようですが、個人的にはどの役をみても同じような感じで、あまり好きではないというか・・・早口&うるさい演技が好きじゃないんですよね(;´▽`A``
でも、本作の役については、不安定さをうまく表現できていたと思います。
また、柳楽君については、「シュガー&スパイス 風味絶佳」よりインパクトがあったというか、あの役もあの役で良かったとは思いますが、本作の方が、演じやすかったのか生き生きしていたような気もしました。個人的な感想ですが(;´▽`A``
その他、ギモを演じた田中圭、タンシオを演じた貫地谷しほり、テンポを演じた関めぐみ、リスキを演じた佐藤千亜妃も非常にバランスがとれていて良かったと思います。というか、けっこう豪華なキャストですよねw
意外とすんなり入っていける映画ですし、テンポも良い映画ですので、機会があれば是非♪

『内容』
90年代のロサンゼルス。一人の新米女性教師が、劣悪な環境下で生活する生徒たちに対して、交換日記をつけることにより、立ち直らせたという実話を元に映画化された作品。

『配役』
ディノ/柳楽優弥
ワラ/石原さとみ
ギモ/田中圭
タンシオ/貫地谷しほり
テンポ/関めぐみ
先生/塩見三省
ワラの母/原田美枝子
テンポの母/風吹ジュン
岡本麗
国広富之

『監督』  堤幸彦


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2008.03.04 | 邦画 | COMMENT(0)
【邦画】ゲド戦記
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(演技3/演出2/脚本2/撮影3/音響3/音楽3/美術3/衣装3/配役3/魅力2/テンポ3/合計30)

『評論』
久しぶりの更新です(;´▽`A``
大変ご無沙汰しておりました(;^_^A アセアセ・・・
いろいろと仕事やプライベートが忙しく、なかなか更新できなかったのですが、一応、その間も1日1本弱くらいのペースで映画鑑賞はしてました。
その為、レビューのストックはかなりあるのですが、書けるかどうか・・・w
ちなみに復帰1回目のレビューが本作なのですが、この事については特に深い理由はありません(;^_^A アセアセ・・・
さてさて、本作ですが、本作はスタジオジブリがル=グウィン原作の「ゲド戦記」をアニメ映画化した作品です。宮崎駿監督ではなく息子の宮崎吾朗氏が初めて監督した作品としても話題になったので、知らない方はいないですよねw
本来なら、もっと早く鑑賞しようと思っていたのですが、公開直後からの酷評などで、なかなかモチベーションが上がらず、正直先延ばしになってたんですよねw
テレビ放映を待つかなぁ?なんて考えてもいたのですが、例の如く、行きつけのレンタルショップ店でのセールで、レンタルして鑑賞しました。
酷評の為、鑑賞前からほとんど期待はしてなかったせいか、鑑賞してみて、個人的にはそれなりに楽しむこともできましたし、世間で叩かれてるほど酷い出来ではないような気がしました。
まぁ、ジブリ作品ということで、ハードルがあがってる為、仕方がないとは思いますが、テンポも各キャラクタもストーリーもそこそこ良かったと思いますし、個々の声を担当した俳優方もまぁ許せる範囲ではなかったでしょうか?
ただ、本作のテーマである命や生についての定義をしつこいくらいに説明していた点や、各キャラクタのバック-ボーンなり、背景なりが弱かった点など物足りない部分も多かったとは思います。
またそれもあってか、途中のテルーの歌に感動するアレンの心情が描けてなかったのは残念だったと思います。
あのシーンって本作ではかなり重要なシーンなだけに、非常に勿体無かったと・・・
まぁ、その他にもいろいろと気になる点等はありましたが、世間で酷評されてる程、酷くないのでは?というのが正直な感想で、個人的にはそれなりに楽しく鑑賞できたので良かったと思います。
ってどんなシメやねん・・・w

『内容』
世界の均衡の揺らぎを危惧し、旅を続ける大賢人ゲド|ハイタカ(菅原文太)は、心に闇をもつ少年アレン(岡田准一)と出会い、共に旅をするようになる。そしてテナー(風吹ジュン)という女性の家に身をよせるのだが、そこにはテルー(手嶌葵)とういう少女も住んでいるのだが・・・

『配役』
アレン/岡田准一
テルー/手嶌葵
クモ/田中裕子
ウサギ/香川照之
テナー/風吹ジュン
ハジア売り/内藤剛志
女主人/倍賞美津子
王妃/夏川結衣
国王/小林薫
ハイタカ(ゲド)/菅原文太

『監督』  宮崎吾朗

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2007.12.13 | 邦画 | COMMENT(1)
【邦画】子ぎつねヘレン
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『評価』
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(演技2/演出1/脚本2/撮影2/音響3/音楽2/美術3/衣装2/配役2/魅力1/テンポ2/合計22)

『評論』
こう見えても実は、動物が好きなもので動物映画って結構観ているんですよ。「子猫物語」「南極物語」「ハチ公物語」「パンダ物語」・・・etc
ただ、そういう映画ってどうしても鑑賞すると感動して泣いてしまう事が多いので、最近はなるべく観ないようにしてるんですよね。
そんな訳で、本作についても若干気にはなっていたものの、ずっとスルーしていました。
ところが先日TV放映があり、丁度時間が空いていたので何気に鑑賞する事に。
ネットなどのレビューを見ると賛否両論あるようですが、個人的にはあまり面白くありませんでした。
映画ってそもそも儲けてナンボの世界なんでしょうが、何と言うかここまで露骨に狙った作品というか、観客に媚びた姿勢というかがどうしても気になり、手放しで感動する事ができなかったというのが正直な感想です。
動物もの、障害もの、子供起用、邦画のエース出演、人気グループのテーマソング・・・ここまでされると、ちょっとキツいですよね(^^;)
映画の途中途中に出てきたショボいCGでさえも、観客に媚びているように感じたのは私だけでしょうか?
また、本作で一番肝心な少年とキツネとの絆がイマイチというか、消化不良だったように感じました。もっと丁寧に描いてくれないと感動も出来ないのではないかと・・・
あと気になったのが、松雪泰子演じたお母さんの生き方ですね。「私が幸せなら子供も幸せだ」というとんでもないジャイアニズムの元に、一人幼い子供を残して海外へ出張している。あれってアリなんでしょうか?
何か、いろいろ映画以外の事に頭がいってしまい、単純にストーリーを楽しむ事が出来なかった。これがこの映画をイマイチ評価できなかった一番の要因かも。
配役については、主演の少年をTVドラマ等で活躍する深澤嵐くんを起用しています。
彼の演技については可も無く不可も無くという感じなのですが、どこにでもいそうな普通の少年という事を考えると、この配役はあっていたのかも。
獣医である矢島幸次を演じた大沢たかおは、ヒットする邦画といえば、大抵この人が出ている気がするのですが、本作の役についてはイマイチだったと思います。
何というか、大げさな演技や役作りの仕方がどうもズレていたような・・・
もっと別の人が演じた方が、自然な感じになったのではないでしょうか?
ちなみに、本作の監督は「椿山課長の七日間」、TVドラマ古畑任三郎のスペシャルを手掛けたの河野圭太氏。正直「椿山課長の七日間」といい、古畑スペシャルといい、面白かったので今回の作品については残念でした。
次回に期待したいと思います・・・

『内容』
カメラマンとして活躍する母から北海道の診療所に預けられた太一(深澤嵐)は、目と耳が不自由な子ぎつねを偶然拾った。
孤独なそのきつねを放っておけず、ヘレン・ケラーに準えてヘレンと名づけ世話をするのだが・・・

『配役』
大河原太一/深澤嵐
矢島幸次/大沢たかお
大河原律子/松雪泰子
矢島美鈴/小林涼子
警官/阿部サダヲ
老婆/吉田日出子
上原教授/藤村俊二
山口先生/田波涼子

『監督』  河野圭太

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2007.08.27 | 邦画 | COMMENT(0)
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